面接したバイト先から電話が来ても、気乗りしない場合がありますよね。
無視するのは駄目かな?
直接断るのは勇気がいるため、無視したくなる気持ちわかります。
たとえマナー違反になっても、これ以上対応したくないですよね。
しかし、バイトの採用電話を無視するのはいけません。
採用電話を無視すると、あなたにとって不利な状況になります。
そこで今回は「バイトの採用電話を無視したらどうなるか?」をご紹介します。
採用電話を無視するか悩んでいる人は、冷静に判断しましょう。
採用電話に出ないと何度もかかってくる
バイトの採用電話を無視しても、何度も電話がかかってきます。
内定者が電話に出ないからといって、諦めたりしません。
採用電話がかかってくることがわかっても、電話に出られないケースがあります。
学生なら授業中は出られないし、子育て中の方なら電話に出るタイミングを逃しやすいです。
携帯電話だと不在着信が残りますが、必ず確認するとは限りません。
たとえあなたから電話をかけ直さなくても、相手に採用の意思があればもう一度かかってきます。
電話を無視しても再度かかってくるだけなので、根本的な解決にはならないでしょう。
何度も電話に出ないと不採用になる
一度電話に出ないぐらいで不採用にはなりませんが、何度も出ない場合は別です。
担当者から何度も電話が来ているのに無視していると、不採用になる可能性が高くなります。
採用担当者も暇ではないため、不躾な対応をされた時点で採用する気をなくします。
事故や病気はのぞき、電話に出ないのは「電話に出たくないからだ」と思うからです。
そのため、何度も電話を無視していると、採用を諦めてくれるでしょう。
採用担当者が親に電話する場合もある
面接で親(保護者)の同意書を提出していたり、履歴書の「緊急連絡先」に親の連絡先を書いていた場合、注意が必要です。
通常は本人に直接電話をして確認しますが、高校生や18歳未満であれば、親に電話をする可能性があります。
本人に何度か電話をしてもつながらなかった場合、「何かあったのではないか?」と心配になり、親に電話する可能性もゼロではありません。
バイト先からの連絡であなたが無視していると伝われば、親に恥をかかせてしまいます。
親に謝らせることになるため、後からこっぴどく叱られるでしょう。
採用電話を無視し続けるリスク
通常なら不採用になっておしまいですが、まれにもっと嫌な事態に発展する可能性があります。
バイトの採用電話を無視し続けるとどうなるのでしょうか?考えられる最悪の結末をご紹介します。
家に来る
バイト先が自宅の近所にある場合、採用担当者が家に来る場合があります。
近所だと手間がかからないし、直接様子を見に行けるからです。
家に来られたら家族に事情を知られるし、かなり気まずい思いをします。
その場で断っても後味が悪くなり、しばらく近所を歩きにくくなるかもしれません。
家に来る可能性は低いものの、近所のバイト先は無視しないようにしましょう。
履歴書が返ってこない
多くのバイト先では個人情報保護の観点から、不採用だと履歴書を返却します。
しかし、採用電話を無視していると、履歴書が返ってこない場合があります。
バイト先が悪用することはありませんが、不義理をした相手に個人情報を掴まれているのは気持ち悪いですよね。
履歴書を返してもらうためにも、きちんと断った方が良いでしょう。
ブラックリストに載る
バイト先がチェーン店や複数店舗を抱えていると大変です。
採用電話を無視し続けることで、その店のブラックリストに載る可能性があります。
「就活で応募した会社が、実は無視した店の親会社だった」場合、就活にひびくかもしれません。
どこで繋がっているかわからないため、不義理はしないようにしましょう。
SNSで文句を言われる
採用担当者がSNSを活用している場合、SNS上であなたの文句を言われる可能性があります。
内定者に失礼な態度を取られたら腹が立つし、愚痴りたくもなるからです。
よほどの事がない限り名指しで批判されることはありませんが、自分だとわかるような批判をネットでされるのは辛いですよね。
人間ができた採用担当者ばかりではないため、ネットで晒されるリスクは考慮しておきましょう。
交通費の返還を求められる
採用電話を無視していると、交通費を返してくれと言われる場合があります。
採用するつもりで交通費を出す企業が多く、マナー違反の人に出したくないからです。
もちろん、交通費の支給はバイト先が決めたことであり、基本的には返す必要はありません。
しかし、お金が絡むと返さなければいけないように感じるし、「訴えられないか?」と心配になります。
バイト先から交通費をもらったのであれば、採用電話を無視しない方が良いでしょう。
採用電話を無視せずに断った方が楽
バイトの採用電話を無視するよりも、断った方が楽です。
直接断ればかかってこなくなるし、罪悪感を持たなくて済みます。
せっかく採用してもらったのに断るのは気が引けますが、どこで働くかはあなたの自由です。
面接を受けたからといって、必ず応募先で働かなければいけない決まりはありません。
採用電話を断ると怒られたり、文句を言われる可能性はありますが、無視するよりマシです。
電話だと相手の顔は見えないし、たった数秒我慢すれば怒りは収まります。
相手の批判を受け入れて謝罪し続ければ、何事もなく終わるでしょう。
まとめ
バイトの採用電話を無視すると、最悪な結末を迎える場合があります。
面倒事に巻き込まれないためにも、採用電話は無視しない方が良いでしょう。
きちんと断ります
バイトの採用電話を無視しても、何回かは電話がかかってきます。
何度も採用電話を無視すると「働く気がない」と認識し、諦めるのが一般的です。
しかし、採用担当者が家に来たり、親に電話される可能性もゼロではありません。
自らトラブルを招かないためにも、採用電話を無視せずに断った方が良いでしょう。
きちんと断るというのも社会人にとって必要なマナーです。
応募先で働けないと思うのであれば、勇気を出して断るようにしましょう。