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どうして?「ネカフェバイトはやめとけ」と言われる理由

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どうして?「ネカフェバイトはやめとけ」と言われる理由のイメージ

学生を中心に人気が高いネットカフェのバイト(通称:ネカフェバイト)。

ネットカフェなら漫画が読めそうだし、楽に働けそうですよね。

しかし、他人にネカフェバイトがしたいと言うと、反対される場合があります。

 
ウサくん

ネカフェバイトはやめとけって言われた…

他人に反対されると、やらない方が良いのではないか?と不安になります。

できることなら、バイト選びで失敗したくないですよね。

実は、人気に反してネカフェバイトにはリスクもあります。

楽そうなイメージだけでバイトを始めると、後悔するかもしれません。

そこで今回は「ネカフェバイトはやめとけと言われる理由」をご紹介します。

ネットカフェでバイトをしようか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

ネカフェバイトは人気が高い

ネットカフェのフロア

ネカフェバイトは人気が高いバイト先の一つです。

受付、案内、清掃、調理が主な仕事内容になり、静かな環境で働くことができます。

飲食店のように忙しい日は少ないし、過度なチームワークを求められることもありません。

接客は受付時と退店時になるため、コミュニケーション能力に自信がない人でも働きやすいです。

ネットカフェを利用したことがあるなら「接客が少なくて楽そうなバイト」というイメージを持つ人もいるでしょう。

だからといって、時給が低いわけでもなく、最低賃金以上の時給がもらえます。

22時以降は深夜手当が付くし、昇給や社員割引などの福利厚生も充実しています。

シフトの融通も利きやすいため、学生だけでなく主婦やフリーターなどにも人気のバイト先です。

ネカフェバイトはやめとけと言われる理由

バツサインを出す女性

他人にネットカフェで働きたいことを伝えると、「ネカフェバイトはやめとけ!」と言われる場合があります。

ネカフェバイトは人気があるのに、やめとけと言われたら不安になりますよね。

なぜネカフェバイトは否定されるのでしょうか?よくある理由をご紹介します。

仕事量が多い

ネットカフェは意外と仕事量が多いです。

接客や受付だけでなく、部屋の掃除や本の片付けなどもしなければいけません。

食事を提供しているお店なら、調理や盛り付けをする場合もあります。

仕事自体は難しくありませんが、やることが多くて疲れてしまうでしょう。

土日祝は休めない

ネットカフェは土日祝日が忙しくなります。

休日はお客さんが増えるため、人手が足りなくなるからです。

土日祝日に休みたくても出勤を求められ、シフトに入らなければいけません。

週末にやりたいことがある人は、プライベートに影響を及ぼしてしまうでしょう。

ワンオペもある

平日の昼間や早朝・深夜は暇になるため、ワンオペ(一人で勤務)する場合があります。

たとえ簡単な仕事でも、全部一人でやるのは大変です。

管理責任も問われるため、適当に仕事するわけにもいきません。

急に忙しくなったりトラブルが起きたときは、どうしたら良いかわからなくなるでしょう。

衛生面が悪い

ネットカフェは長時間利用する場所であるため、衛生面が悪くなりやすいです。

お客さんが部屋で食事をしたり出たり入ったりすると、どうしても汚れるからです。

また、散らかし放題の部屋を片付けたり、酔っ払いの汚物を処理する場合もあります。

汚れ作業も少なくないため、キレイ好きな人にとってはきつく感じるでしょう。

クレーマーが多い

ネットカフェは24時間営業しているお店が多く、いろんな人が訪れます。

自分勝手な客から無理難題を言われたり、クレームを付けられる可能性があります。

特に女性店員は見くびられやすいため、ハラスメントを受けるかもしれません。

接客に自信がない人は、客対応に苦労させられるでしょう。

店員も監視される

