バイト探しをする時は、できるだけ受かりやすいバイトに応募したいですよね。
何度もバイト探しをするのは嫌だ
どんなバイトも必ず受かるとは限らないため、タイミングが悪ければ何度も落とされるかもしれません。
面接までして落とされるのはショックだし、お金も稼げないしで辛いですよね。
実は、バイト探しを工夫するだけで、受かりやすいバイトを見つけることができます。
特別な知識や経験がなくても受かりやすいバイトに応募するだけで、誰でも採用率を上げることができます。
そこで今回は「受かりやすいバイトの特徴と探し方」をご紹介します。
なかなかバイトに受からないという人や、受かりやすいバイトを探して応募しましょう。
求人サイトで新着求人を狙う
バイト探しで求人サイトを利用する時は、「新着求人」を狙ってください。
新しく登録された求人サイトは、そうでないものと比べて受かりやすくなります。
企業が新しく求人するということは、直前に人手が足りなくなった(もしくはこれから足りなくなる)証拠です。
すぐ人材が欲しいから募集を開始したわけで、早ければ早いほど受かる可能性は高くなります。
また、求人情報を掲載したばかりの頃は、採用担当者の意識もそちらに向いています。
そのため、応募を無視されたり、待たされるということもなく、すぐ面接してくれます。
結果が出るまでの期間も短く、採用されれば即働ける可能性が高いです。
バイトだと書類審査もない場合もあるため、新着求人を見てすぐ応募すると有利になるでしょう。
バイト募集の張り紙をしている店を狙う
入り口付近に「アルバイト募集」の張り紙を貼っているお店は受かりやすいです。
求人にお金をかけていない=求人サイトなどを利用していないと考えられるため、競争率は低くなります。
あなたが近所に住んでおり、お店の客層に合う人材であれば、すぐに採用してくれるでしょう。
※ラーメン店や居酒屋なら学生、洋服店や小料理屋なら主婦、パン屋やペットショップならフリーターなど、求められる傾向は異なります。
ただし、古びたバイト募集の張り紙には注意が必要です。
単純に「剥がすのを忘れていた」というケースが多く、応募しても断られる可能性があります。
そのため、張り紙を見て応募する際は、紙の状態も意識するようにしてください。
人手不足になりやすい時期に応募する
職種・業種によっても異なりますが、人手不足になる時期はバイトに受かりやすくなります。
3月は進学や卒業、就職や転職でバイトを辞める人が多くなり、3月下旬~4月は求人が増えます。
また、夏休み明けの9月や年明けの1月にも増える傾向があります。長期休暇でバイトをしていた人が抜けるため、人手不足になるからです。
短期・単発のバイトであれば、忙しくなる年末年始に人員を増やすために、11月~12月に求人する場合もあります。
もし、求人サイトを利用している時に「この職種・業種の求人が増えてきたな」と感じたら、そのバイトは受かりやすくなっている状態だと判断して良いでしょう。
大量募集のバイトは受かりやすい
募集人数が1人のところに10人が応募しても、受かる可能性は10%です。
あなたを選ぶ特別な事情がない限り、採用される可能性は低くなるでしょう。
しかし、大量募集しているバイトだと採用率を上げることができます。
例えば、募集人数が30人のところに100人応募がある場合、受かる可能性は33%になります。
実際には応募があふれるケースは少ないため、ほぼ受かると考えて間違いありません。
中小企業だと全員の審査をする余裕がないため、多少失敗しても大丈夫です。
大量募集なら個人の能力や経験も問われないため、受かりやすくなるでしょう。
新しくオープンするお店に応募する
新しくオープンするお店が募集している求人(通称:オープニングスタッフの募集)は、他の求人に比べて受かりやすいです。
働いてくれる人がいないとお店をオープンすることができないため、質より量で求人する傾向があるからです。
また、初めて開業する個人経営店だと、人材に関するノウハウを持っていません。
どんな人が良くて、どんな人が悪いか判断がつかず、審査は緩めです。
そのため、よほど第一印象が悪くない限り、誰でも採用してくれます。
シフトが決まってないので希望が通りやすく、人間関係もイチから構築しやすいです。
人見知りでコミュニケーションが苦手な人でも、臆することなく働けるでしょう。
老若男女が働いているバイト先を選ぶ
年齢や性別を限定して求人するのは法律で禁止されていますが、採用では意識されます。
10代の学生が多い職場で30代のフリーターが応募しても受かりづらいし、女性が多い職場で男性が応募しても不採用になるでしょう。
しかし、老若男女が働いているバイト先であれば、年齢や性別を重視される可能性は低くなります。
