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なぜ?データ入力のバイトは時給が高い5つの理由と注意点

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なぜ?データ入力のバイトは時給が高い5つの理由と注意点のイメージ

データ入力のバイト募集を見ると、どれも時給が高いですよね。

 
ウサくん

きついから高いの?

きつい仕事だから時給が高いのではないかと思う気持ちわかります。

たとえお金は稼げても、バイトでしんどい思いはしたくないですよね。

実は、データ入力の時給が高いのには理由があります。

高いから怪しいと決めつけていると、良い求人を逃してしまうでしょう。

そこで今回は「データ入力のバイトの時給が高い理由」をご紹介します。

データ入力のバイトをするか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

データ入力のバイトの仕事内容

データ入力する女性

データ入力の仕事は、主にパソコンやオフィスソフト(WordやExcelなど)を使用して、文字や数字を入力します。

会社から渡された紙文書や手書きの情報をデジタルフォーマットに変換し、データベースやスプレッドシートに保存します。

データ入力の作業内容は多岐にわたり、顧客情報、請求書、在庫情報、アンケート回答、医療記録など、様々なデータを扱います。

また、データの品質を維持するために、重複データの除去や不正確な内容を修正する作業もあります。

そのため、入力だけでなく確認作業も重要になるでしょう。

パソコンさえ使えればできる仕事であり、年齢・性別に限らず誰でも活躍することができます。

しかし、データ入力には高い正確性が求められるため、エラーや入力ミスは許されません。

期限が設定されている場合も多いため、期限を厳守して効率的に作業することが求められるでしょう。

データ入力のバイトの平均時給

時間とお金

カカクコムが運営する求人検索エンジン「求人ボックス」の調査では、アルバイト・パートの平均時給が1019円と紹介されています。

参考:データ入力の仕事の年収・時給・給料(2023年8月23日調べ)

