コミュニケーション

脱コミュ障!接客バイトを始めるための心構え

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他人とコミュニケーションを取るのが苦手でも、接客バイトがしたいですよね。

 
ウサくん

コミュ障だと駄目かな?

コミュニケーションに問題があると、働けないと思ってしまう気持ちわかります。

だからといって諦めたくないし、コミュ障を克服したいですよね。

実際のところ、接客バイトで必ずコミュニケーションが求められるわけではありません。

人見知りでコミュニケーションを取るのが苦手な人(略して、コミュ障)でも、問題なく働くことができます。

そこで今回は「接客バイトで脱コミュ障!」をテーマに、どんな心構えで接客バイトをはじめれば良いかについてご紹介します。

コミュ障に引け目を感じている人は、ぜひ参考にしてください。

マニュアル通りで大丈夫

マニュアル

ほとんどの接客バイトにはマニュアルがあります。

お客さんとの接し方や商品の出し方、会計の仕方などが記載された資料、通称「接客マニュアル」が存在します。

マニュアルはどんな人でも同じように対応し、誰が誰に教えても同じ質の教育ができるようにするための物です。

仕事のノウハウが書かれている、その通りにやれば問題ありません。

また、マニュアルがないお店でも大丈夫です。

店長や先輩が実技で教えてくれるため、同じように真似してやるだけで構いません。

たとえマニュアル外の出来事が発生しても、店長や先輩に聞くことができます。

「人に相談する」というのも立派なマニュアルになるため、迷惑にはならないでしょう。

忙しくないバイト先を選ぶ

レジで会計する店員

コミュ障の人は、なるべく忙しくないバイト先を選んでください。

憧れのお店だからといって、いきなり繁盛店で接客バイトをするのはおすすめしません。

時間に追われることが多くなり、パニックになってしまうからです。

忙しいお店ではスタッフ同士の連携を重視します。

コミュニケーションには厳しく、初心者だからといって出来ないとは言わせません。

忙しいお店では円滑に業務を行うため、スタッフには厳しい対応を求める傾向にあります。

「空気を読む」「機転を利かす」などができないと、怒られてしまうでしょう。

接客が初めてあれば、忙しくない・時間に追われないお店にするのが無難です。

身だしなみを整える

ガッツポーズをするスーパーの店員

「可愛くないから」「表情が暗いから」「太っているから」などの理由で、接客バイトを諦めていませんか?

接客は人前に出る仕事ですが、モデルやアイドルのような容姿を求められるわけではありません。

清潔感があり、身だしなみを整えていれば十分働けます。

髪が長い人なら仕事中は束ね、爪が長ければ切り、濃いメイクや香水はつけないなど、他人に不快感を与えない身だしなみが大切です。

接客に慣れないと笑顔がぎこちなくなりますが、慣れの問題です。

回数を重ねるうち、自然な笑顔が作れるようになります。

バイトをする上で大切なのは、容姿よりも一生懸命働くことです。

真面目に仕事に取り組んでいれば、容姿に自信がなくても問題ないでしょう。

挨拶ができればOK

笑顔で挨拶するカフェ店員

接客バイトでは何よりも挨拶が重視されます。

挨拶ができない=仕事ができないと思われ、人間性まで疑われる場合があるからです。

コミュ障だと顔を合わせるのもつらいですが、挨拶にもマニュアルがあります。

お客さん向けなら「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」といい、同僚向けには「おはようございます(または、お疲れさまです)」「お先に失礼します(または、お疲れさまでした)」が言えれば十分です。

