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あえて厳しいバイトをすることで得られる5つのメリット

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あえて厳しいバイトをすることで得られる5つのメリットのイメージ

あなたはバイトを選ぶ時にどのような事を意識していますか?「時給が良い」「家から近い」「楽そう」などが思い浮かびますよね。

 
ウサくん

やっぱり楽して稼ぎたいよ

一生懸命働くと疲れるため、楽して稼ぎたい気持ちはわかります。

できることなら、きつい・しんどい・大変なバイトはしたくないですよね。

しかし、せっかく貴重な時間を使って働くのですから、楽なバイトばかりするのはもったいないです。

きつくてしんどいバイトでも、「そのバイトでしか得られない経験が」があります。

そこで今回は「あえて厳しいバイトをすることで得られるメリット」についてご紹介します。

自分の将来を見据えた上でバイトをすれば、人間的に大きく成長できるでしょう。

1)社会常識や礼儀が身につく

挨拶をするウェイトレス

社会人になると様々な場面で常識や礼儀が問われます。

挨拶の仕方や言葉遣い、お客さまに対する接し方など、社会人として必要なビジネスマナーが求められます。

ビジネスマナーが身についていないと人間関係を形成するのが困難になります。

仕事も上手く行かなくなり、会社を辞めたくなるかもしれません。

そんなピンチに陥らないためにも、バイトで社会常識や礼儀を身に付け、いざ社会人になっても安心して働けるような基礎を作るのです。

上下関係や規則に厳しいバイト先であればあるほど、ビジネスマナーは身についていきます。

もし、バイト先にマナーや礼儀などを教えてくれる存在がいれば、疎ましく思わずラッキーだと思うようにしましょう。

たとえ口うるさく言われたとして、自分のためになると思い、受け入れるようにしてください。

その経験があなたを強い人間へと成長させるでしょう。

2)スキルを得ることができる

スキルアップ

バイトでは様々なスキルを得ることができます。

上記で紹介した社会常識や礼儀だけでなく、技術・知識を得ることも可能です。

もし、将来なりたい職業や夢が決まっているのであれば、同じ職種のバイトをすることで、スキルを磨くことができます。

たとえば、あなたの夢は調理師で、将来自分のお店を持ちたいと考えているとしてください。

料理が上手くなるには、飲食店でバイトをするのが夢への第一歩となります。

飲食店は数多くあるため、他店より努力をしなければ繁盛しません。

そのため、繁盛しているお店はスタッフ教育に厳しく、相当な努力をしています。

そのような厳しいお店で働くことで、料理のスキルも接客のスキルも向上し、将来自分の店を持った時に役立ちます。

飲食店だけでなく、どんな業種であっても、なりたい職業や夢があるのなら、修行だと思って頑張ることが大切です。

そのきつい経験こそがあなたを成長させ、夢の実現を後押ししてくれることでしょう。

3)体力・精神力を鍛える

元気な女性

業種にもよりますが、社会人は一般的に朝8・9時から夜17時・18時ぐらいまで働きます。

1日の1/3を労働に費やすため、体力的にも精神(メンタル)的にも消耗します。

もし、全くバイトをしたことがない人が、いきなりこのペースで働けと言われても難しいです。

心も体も不十分であるため、ついていけなくなるかもしれません。

しかし、バイトを経験していれば労働に対する免疫力がつきます。

残業など、予期せぬ事態が発生しても、柔軟に対応できるようになるでしょう。

特に厳しいバイトであればあるほど体力や精神力を鍛えることができます。

土木建築や肉体労働のバイトであれば、1日通して働ける体力が身につきます。

商品販売や営業など、他人に物を売る仕事であれば、人間関係に対する精神力を鍛えることもできるでしょう。

バイトですから、フルタイムの社員と比べて労働時間は短いです。

たとえ厳しいバイトであっても、苦痛が長続きするわけではありません。

そして体力・精神力が鍛えられれば、どこの会社に就職してもやっていけるようになります。

4)コミュニケーション力が上がる

コミュニケーションをとる女性

バイトでは多くの人と接する機会があります。

一緒に働くバイト仲間はもちろん、店長や上司、外部のマネージャー、商品の配達などを行ってくれる出入り業者、そしてお客さん、様々な人達との交流があります。

関わる年齢も幅広いため、学校や家庭で接しているような対応の仕方では通用しません。

人によってコミュニケーションの取り方を考える必要があります。

たとえば飲食店やアパレル販売のバイトであれば、接客が大切になります。

お客さんとの会話だけでなく、スタッフ同士の連携やコミュニケーションは欠かせません。

たとえあなたが人見知りであったとしても、仕事中に「人見知りだから接客できない」ということはできません。

マニュアルを見たり、先輩に教えてもらいながら働いていくことで、自然とコミュニケーションが取れるようになります。

人見知りを克服するためにあえて接客業を選ぶ人もいるぐらいです。

コミュニケーション力が身につけば、社会人になっても人間関係で苦しむことはありません。

5)出会いがある

仲の良い女性

学校の部活や団体競技を思い出してみてください。

みんなと一緒に辛い練習をこなしていくことで、仲間意識が生まれ、絆が深まったことはないでしょうか?

