バイトを掛け持ちしたいときは、店長に言うべきか悩みますよね。
反対されたらどうしよう…
掛け持ちは嫌がられそうだし、反対されたら困ります。
できることなら、店長に黙って掛け持ちしたいですよね。
しかし、バイトを掛け持ちするときは店長に相談した方が良いです。
事前に相談することで、色々と融通してくれるようになるからです。
そこで今回は「バイトの掛け持ちを店長に言うべき理由」をご紹介します。
掛け持ちを言うか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
バイトの掛け持ちを店長に言うべき理由
バイトの掛け持ちは店長に言った方が良いです。
掛け持ちを言うことで、次のような様々なメリットがあります。
シフトが安定する
店長に掛け持ちを許可してもらえれば、シフトが安定します。
決まった日しか働けないため、無理に入れられることはないからです。
午前中はAのバイト、午後からBのバイトという働き方も可能であり、時間が無駄になりません。
シフトが安定することで、思う存分稼ぐことができるでしょう。
休日出勤させられない
欠員が出ると休日出勤を求められますが、掛け持ちを言うことで休日出勤させられなくなります。
なぜなら、休日出勤を頼んでも他のバイトをしていると思われるからです。
たとえ働いてなくても断る口実になるため、疑われることはありません。
休日出勤を求められないことで、プライベートも充実してきます。
会話が広がる
コンビニバイトのように、店長と働く機会が多い職場は何を話すか悩みます。
あなたが若者で店長が年配だと、共通の話題がなくて会話に困るからです。
しかし、バイトを掛け持ちすることで会話が広がります。
「どんな仕事をしているのか?」「どんな人がいるのか?」「儲かってるのか?そうでないのか?」など、話すことができます。
会話が広がることで、店長と働いても気まずくならないでしょう。
辞めやすくなる
店長に掛け持ちを言うことで、バイトが辞めやすくなります。
引き止められたときに「掛け持ち先も辞める(辞めた)」と言えるからです。
辞める理由に説得力が出るため、嘘をついてると疑われたりしません。
決断の重みを感じ取ってくれるため、辞めたいと言っても納得してくれるでしょう。
罪悪感をなくせる
掛け持ちを隠したまま働くと、後ろめたい気持ちになります。
予定外の出勤を依頼されても、嘘をついて断らなければいけません。
しかし、掛け持ちを伝えておけば嘘をつかずにすみます。
「他のバイトがある」と言って断れるため、罪悪感をなくせるでしょう。
自分の評価がわかる
掛け持ちしたいと店長に伝えることで、自分の評価がわかります。
バイト先にとって重要な存在であれば、掛け持ちしてほしくないと言ってくるからです。
お金が理由で掛け持ちする場合、時給を上げてくれたり、シフトを増やしてくれる可能性もあります。
店長からどのように思われているかがわかれば、働き方も変わってくるでしょう。
不正を疑われない
事前に掛け持ちしたいと伝えることで、不正を疑われなくなります。
なぜなら、後ろめたい理由がある人は自分から言ってこないからです。
掛け持ちで仕事が疎かになるのではないか?と思われたり、情報漏洩を疑われることもありません。
働く意欲を理解してくれるため、誤解されることはないでしょう。
同業への掛け持ちは禁止の場合もある
バイトの掛け持ちを認めていても、同業他社への掛け持ちは禁止されている場合があります。
従業員が同業他社で働くと、情報漏洩のリスクが高まるからです。
バイト先から託された物を掛け持ち先に忘れたり、非公開の情報を話してしまう可能性もゼロではありません。
たとえ故意でなくても、情報が漏れればバイト先にとって大きなダメージになります。
情報流出の懸念から、同業他社に掛け持ちしたいといっても断られてしまうでしょう。
違反すれば何らかの罰が与えられるし、最悪訴えられる可能性もあります。
そのため、同業他社への掛け持ちが禁止されているのであれば、控えるようにしてください。
バイト先の状況を見て掛け持ちを検討する
店長に掛け持ちの相談をするときは、バイト先の状況を見るようにしてください。
人手不足で困っているのに掛け持ちしたいと言っても、不快感を示される場合があります。
「掛け持ちするよりもっとシフトに入ってくれ」と言われたり、「うちの店はどうでもいいのか!」と怒られたくないですよね。
バイトを掛け持ちするのはあなたの自由ですが、店長に嫌われると働きづらくなります。
無用なトラブルを避けるためにも、慎重に掛け持ちを検討してください。
店長に掛け持ちを相談するタイミング
バイトを掛け持ちしたいときは、実際に掛け持ちする前に伝えるようにしてください。
掛け持ち先が決まった後に報告するのは、マナー違反になります。
バイト終わりに店長の様子を見て、時間を取ってもらうのが得策です。
もし、店長が忙しくて相談できないのであれば、電話やメール、LINEなどで相談しても構いません。
なるべく早めに掛け持ちの意思を表明すれば、店長の機嫌を損ねないでしょう。
掛け持ちを気にしない店長も多い
掛け持ちを禁止しているバイト先がある一方で、意外と気にしない店長も多いです。
掛け持ちしたいと伝えても「がんばれよ」と応援してくれたり、「働けないときは相談して」と気遣ってくれる場合もあります。
他のバイトと掛け持ちするからといって、みんながみんな否定的ではありません。
店長や経営者になる人は苦労しているため、目的があれば努力していると評価してくれます。
掛け持ちを伝えてどんな反応がくるかは店長との関係次第です。
店長と信頼関係ができているのであれば、掛け持ちぐらいでとやかく言われたりしません。
バイト先に迷惑をかけないと約束すれば、あなたの気持ちを尊重してくれるでしょう。
掛け持ちするバイト先にも伝える
今働いているバイト先だけでなく、掛け持ち先のバイトにも伝えるようにしてください。
採用されたいからといって、黙ったままにしていると迷惑をかけるおそれがあります。
応募の段階で「在職中」だと伝え、掛け持ちして働きたい意向を表明してください。
なぜ掛け持ちしたいのか?今のバイト先でどんな仕事をしているのか?どんなシフトで入りたいかなど、正確に希望を伝えることが大切です。
掛け持ちOKのバイト先であれば、在職中でも問題なく採用してくれるでしょう。
まとめ
バイトを掛け持ちするときは、店長に言うべきか悩みます。
しかし、店長に言う方がメリットは多いため、隠さずに伝えるようにしてください。
許可がもらえば安心だね
店長にバイトの掛け持ちを言うことで、シフトが安定し、休日出勤させられなくなります。
将来的に辞めやすくなるし、嘘をついて罪悪感を覚える必要もありません。
事前に伝えておけば不正を疑われる心配もないため、安心して働けます。
掛け持ちを嫌がる店長がいる一方で、意外と気にしない店長も多いです。
店長に掛け持ちを応援してもらえれば、気持ちよく働けるでしょう。