全く重視されないわけではありませんが、少なくとも年齢や性別が原因で落とされることはありません。
応募者のやる気とシフトの条件が合えば、何歳でも性別に関わらず採用してくれるでしょう。
マイナーなバイトは受かりやすい
知名度が低い、マイナーなバイトは応募者が集まらないため、競争率が低いです。
応募者を厳選していると人手不足になるため、必然的に受かる可能性が高くなります。
例えば、工芸品の販売や多国籍料理店の店員、農業・漁業の住み込みバイトなど、知名度が低く、どんな仕事をするかわからないバイトは意外とあります。
マイナーなバイトは探すのも大変ですが、求人サイトやSNSで募集している場合もあります。
人が集まりにくい故に時給や待遇が良い場合もあるため、気になるバイトを見かけたら応募するようにしてください。
友達が働いているバイト先は受かりやすい
飲食店や人手不足の店は、従業員に「誰か良い人いない?」と聞くことがあります。
そのタイミングで友達からバイト先を紹介してもらえれば、誰でも受かりやすくなります。
友達がバイト先で信頼されていれば、面接の審査もゆるくなるし、面接すらない場合もあります。
友達から仕事内容やシフトを聞くことができるし、どんな人間関係かわかるので、バイトの不安も軽減できるでしょう。
バイト探しの煩わしさを無くしたいという人は、バイトを頑張っている友達に相談して、バイト先を紹介してもらうのもありです。
面接がないバイトはほぼ受かる
世の中には面接がないバイトもあります。
面接がないからといって、うさんくさい・怪しいバイトとは限りません。
面接がないのは、面接をする必要がないぐらい条件が明確だからです。
例えば、工場の製造補助や倉庫内でのピッキング、イベントスタッフやシール貼りなど、軽作業で特別なスキルが必要ない仕事は、面接がない場合が多いです。
たくさんの人材が必要になるため、応募があったら即採用になる場合も珍しくありません。
また、単発・短期の求人アプリを使えば、面接なしのバイトを簡単に探すことができます。
募集されている条件に一致すれば誰でも働くことができるため、合否を気にせずに応募できるでしょう。
何度も募集しているバイト先は要注意
バイト探しをしている中で「ここはいつも募集している」と感じる求人を見ることはないでしょうか?
何度も募集しているバイト先は常に人手不足であるため、応募しても受かる可能性が高いです。
反面、いつも募集しているのはすぐ人が辞める(離職率が高い)からです。
「時給が低い」「仕事内容がきつい」「パワハラ体質」など、人が辞める理由があります。
いくらバイトに受かっても、ブラックバイトだと本末転倒です。過酷な労働を強いられ、すぐ辞めたくなってしまうでしょう。
受かりやすそうだからと安易に考えず、しっかり内容を見極めてから応募するようにしてください。
職種別・受かりやすいバイト10選
これまで説明した条件を元に、受かりやすいバイトをご紹介します。
ファミレス
ファミレスは学生が多いため、シフトの自由が利きやすいです。
教育制度があって未経験でも働けるため、初めてバイトをする人でも採用してくれます。
また、働く人数も多く、その分辞める人も多いため、常にバイトを募集しています。
特に3月は学生が卒業して人手不足になりやすいため、3月・4月に応募すると受かりやすくなるでしょう。
ファストフード
ファストフード店(マクドナルドやモスバーガーなど)も、シフトの自由が利きやすいです。
ファミレスと同様に未経験でも働きやすく、学生から主婦、シニアまで幅広い世代の人が働いています。
飲食店なので見た目の清潔感は必要ですが、不快感を与えない身だしなみをしていれば問題ありません。
面接官の質問には丁寧に答え、普通に受け答えできれば問題なく採用されるでしょう。
コンビニ
コンビニは店舗数が多く、慢性的に人手不足です。
常に求人を出しており、店頭に「アルバイト募集」の張り紙を出しているところも珍しくありません。
コンビニでは幅広い世代が働いており、学生でもフリーターでも社会人でもシフトさえ合えば採用してくれます。
都会であればコンビニの数も多いため、バイト探しもしやすくなるでしょう。
コールセンター
コールセンターは大量募集する会社が多いです。
100人以上募集しているケースも少なくないため、応募すれば受かる可能性は高くなります。
主に20~50代の女性(主婦)を採用する傾向にありますが、高校生でも採用してくれる会社もあります。
たとえ会話が苦手でもトークマニュアルがあるため、問題なく話せるようになるでしょう。
イベントスタッフ
イベントの設営をしたり、キャンペーン商品の売り子をするなど、イベントスタッフは短期・単発の仕事が多いです。
仕事内容は単純作業が多いため、特別なスキルや能力を必要とされません。
面接で確認するポイントが少ないため、面接自体がない場合もあります。
