空気が重い！バイトの休憩時間が気まずいときの対処法

バイト先に仲の良い人がいないと、休憩時間は気まずくなりますよね。

あまり仲が良くない人と休憩時間が被った時は、空気が重いという気持ちわかります。

なるべくなら気まずくならないようにして、ゆっくり過ごしたいですよね。

実際のところバイトの休憩時間をどう過ごすかで、その後のパフォーマンスが変わってきます。

何事もなく休憩時間を過ごせれば、疲れを溜めずに後半もがんばれるでしょう。

そこで今回は「バイトの休憩時間が気まずいときの対処法」をご紹介します。

休憩時間が気まずくて辛いという人は、過ごし方を工夫してください。

少人数の休憩は気まずくなりやすい

休憩の取り方はバイト先の職種・ルールによって異なります。

工場や建築現場のように、みんなで一斉に休憩をとるのであれば、目立ちにくいです。

雑談している人もいれば、本を読んだりスマホをいじったりして時間を潰す人もいるでしょう。

しかし、少人数で一緒に休憩をとる職場は大変です。

あまり仲が良くない人と休憩が被ると、話すことがないので気まずくなるでしょう。

だからといって、ひとりだけ異なる行動をすれば目立ちます。

場合によっては「失礼な態度を取られた！」と思われ、嫌われる原因になるでしょう。

バイトは少人数で休憩をとる職場も多いため、休憩時間をどう過ごすかでその後の人間関係が決まってきます。

バイトの休憩時間が気まずいときの対処法

あまり仲が良くない人と休憩時間が一緒になると、空気が重く感じて気まずくなります。

気まずいと思いながら休憩するのはストレスが溜まるし、余計に疲れるだけです。

そこで、どのようにしてバイトの休憩時間を過ごせばよいのか、対処法をご紹介します。

休憩室にいない

休憩時間だからといって、必ず休憩室にいなければいけないわけではありません。

外に出たり、トイレに行ってなるべく休憩室にいる時間を短くしましょう。

休憩時間が30分以上あるのであれば、買い物に行ったり、食事に行くのもありです。

目的を持って行動しているのであれば、不自然に思われることはありません。

勉強をする

あなたが学生であれば、休憩室で勉強をして時間をつぶしましょう。

教科書や単語帳を見ていれば、勉強している雰囲気が相手に伝わります。

万が一話しかけられても、「テストが近いから勉強してます」などと答えれば、理解してくれるでしょう。

学生でなくても資格の勉強をしたり、本を読んだりしていればそっとしておいてくれます。

スマホをいじる

スマートフォン（スマホ）があれば、絶好の時間つぶしになります。

スマホでゲームをしたり、動画を見ていれば周りのことが気にならなくなるでしょう。

電車や病院の待ち時間でスマホを操作している人は多いため、休憩室で同じようにしてても怪しまれません。

ただし、スマホは止め時が難しいため、ゲームをする時は注意してください。

お菓子を食べる

食事ができるほどの時間がなくても、お菓子ならかんたんに食べられます。

チョコレートやクッキーを持っていき、お菓子を食べながら本を読んだりスマホをいじっていれば、あっという間に時間が過ぎます。

お菓子を食べることで空腹が満たされるし、ストレス発散にもなります。

お菓子を食べた後に口をゆすぐために洗面所に行けば、自然に休憩室を出られるでしょう。

ストレッチする

休憩室がそこそこ広いのであれば、ストレッチをして体をほぐしてください。

デスクワークだと座りっぱなしで体がなまりやすいため、ストレッチなどの軽い運動は健康のためにも良いです。

何してるか聞かれても、健康やダイエットを理由に体を動かしていると言えば理解してくれます。

ただし、2～3人で休憩をとっている中でストレッチをするのは変です。「ちょっと体を動かしてきます」と行って、散歩しに行きましょう。

身だしなみを整える

休憩時間を使って身だしなみを整えるのは普通のことです。

化粧直しをしたり、髪型をセットし直すことで、休憩明けの気分が変わります。

男性なら顔を洗ったり、制汗シートで体を拭くだけでも気分がスッキリするでしょう。

ただし、休憩室が狭くて迷惑になりそうであれば、トイレに行って整えるようにしてください。

仕事の話をする

気まずい空気に耐えられないのであれば、あえて自分から話しかけるのもありです。

たとえ親しくない相手でも、仕事の話であればしやすいです。

さっきまでやっていた仕事について聞くのもいいし、気になるお客さんのことを聞いても良いでしょう。

休憩時間でも仕事の話をすると真面目な印象を与えられるため、周りの見る目も変わってきます。

家に帰る

自宅の近くで働いているのであれば、一時的に家に帰るのもありです。

家に帰れば時間を潰せるし、気まずい思いをしなくて済みます。

無断で帰ることはできませんが、「家の片付けをする」「家で食べてくる」などと言えば疑われません。

外出禁止の場合もありますが、そうでなければ家に帰っても問題ないでしょう。

シフトを変更する

特定の人が原因で気まずくなるのであれば、シフトを変更してください。

シフトを変更すれば会わなくなり、一緒に休憩を取ることはなくなります