バイトも同じです。他人と一緒に行動することで協調性がやしなわれ、一体感が生まれます。

その結果、友達になることも少なくありません。

厳しいバイトであればあるほど感情の高まりが強くなります。

同じ苦難を乗り越えた戦友のような感情を持つようになるでしょう。

その結果、プライベートでも一緒に遊んだり食事に行ったりするようになり、親しくなることができるのです。

また、友達や仲間ができるだけではありません。

厳しいバイトをこなす姿を見て頼もしく思い、恋心を抱くこともあるでしょう。

もし、友達や恋人がいなくて困っているのであれば、あえて厳しいバイトをしてはいかがでしょうか?

楽なバイトよりも刺激的で魅力を感じる、素敵な出会いが待っているでしょう。

厳しくても勉強になるバイト5選

笑顔の引越し作業員

厳しいバイトで経験を積めるか否かは、バイトの種類(職種)も関係します。

厳しい中にも学びがあるバイトをすることで、将来の糧になるでしょう。

そこで、厳しくても勉強になるバイトをご紹介します。

居酒屋

居酒屋のバイトは対人関係に悩まされますが、その分コミュニケーション能力が向上します。

お客さま対応や仕込み、接客スキルの向上など、様々な場面で即座の判断が求められるからです。

酔っ払いのお客さんが多くいる中で、冷静に対処しなければいけません。

繁忙時のオーダー取りやトラブル時の円滑な対応など、ストレスがある中で学ぶことができるでしょう。

引っ越し

引っ越しのバイトは体力的にきついですが、強靭な肉体が身につきます。

重い荷物を運び続けることで、足腰が鍛えられるからです。

引っ越しは慎重な作業が求められるため、生半可な心構えでは通用しません。

新しい環境での協力やお客さんの荷物の取り扱いなど、責任感や仕事の大切さを理解できるでしょう。

ホテルフロント

ホテルフロントでの勤務は厳しい状況もありますが、幅広いスキルが身につきます。

顧客対応や予約管理、問題解決力が必要であり、異なる状況に柔軟に対応する能力が養われるからです。

チェックイン時の円滑な対応やクレームへの適切な対処など、臨機応変に対応しなければいけません。

外国人のお客さんもよく多いため、英語や語学の勉強にもなるでしょう。

コールセンター

コールセンターでのバイトは電話がきついですが、コミュニケーションスキルが身につきます。

電話対応やクレーム処理において、冷静な対応や問題解決能力が必要になるからです。

さまざまなお客さまの問い合わせに応じ、正確で丁寧な対応をしなければいけません。

コールセンターで会話力が身につけば、他人との会話で困らなくなるでしょう。

塾講師

塾講師の仕事は勉強のスキルだけでなく、対人関係も学べます。

生徒たちの理解度に合わせた授業進行や適切なフィードバックの提供が求められ、教育的なスキルが向上するからです。

生徒の成績向上や自己表現力の向上に寄与し、教育におけるやりがいを感じながら働けます。

生徒に勉強を教えていく過程で、自分自身の学力アップにもつながるでしょう。

話のネタで厳しいバイトをするのもあり

コンパをする仲間達

あなたの周りに「昔はこんな厳しいバイトをしたんだよ」「あのバイトはきつくていつも辞めたかった」などと話したがる人はいないでしょうか?

学生であれば親戚の集まりで聞かされるかもしれませんし、社会人であれば上司や先輩から聞くことがあると思います。ネットでもよく話題になっていますよね。

彼らがなぜ辛い体験を話したがるかと言うと、辛い体験は人の興味を惹きつけ、共感を得られやすいからです。

良かった話、楽だった話をしても「へー」と思い、自慢話に感じるだけです。

しかし、辛い体験であれば「俺も・私も経験がある!」と共感を生み、話のネタになりやすいのです。

話のネタになれば、そこからコミュニケーションが生まれます。親しくない人同士でも会話がしやすくなるのです。

同じような経験をしたことがあれば、友達になりやすいかもしれません。

コンパでも盛り上がること間違いなし(?)です。

ただ、話のネタを作るためにあえて厳しいバイトをしたくないと思うかもしれません。

その気持はわかりますが、何事も経験です。やってみないとわかりません。

話を聞くと厳しそう・きつそうに感じても、実際に働いてみるとそうではなかったということはよくあります。

厳しかったバイトの話をする人も、思い出が悪い方に増長されて、大げさに言っているだけかもしれません。

どちらの場合にせよ、話のネタになるということは大切な人生経験のひとつです。

話のネタをひとつ増やす意味でも、あえて厳しいバイトをするのも面白いでしょう。

まとめ

厳しいバイトは避けたくなりますが、利点も多いです。

厳しいバイトをするメリットを知っておけば、バイト探しの幅が広がるでしょう。

 
ウサくん

人は厳しい環境にいるほど成長するって言うよね

人間、誰しもきついことや大変なことは嫌です。

できることなら楽に働きたいし、稼ぎたいものです。

しかし、あえて厳しいバイトをすることで得られるメリットもあります。

根性論だけでなく、実際に体験することで、将来の糧になります。

厳しいから嫌ではなく、「全ては自分のため」と考えることが大切です。

自分のためになるなら、頑張れるようになります。

今まで楽なバイトを選びがちだった人は、あえて厳しいバイトをしてみてはいかがでしょうか?

きっとあなたを大きく成長させてくれるでしょう。

今回のポイント

昔から「若い時の苦労は買ってでもしろ」と言われています。どんな苦労であっても、それが貴重な経験となり、必ず将来の役に立つからです。楽なバイトばかり選びがちな人は、一度自分自身を見つめ直し、あえて厳しいバイトを経験するのも良いです。思いもしないメリットが得られ、成長したあなたに生まれ変わることができるでしょう。

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