夜勤のバイトに興味があるものの、女性だと危ない目に遭うのではないか?と心配になりますよね。
女性で夜勤は危ないよね
女性が深夜に働くことで、犯罪に巻き込まれないか不安になる気持ちわかります。
バイトするならできるだけ危ない目には遭いたくないですよね。
夜勤のバイトにはリスクがつきものですが、女性だから危なくなるわけではありません。
バイト選びと働き方を工夫することで、リスクを避けつつ働くこともできます。
女性で夜勤のバイトに興味がある人は、どんな事に気をつければ良いのか見ていきましょう。
女性の夜勤バイトは危険が多い
残念ながら、夜勤バイトをする女性は男性に比べて危険が多いです。
接客業なら酔っぱらい客に絡まれたり、セクハラを受ける可能性が上がります。
接客業でなくても辺りは暗くて静かなため、犯罪者に狙われやすいです。
夜道に女性の一人歩きは特に狙われやすいため、通勤時にも気をつけなければいけません。
また、深夜に労働をすると体調を崩しやすくなるため、健康面にも気をつける必要があります。
女性が夜勤のバイトをするとさまざまなリスクがあるため、危険が多いと言えるでしょう。
女性の夜勤バイトは受かりづらい?
女性の夜勤は危険が多いといっても、女性が働いていないわけではありません。
1999年に男女雇用機会均等法が改正されてから、18歳以上の女性は深夜に働くことが可能になりました。
原則、性差を限定して求人してはいけないことになっており、女性が応募しても採用してもらえます。
「夜勤は危ないから女性は取らない」という雇用主もいますが、ジェンダーレスの考え方が浸透してきているため、徐々に改善しています。
病院勤務の看護師さんや運送会社に務めている女性など、夜勤に働く女性も大勢います。
女性だからといって夜勤に働けないということはなく、男女ともに活躍することができます。
女性が夜勤バイトをする判断基準
前述した通り、女性の夜勤バイトは危険があります。
危ない目に遭わないようにするために、慎重に判断しなくてはいけません。
そこで、どのような判断基準を元に、夜勤バイトをするかについてご紹介します。
もっと稼ぎたい
夜勤バイトの魅力はなんと言っても時給が高いことです。
法律で深夜労働をする人には、25%の割増賃金を払わなければいけないと決まっているため、昼間より多くのお金を稼ぐことができます。
夢や目標のために、あえて夜勤バイトをする女性も珍しくありません。
もっとお金を稼ぎたいのであれば、夜勤バイトをするのも悪くないでしょう。
夜しか働けない
夜勤にバイトをすることで、昼間の時間を自由に使えるようになります。
友達と会ってショッピングに行ったり、恋人とデートをすることもできるし、趣味に打ち込むこともできます。
子育て中の女性であれば、昼は子供の面倒を見て、夜はバイトをして家計を助けるのも不可能ではありません。
昼にやりたいことがある人は、夜勤バイトを選ぶことで時間を有効活用できるでしょう。
夜型で朝が苦手
体質的に朝が苦手で夜に強いという“夜型女子”の人もいます。
朝が苦手でスイッチが入らないという人も、夜なら元気に働けます。
クリエイティブ関係のバイトなら、静かになる夜のほうが集中できてもおかしくありません。
朝はどうしても調子が出ないという人は、夜勤バイトをしてがんばりましょう。
忙しいのは嫌
普段は忙しいファミレスやファストフードのバイトでも、深夜になると来店客は少なくなります。
お客さんが少ないことで時間に追われる必要がないため、マイペースに働けます。
ピーク時のように店が混雑することもないため、クレームが少なくなるのもメリットです。
「忙しいとミスが多くなる」という人も、夜勤なら余裕を持って働けるでしょう。
コミュニケーションが苦手
夜勤のバイトは働いている人数が少ないため、コミュニケーションが苦手な人でも働きやすいです。
コンビニをはじめ、ラーメン店や牛丼屋など、夜勤は2人体制であることが多く、必要最小限のコミュニケーションで済みます。
人数が少ないと担当の仕事に集中せざるを得なくなるため、他人とあまり関わりません。
周りに気を使って疲れやすいという人は、夜勤で静かに働くのも良いでしょう。
女性が働きやすい夜勤バイト5選
夜勤バイトの中には昼夜を問わず営業しているところから、夜勤のみ営業するバイトまでさまざまあります。
その中でも、女性が働きやすい・おすすめの夜勤バイトをご紹介します。
コールセンター
家電製品のサポートやテレビショッピングなど、コールセンターの夜勤バイトは女性が多く活躍しています
コールセンターはクレームが多いイメージもありますが、深夜になるとクレーム電話の本数は減ります。
電話口で暴言を吐かれたり、罵られることもなく、ゆったり対応することができるでしょう。
ただし、クレームは少ないものの、女性だと卑猥な電話を受ける可能性があります。
変な電話を受けた際は上司に報告し、なるべく気にしないようにしてください。
居酒屋
居酒屋のバイトは深夜でも男女問わず働いています。
10代・20代の若者が多いため、同世代なら友達を作りやすいです。
お酒を提供しているため、酔っぱらいに絡まれるリスクはありますが、周りのスタッフがフォローしてくれます。
ピーク時は19~21時であるため、22時以降になるとお客さんの数が減ります。
ラストまでいるのは常連さんが中心になるため、意外と楽に働けるでしょう。
データ入力
深夜のオフィスワークと言えば、データ入力のバイトです。