「◯曜日は学校の課題をする」「◯時は予定ができたので、◯時に変更したい」などと言えば問題ありません。

シフト変更をして、気まずい人と出勤をずらすようにしましょう。

やってはいけない休憩時間の過ごし方

一方、「これをやると嫌われる」という休憩時間の過ごし方もあります。

相手に誤解されないためにも、次のことに注意してください。

別の場所で休憩する

休憩室にいるのが耐えられないからといって、別の場所で休憩するのは止めましょう。

相手に「自分と居たくないから出ていくのか？」と感づかれてしまいます。

また、みんなで休憩する職場であれば、あなたが出ていったことで勝手な噂話が広まります。

あることないこと言われる可能性あるため、タイミングが難しいです。

タバコを吸いに外に行くなら、さり気なくタバコを出して周りの人に気づいてもらうようにしてください。

寝たふりをする

休憩時間に仮眠をとるのはありですが、寝たふりをするのは良くないです。

寝たふりをしても雰囲気でバレるし、周りの人から見て違和感を覚えるでしょう。

もし、本当に仮眠したいのであれば、アイマスクをしたり、ブランケットをかけて寝る姿勢をとってください。

休憩室の端に行って邪魔にならないように体を休めていれば、他人にも伝わります。

友達と電話する

バイト先で話せる人がいないからといって、友達に電話して休憩時間をやり過ごそうとするのは良くないです。

友達と電話で楽しそうに喋っている姿を見られると、周りの人に誤解されます。

めざとい人なら「今の彼氏？」などと聞いてくるので、余計に気まずくなるでしょう。

もし、用事で電話するときは休憩室を出るか、迷惑にならない程度に話し声を抑えてください。

別の仕事をする

今はパソコンがあればどこでも仕事ができる時代ですが、バイト先で別の仕事をするのはNGです。

あなたがノートパソコンを広げて何か打ち込んでいる姿を見られると、確実に注目を浴びます。

場合によっては「他社に情報を流している」と疑われる恐れがあり、大事になるかもしれません。

別の仕事がしたくなってもスマホで確認する程度に留め、疑われないようにしてください。

早く職場に戻る

休憩時間が耐えられないからと言って、早く職場に戻るのもよくないです。

一緒に休憩をとった人に「自分のことが嫌いなのか？」と思われるからです。

また、早く職場に戻った姿をバイト仲間に見られることで、「あの人達、喧嘩しているの？」と疑われます。

変な噂が飛び交わないようにするためにも、休憩時間は正しく使用しましょう。

話しかけられたら答える程度でOK

バイトの休憩時間が気まずいのは、他人とどうコミュニケーションをとれば良いかわからなくなるからです。

自分より年上が多かったり、女性が男性ばかりの職場で働くと、共通の話題がないので苦労します。

しかし、我慢してコミュニケーションをとる必要はありません。話しかけられたら答える程度で十分です。

無視しない程度にコミュニケーションをとっていれば、無口であっても問題ありません。

「この人は今、人と喋りたくないんだな」と察してくれるため、無理に話しかけてくることはないでしょう。

ただし、休憩室に入るなりスマホをいじったり、「話しかけないでオーラ」を出すのは良くないです。

他人から見てそっけない態度に映るため、生意気な人だと思われ、嫌われてしまいます。

周りの様子を伺いつつ、自分に目を向けられていないことを確認してから、時間つぶしをしてください。

そして、話しかけられても無視せず答えていれば、気を悪くされることはないでしょう。

気まずいから休憩を取らないのは駄目

休憩時間が気まずいからといって、休憩を取らないのは駄目です。

休憩を取らないと心身に悪影響を及ぼし、仕事に差し響きます。

そもそも休憩時間があるのは仕事の疲れを癒やし、労働を再開できるようにするためです。

「6時間以上の労働には休憩を与えなければいけない」と法律（労働基準法第34条）で定められており、雇用主は従業員を休ませなければいけません。

それなのに「気まずいから休憩しない」というのは規則に反するため、認めてもらえないでしょう。

気まずさが理由で休憩を取れないのであれば、気まずさを解消する方法を試すのが先決です。

自分の趣味や興味を追求しながら、休憩時間を乗り越えましょう。

まとめ

休憩時間は本来、身体を休めるためにある時間です。

あまり親しくない人と休憩時間が被ると気まずくなりますが、時間つぶしの方法を見つけて気にしないようにしましょう。

休憩室で勉強をしたり、スマホをいじっていると、あっという間に時間が過ぎます。

休憩室にいるのが気まずい時は、トイレに行ったり、外の空気を吸いに行きましょう。

ただし、あまりにも出たり入ったりしていると怪しまれるため、行動には注意してください。

親しくない相手とのコミュニケーションは苦労しますが、同じ職場の仲間として無視してはいけません。

自分から話すことはなくても、話しかけられたら答える程度で十分です。

最低限のコミュニケーションさえとっていれば、変な噂が流れたり嫌われることはありません。

いつしか周りも察してくれるようになり、気まずい思いをしなくなるでしょう。