ネットカフェにはたくさん監視カメラがあり、お客さんだけでなく店員も監視されています。

厳しい店長だと定期的に監視カメラを見て、スタッフがきちんと仕事しているかチェックします。

監視の目があると気が休まらないし、常に気をはらなければいけません。

たとえ後ろめたいことがなくても、神経がすり減ってしまうでしょう。

世間体が悪い

ネットカフェは世間的なイメージがあまり良くない場所です。

ネットカフェを利用したことがない人にとっては未知の場所であり、実態が掴みにくいからです。

ネットカフェ難民や立てこもり事件など、悪いニュースが報道される場合もあり、「怖い」「危険」な印象を持つ人も少なくありません。

特に年配の方には馴染みが薄いため、「ネットカフェなんかやめとけ!」と言われやすいです。

ネカフェバイトに向いている人

本を直す女性

ネカフェバイトにも向き・不向きがあります。

向いてない人がバイトを始めてしまうと、すぐに辞めたくなってしまうでしょう。

そこで、どんな人がネカフェバイトに向いているかご紹介します。

単純作業が得意

基本的にネットカフェの仕事は同じ作業の繰り返しです。

お客さんが来たら受付をして部屋まで案内し、お客さんが帰ったら部屋の掃除をして終わりです。

食事を作る店もありますが、電子レンジで調理するようなものであるため、創造性はありません。

毎日同じ作業の繰り返しになるため、人によっては退屈に感じる場合もあるでしょう。

しかし、新しい仕事を覚えたり、難しい仕事をするわけではないため、楽に働けます。

目の前の仕事に集中していれば問題ないため、単純作業が得意でマイペースな人に向いています。

人と接するのが好き

ネットカフェは接客業であるため、人と接することが好きな人に向いています。

人と接することが好きな人は好奇心が旺盛で、協調性があるからです。

たとえクレームを言われても真摯に対応できるため、トラブルが大きくなりません。

お客さんだけでなくバイト仲間とも仲良くできるため、人間関係にも困らないでしょう。

几帳面な性格

ネカフェバイトは大雑把な性格の人より、几帳面な性格の人に向いています。

お客さんが利用する部屋は、いつも同じ状態を保つ必要があるからです。

散らかった部屋を片付け、周辺機器や備品を正しい位置に戻さなければいけません。

細かなことまで注意が行き届く、几帳面な性格の人が向いているでしょう。

パソコンが得意

パソコンが得意で知識が豊富な人は、ネットカフェで働きやすくなります。

ネットカフェで働いていると、勤務中にお客さんからパソコンについて聞かれる場合があるからです。

パソコントラブルが起きても自分で解決できるため、クレームを未然に防げるようになります。

パソコンの知識が人の役に立つことで、やりがいも感じられるでしょう。

オシャレが好き

ネットカフェは他のバイト先と比べて髪型の制限が緩いです。

派手すぎなければ染髪も認めているため、オシャレを楽しむことができます。

また、多くの店では制服で勤務するため、私服を指定されることはありません。

好きな服で出勤し、バイトが終わった後に遊びに行くこともできるでしょう。

ネカフェバイトの選び方

スマートフォンを操作する女性

ネカフェバイトは店の種類や場所によって働きやすさが異なります。

単純に「ネットカフェだから」で応募してしまうと、後悔するかもしれません。

しかし、あらかじめ情報収集をしていれば、採用後のリスクは減ります。

そこで、何を基準にネカフェバイトを選べば良いのかご紹介します。

チェーン店

初めてネットカフェで働くのであれば、個人店よりチェーン店がおすすめです。

チェーン店なら情報が多く、事前に仕事内容を調べることができるからです。

また、大手なら店舗数も多いため、頻繁にバイト募集をしています。

人手不足な店が多いことから、未経験でも採用してくれるでしょう。

研修制度がある

初めてバイトをする人は、研修制度があるお店を選ぶようにしてください。

研修制度があればイチから教えてくれるため、未経験でも安心です。

受付や掃除の仕方はもちろん、言葉遣いやビジネスマナーも教えてくれます。