パソコンの基本操作ができれば問題がないため、誰でも簡単に作業することができます。
服装・髪型自由なことも多いため、オシャレをしたい女性はのびのび働けるでしょう。
リモート作業を許可している職場であれば、通勤せずに仕事をすることができるため、夜道に危険な目に遭うリスクもありません。
食品工場
食品工場で弁当の盛り付けを行ったり、食品の加工をする仕事です。
幅広い年代の女性が活躍しており、資格不問で経験がなくても採用してもらえます。
深夜から早朝にかけての募集になり、シフトも自由であることが多いため、学生や主婦でも安心して働けるでしょう。
ただし、工場は繁華街から少し離れた位置にあるため、夜道は危険です。
一人で行動せずに、数人でまとまって通勤・帰宅することをおすすめします。
駅ナカのコンビニ
深夜のコンビニは犯罪者に狙われやすい場所ですが、駅ナカにあるコンビニは別です。
駅ナカだと人通りも多く、目立つ場所にあるため、犯罪者に狙われにくいです。
深夜はレジや品出しなど限られた業務になるため、楽に作業することができるでしょう。
ただし、駅構内にあるコンビニのため、24時間営業をしていない場合があります。
2時・3時に終わると帰り道は危険になるため、夜道は気をつけましょう。
女性が夜勤バイトで働くコツ
女性が夜勤バイトをするときは、バイト選びから働き方まで工夫する必要があります。
どうすれば夜勤のリスクを減らして、安心して働けるのかご紹介します。
人数が多い職場を選ぶ
ファストフードやファミレスのように、働いている人数が多い職場だと、バイト仲間を頼ることができます。
クレーマーが来ても一人で対応しなくて良いため、心強いです。
寂しいのが苦手という人も、人数が多いと安心して働けるのではないでしょうか。
帰り道は他のバイト仲間と一緒に帰ったり、同僚の男性スタッフに送ってもらえれば、危ない目に遭うリスクも減ります。
近所のバイト先を選ぶ
自宅から近所のバイト先であれば、通勤時に危険な目に遭いづらいです。
近所だとすぐバイト先まで到着することができるため、通勤に時間を要しません。
普段生活している街なら、どこを通れば安全なのかもわかります。
万が一変な人に声をかけられたとしても、バイト先が近いと走って逃げ込むことができるでしょう。
敷居が高い店を選ぶ
コンビニのように気軽に入れる店は犯罪者に狙われやすいですが、敷居が高い店は別です。
高級ホテルや料亭は富裕層が利用しているため、犯罪者が近寄りづらく、狙われにくいです。
入り口に警備員やガードマンがいる職場であれば、辺りを警戒してくれるため、安心して働くことができます。
ただし、敷居が高い店はバイトにも高度な接客スキルが求められるため、注意してください。
親を説得する
あなたが実家暮らしをしている女性であれば、親の協力は不可欠です。
親の協力があれば、万が一何かあったときに助けてもらえます。
たとえ親と同居していなくても、女性の深夜労働を良しとしない親御さんは多いです。
夜勤バイトをするのであれば、親はもとより家族の同意を取ってから働くようにしてください。
体調管理に気をつける
夜勤のバイトをすると昼夜逆転した生活になり、どうしても体調を崩しがちです。
女性だと生理不順になったり、肌荒れや睡眠不足に悩まされることも多くなるでしょう。
普段から体調管理には気をつけ、十分な睡眠を取るようにしてください。
お菓子などの間食を避け、しっかり食事を摂ることで、夜勤に働ける体力がつきます。
女性で夜勤のワンオペは避ける
女性の夜勤は珍しくないですが、ワンオペで働く店は避けてください。
一人で働かなければいけないバイト先だと、何かあったときに困るからです。
たとえば、地方のコンビニは人手が足りないので、ワンオペになるケースがあります。
いくらお客さんが少なくても、夜勤だと何があるかわかりません。
もし、採用後にワンオペを命じられたのであれば、辞退してください。
女性にワンオペ夜勤をさせる店はデリカシーに欠け、防犯意識が足りないです。
危険な目に遭わないようにするためにも、即刻辞めたほうが良いでしょう。
女性のコンビニ夜勤は避ける
夜勤のバイトといえばコンビニですが、女性がコンビニの夜勤でバイトするのは危ないです。
夜間は利用者が少なく、犯罪の標的になりやすい上、深夜勤務による体調への影響もあります。
たとえば、コンビニは頻繁に強盗や万引きの被害が報告されており、危険な目に遭いやすいです。
女性一人で働くことはないものの、日中よりもリスクが高いことは間違いありません。
どうしても夜勤のコンビニで働かなければいけない理由がない限り、避けた方が良いでしょう。
まとめ
女性も夜勤のバイトをすることはできますが、昼間と比べて危険な目に遭う可能性は高まります。
できるだけリスクを少なくするためにも、防犯を意識しながらバイト探しをしましょう。
防犯意識を持つことが大切だね
女性が夜勤バイトをすることで、通常よりお金を稼げるし、昼間の時間を有効活用することができます。
反面、酔っぱらい客が来店してきたり、夜道におそわれる可能性もあり、リスクがあるのは否めません。
しかし、バイト選びを工夫すれば、リスクを最小限に抑えられます。
コールセンターやデータ入力、食品工場などのバイトはお客さんと接することがないため、犯罪に巻き込まれる危険も少ないです。
接客業でも若い人が多い居酒屋や、駅ナカのコンビニであれば、比較的安心して働けます。
実際に夜勤のバイトをするときは、体調管理に気をつけ、防犯面で有利なバイトを選ぶようにしましょう。