併せて大量募集している場合も多いため、誰でも受かりやすいです。
工場の製造補助
主に弁当やパンなど食品を扱う工場で、製造補助をするバイトは受かりやすいです。
学歴や経歴を問われることはなく、単純作業であるため、やる気さえあれば問題ありません。
学生からシニアまで幅広い年代の人が働いており、短期・単発・長期とさまざまな働き方もできます。
人の入れ替わりが激しいため、応募すれば即働かせてくれるでしょう。
倉庫内の軽作業
倉庫内の軽作業も学歴を問われることはなく、特別なスキルを必要としません。
老若男女問わず、誰でも積極的に採用してくれます。
大量募集している会社が多く、朝から夜まで稼働しているため、シフトを選択しやすいです。
接客が苦手だけど、同じ作業をするのは退屈でつまらないという人は、倉庫内の軽作業をすると良いでしょう。
清掃員
ホテルや商業施設で掃除をする、清掃員のバイトも受かりやすいです。
清掃の仕事は汚れるというイメージがあるため、競争率は低いからです。
中高年やシニアでも採用されやすく、年齢が理由で落とされるケースはめったにありません。
キレイ好きの人や、コツコツ作業をするのが好きな人は歓迎されるでしょう。
郵便局の仕分け
年末に募集している年賀状の仕分けバイトは受かりやすいです。
基本的にはハガキや手紙を仕分けするだけなので、誰でも作業することができます。
学生や若者は受かりやすく、勤務できる日が多い人ほど受かりやすくなります。
ただし、単純作業でも真面目さが求められるため、面接時の態度には気をつけてください。
治験
治験のバイトは健康であれば誰でも受かりやすいです。
大量募集していることも多く、応募して簡単な問診を受け、検査の結果に問題がなければ治験に参加することができます。
仕事中でもベッドで本を読んだりゲームをしながら過ごすことができるため、楽です。
健康のリスクはありますが、高収入で社会貢献できている実感を得られるでしょう。
受かりづらいバイトを避ける
受かりやすいバイトを探すのと同様に、受かりづらいバイトを避ける必要があります。
例えば、時給が良くて高待遇のバイト先は、応募者が殺到します。
競争率が激しくなるため、運が良くないと受からないでしょう。
ディズニーランドや高級ブランド店のように、誰もが憧れるバイト先も同様のことが言えます。
また、システムエンジニアや英会話講師など、資格やスキルが必要なバイト先も受かりづらいです。
能力や経験年数で判断されることが多いため、経験が浅い人は不利になります。
求人情報ではよく「チームワークを重視」という文言が書かれていますが、チームワークをアピールしているバイト先も要注意です。
面接での見た目や受け答えを厳しく審査され、雰囲気に合わないと判断されれば落とされる可能性があるからです。
受かりやすいバイトを探す時は、どんなバイトなら受かりづらいか?競争率が激しいかを考えるようにしてください。
受かりづらいバイトを避け、受かりやすいバイトだけ応募すれば、合否に悩まなくて良くなるでしょう。
バイトに受からなくても諦めない
受かりやすいバイトに応募しても、絶対に受かるわけではありません。
バイトの合否はさまざまな思惑が絡むため、あなたに問題がなくても落とされる場合があります。
バイトに受からないと落ち込むし、バイトをするのが嫌になりますよね。
しかし、バイトに受からなくても諦めてはいけません。
今回たまたま受からなかっただけで、次は受かる可能性があります。
むしろ、「落ちて良かった。もっといいバイト先がある」と前向きに考えるようにしてください。
ポジティブな人はチャンスを掴みやすくなるため、気にしないようにすることが大切です。
何が悪かったのか見つめ直し、真摯にバイト探しを行えば、きっと採用してもらえるでしょう。
まとめ
バイト探しでは履歴書の書き方や面接の受け方が大事だとされていますが、受かりづらいバイトに応募してしまうと、どんなに努力しても受かるのは難しいです。
受かりづらいバイトでもチャレンジするのは大切ですが、何度も落とされるとモチベーションは下がります。
もし、初めてバイトをするのであれば、できるだけ最初は受かりやすいバイトを選ぶようにしてください。
何度もバイト探しをしないようにしたいよね
ファミレスやファストフード店は幅広い年齢が働いており、いつでも募集しているので受かりやすいです。
工場やイベントスタッフなど、能力やスキルが求められないバイトであれば、未経験の人でも働けるでしょう。
求人アプリを使って面接がないバイトを探したり、友達に紹介してもらえば、更に受かりやすくなります。
受かりやすいバイトは色々と存在するため、求人サイトを見ながらどんなバイトなら受かりやすい・受かりづらいというのを仕分けしてみるのも良いでしょう。