たったこれだけの言葉で「挨拶をしている人」に思われます。

学校や部活でもよく使う言葉なので、簡単ですよね。

ただし、いくら挨拶をするといっても聞こえなければ意味がありません。

恥ずかしくても、できるだけ大きな声を出して挨拶するようにしましょう。

コミュ障を意識しすぎないのが大切

笑顔でコーヒーを渡すカフェ店員

実際のところ、コミュニケーションが苦手なのはあなただけではありません。

接客が得意そうに見える店長や先輩も、最初は接客が苦手だったのです。

「そんなバカな!」と思った人は、あなたが良く行くお店を思い出してみてください。

ドラマに出てくる店員のように気の利いたことが言えるわけではないし、いつも元気で明るいというわけでもありませんよね。

中には気だるそうに仕事をしている人もいたりして、「よく接客業が務まるなぁ」と感じたことは一度や二度ではないはずです。

みんなコミュ力があるから接客バイトをしているわけではありません。

たまたまそのバイトに接客の仕事があるからしている、というのが真実です。

よっぽど態度が悪い人は別ですが、スタッフに完璧な接客を求めるのは稀です。

必要最低限の挨拶ができて、マニュアル通りできる仕事ができるなら認めてくれます。

コミュ力がなくても接客バイトをしている人が大勢いるため、過度に怖がらないようにしましょう。

難易度が低い接客バイトを選ぶ

接客が必要なバイトの中で、接客に重きを置いていない(または接客をする回数が少ない)接客バイトが存在します。

はじめて接客バイトをするなら、接客難易度が低いバイトをするのがオススメです。

コミュ障の方でも、徐々に慣れていくことができるでしょう。

そこで、「実は難易度が低い」と思われる、接客バイトをご紹介します。

本屋

本棚

本屋の接客は主にレジと書籍の案内になります。

お客さんは自分が欲しい本がどこにあるかわからない場合に訪ねてきますが、場所を案内するだけです。

まれに「○○の本を探している」と相談されることはあります。

この相談をしてくるのはお年寄りに多いため、急がされることはありません。

また、本屋は基本的に静かな場所ですので、飲食店と比べて泥酔客やクレームを言ってくるような客と出くわすことも少ないです。

自分のペースで働きつつ、聞かれたら答えるといった接客ができれば誰でもこなせます。

ファストフード

ファストフードのハンバーガーとポテト

ファストフードではマニュアルが徹底されています。

1から10まで文章化されていることが多く、マニュアル通り働ければ問題ありません。

お客さんもファストフードの店員がマニュアル通りに動いていることを認識しているので、答えづらい事を聞かれることもありません。

ただし、色んな人が出入りするため、中には態度が悪い客がいます。

そんな時は社員やスーパーバイザーなどに任せれば良いので、あなたが直接対応することはありません。

学生なら平日の夕方勤務がオススメです。同年代が中心であり、土日よりも忙しくないため、比較的働きやすいでしょう。

コンビニ

コンビニ店

コンビニではレジ対応がメインの接客になります。

レジ打ちだけでなく、宅配便の発送や公共料金の支払いなど、覚えなければいけない作業は多いです。

しかし、最初から指導してもらえるし、マニュアルも存在します。

日本語が不得意な外国人の方も仕事をしており、指示通りできれば問題ありません。

また、コンビニは同じ時間帯に働く人が少ないのも特徴です。

人数が少ないと、スタッフ同士の人間関係に悩まされることも少なくなります。

コミュ障な方でも、いつも同じ人と働くことになれば、自然と打ち解けやすくなるのではないでしょうか。

カラオケ

カラオケマイク

カラオケ店の接客は、レジ対応と各部屋への案内、料理の提供が中心です。

お客さんと接する機会は多いですが、必要以上に求められることはありません。

料理の注文が入れば部屋に行く必要はありますが、お客さんはカラオケに夢中になっているため、店員の接客を見ていないからです。

注文通りに料理を出して、空いたお皿やコップを下げるだけで終わるでしょう。

機械にトラブルがあれば質問される場合もありますが、先輩や業者に任せれば大丈夫です。

また、従業員同士も「音楽が好き・歌が好き」な人が集まっているため、話が合いやすい傾向にあります。

音楽をきっかけに会話が弾むため、コミュ障でも仲良くなれるでしょう。

アパレルショップ

アパレルショップの店内

ひと昔前のアパレルショップ店員は、営業マンのような接客が求められていました。

客が来店すればすぐに声を掛け、売上に繋げるような指導が徹底されていたのは事実です。

しかし、昨今は「店員に話しかけられたくない」という人が増えたため、接客を控えめにするお店が多くなっています。

話しかければ答える程度で、過度な接客力は必要ありません。

また、個人店や小規模なお店の場合、お客さんの来店がまばらになります。

平日だと暇な時間が長く続き、裏方の仕事をするケースも少なくありません。

「ファッションが好きだけど接客が苦手…」でも、少しずつスキルアップできるでしょう。

まとめ

コミュ障だと接客バイトができるか心配になりますが、接客はそれほど大変ではありません。

やる気さえあれば、コミュニケーションが苦手でも始められるでしょう。

 
ウサくん

接客バイトで人見知りを克服しよう!

接客バイトをする前は不安でいっぱいになりますが、接客は「慣れ」の部分が大きいです。

誰でも数をこなしていくことで、自然と解消されていきます

接客バイトで慣れてくれば、あなたのコミュ障は治ったも同然です。

プライベートの人付き合いも改善され、充実した日々が送れるようになります。

コミュニケーションに自信がなくても、勇気を出して接客バイトを始めてみましょう。

※本記事は、編集部の経験や見解に基づいたものであり、専門家の監修を受けているわけではありません。労働問題のトラブルに関しては、厚生労働省の相談窓口にてご相談ください。

今回のポイント

接客バイトはいわば「社会人になる前のトレーニング」のようなものです。接客バイトを通して社会の仕組みを学び、働くことの大切さを学ぶきっかけにもなります。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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