誰でも一人前になるように教育してくれるため、安心して働けるでしょう。

クチコミが良い

ネカフェバイトを選ぶときは、クチコミが良いお店を選ぶようにしてください。

クチコミが良いお店ならクレーマーが少ないため、バイト中に嫌な想いをする機会が減ります。

気になるお店を見つけたらGoogleで店名を検索し、どんなクチコミが投稿されているのか確認すると良いでしょう。

ただし、ネットは批判的な意見が集まりやすいため、鵜呑みにしすぎないようにしてくださいね。

家から近い

夜に働きたい人は、家から近いお店を選ぶようにしてください。

家から近いと通勤しやすくなり、夜道の危険が減ります。

また、交通費が発生しないため、採用されやすくなるというメリットもあります。

家から近いとバイトに行くのがめんどくさくなくなるため、長続きするでしょう。

シフト自由

やりたいことが多い人は、「シフト自由」と謳っている求人に応募するようにしてください。

シフト自由なバイト先であれば、学校やプライベートと両立しやすくなります。

短時間でもOKなお店を選べば、掛け持ちして働くこともできるでしょう。

逆に勤務時間・曜日が細かく区切られており、「週○回以上」と指定がある求人は注意が必要です。

急な予定ができても休めなくなるため、シフト調節に苦労するでしょう。

ネカフェバイトは女性だと危ない?

悩む女性

「ネカフェバイトはやめとけ」と言われるのは、男性より女性が多いです。

深夜勤務になると酔っ払いやマナーの悪い客が増え、危険な目に遭う可能性があるからです。

実際に、ネットカフェで女性従業員が人質にされた事件がありました。

力の弱い女性は不審者に狙われやすく、個室のネットカフェでは逃げ場がありません。

事件の記憶から、女性がネカフェバイトを希望すると「危ないのでやめたほうがいい」と言われてしまうのです。

ただし、女性だから一概に危ないわけではありません。

ネットカフェで働く女性は多いし、女性が一人で働かないようなシフトも組まれています。

警察と連携を取っている場合もあるため、対策している店なら女性でも安全に働くことができるでしょう。

応募前にネットカフェを利用する

個室でパソコンを操作する女性

ネカフェバイトに興味があるけど怖いという人は、応募前に一度利用してください。

実際に利用することで、お店の雰囲気を事前に確認することができます。

・滞りなく受付してくれたか?
・店内は騒々しくないか?
・ブース内の清掃が行き届いているか?
・フロアにゴミは落ちていないか?
・トイレは汚れていないか?
・お客さんが頻繁に訪れる店か?
・若者が多い店か?年配が多い店か?

などなど、確認できるポイントはたくさんあります。

特に、清掃面は店の質に大きく影響します。

清掃が行き届いているお店は店長の教育がしっかりしており、真面目なスタッフが多い証拠です。

一度でも利用しておけば恐怖心が薄れて、不安を払拭できるようになるでしょう。

まとめ

ネカフェバイトは人気が高い一方で「やめた方がいい」という意見があるのも事実です。

否定されても素直に従うのではなく、慎重に判断するようにしてください。

 
ウサくん

やっぱりネカフェでバイトしたいよね

ネカフェバイトは仕事量が多く、覚えることが多いです。

土日祝日は忙しくなるし、休憩する暇がない場合もあります。

理不尽なクレームを言ってくる客もいるため、辛い思いをするかもしれません。

しかし、これらは環境による部分が大きいです。どのネットカフェでも同じではありません。

研修制度がしっかりしているお店なら、初心者や女性でも安心して働けます。

ネカフェバイトに興味があるのであれば、ぜひ挑戦してみてください。

きっと、他の接客業とは違う魅力を感じ取ることができるでしょう。

今回のポイント

他人に「ネカフェバイトはやめとけ」と言われたら、「どうして駄目なの?」と質問してください。やめた方がいい理由を聞いてから、自分にできるか判断しても遅くはないです。逆にイメージだけで否定されているのであれば、気にしない方が良いでしょう。

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