2023年の平均時給が1000円台になるため、一般的な時給だと言えるでしょう。

しかし、ネットで求人を検索すると、時給1000円以上の求人も多く、時給1500円以上も珍しくありません。

そのため、「データ入力のバイトは時給が高い」と感じる人も多く、高すぎて警戒されている状況でもあります。

データ入力のバイトは時給が高い理由

パソコンとお札

求人サイトなどでデータ入力のバイト募集を見ると、時給が高い場合が多いです。

パソコンで文字や数字を入力するだけなのに、時給が高いのは不思議ですよね。

高時給の理由がわからないと、「本当はきついのではないか?」「騙されるかもしれない」と不安になるでしょう。

そこで、なぜデータ入力のバイトは時給が高いのかご紹介します。

正確性と速度が求められる

データ入力は単純作業のように見えますが、正確性と速度が求められます。

アンケート用紙や伝票などに記載されている大量の文字や数字を、正確かつスピーディーに入力する必要があるからです。

特に「健康に関する情報」「お金の記録」などを取り扱う場合は、些細なミスも許されません。

医療機関や金融機関のデータ入力では、誤ったデータが入力されると、重大な事故やトラブルにつながります。

常に正確で速い仕事を求められるため、その分時給も高くなるのです。

繁忙期で人手が足りない

多くの企業が繁忙期で、人手が足りない時期も時給が高くなります。

他社もバイト募集するため、時給が高くないと人が集まらないからです。

年末(12月)や税務シーズン(1月~3月)にかけて募集が多くなり、需要は高まります。

そのため、繁忙期の求人は通常よりも時給が高くなりやすいでしょう。

データ入力以外もする

単純な入力作業だけではない仕事は、時給が高い傾向にあります。

資格持ちや経験者は条件が良くないと集まらないからです。

たとえば、入力したデータのチェックや既存データの修正は、文字を打ち込むより大変です。

さらにデータベースの管理やデータ分析が必要だと、専門知識がないとできません。

データ入力以外の要素を求めることから、時給も高くなっているのです。

雇用先が大手企業だから

データ入力のバイトの雇用先には、大手企業や多国籍企業が多いです。

これらの企業は高い品質と効率性を求める傾向があり、それに応じて高い時給を設定します。

大手企業には労働組合もあり、従業員に対して悪い条件で雇用することはできません。

キャリアの成長機会も提供しているため、時給を高くしているのです。

辞める人が多いから

仕事がきつく、辞める人が多いから時給を高くしている場合もあります。

時給が低いと誰も応募してこないため、業務が成り立たなくなるからです。

データ入力の仕事は楽だと言われていますが、目や腰に負担がかかり、マンネリ化しやすいため、長期間続けられません。

すぐ辞めさせないためにも、高い時給を提供して人材を引きつけようとするのです。

データ入力のバイトのメリット

笑顔でデータ入力する女性

データ入力のバイトを始めると、いくつかのメリットがあります。

データ入力のバイトはスキルを身につけつつ、柔軟な労働条件で働けるため、多くの人にとって魅力的な選択肢となっています。

そこで、データ入力のバイトにはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

未経験でも始めやすい

データ入力のバイトは、未経験でも始めやすいです。

特別な資格やスキルがなくても採用してくれます。

たとえパソコンが得意ではなくても、研修で教えてくれるので安心です。

マニュアルを見ながら入力すれば、かんたんに作業できるでしょう。

パソコンのスキルが身につく

データ入力の仕事をする過程で、パソコンのスキルが向上します。

WordやExcelなど、Officeツールを使う機会が多いからです。

パソコンの使い方を学べるし、文章作成やタイピング、データ分析なども学ぶことができます。

バイトでパソコンのスキルが身につけば、将来にも役立つでしょう。

集中して作業できる

データ入力のバイトは、集中して作業することができます。

お客さんがいないため、一人で黙々と作業できるからです。

指示されたフォーマットに沿って入力していくだけで良いため、誰かと関わることはありません。

人と会話する機会も少ないため、コミュ力が低い人でも働けるでしょう。

体力面で楽

データ入力のバイトは、体力面で楽です。

椅子に座ったまま作業をするため、体力に自信がなくてもできます。

長時間立ちっぱなしで重い物を運ぶ必要もないし、動き回る必要もありません。

飲食店やコンビニのような立ち仕事と比べて、楽に働けるでしょう。

在宅でもできる

データ入力の仕事は在宅でも行えるのがメリットです。

パソコンとインターネットさえあればできるため、時間が限られている人でもできます。

企業側も在宅なら交通費を払う必要がないし、広いオフィスを用意する必要もありません。

在宅だと時間を有効活用しながら、稼ぐことができるでしょう。

データ入力のバイトのデメリット

困ったデータ入力をする女性

一方、データ入力のバイトにはデメリットもあります。

良い面ばかり取り上げて応募すると、後悔するかもしれません。

そこで、データ入力のバイトのデメリットもご紹介します。

正確性と速さを求められる

データ入力のバイトでは、時給に限らず正確性と速さが求められます。

入力ミスや遅延があると、雇用主の業務に影響を及ぼすからです。

ミスをしないために何度も確認したり、タイピング速度を上げなければいけません。

データ入力に慣れている人でもプレッシャーに感じ、ストレスになるでしょう。

同じ作業ばかりで飽きる

データ入力は単純作業がほとんどなため、同じ作業ばかりで空きやすいです。

新鮮さや刺激が欠けることが、モチベーションの低下につながることがあります。

毎日数字とにらめっこして、黙々と仕事をこなすのは簡単ではありません。

繰り返し同じ仕事をしていると、時間が経つにつれて飽きが来るし、嫌になってしまうでしょう。

体が疲れやすい

データ入力の仕事を続けることで、体が疲れやすくなります。

長時間座りっぱなしで作業するため、体に負担をかけるからです。

同じ姿勢で作業をすると、腰痛や肩こりなどの健康問題を引き起こしかねません。

だからといって勝手に休むこともできないため、体への負担は避けられないでしょう。

ノルマがある

一部のデータ入力のバイトには、ノルマが課せられている場合があります。

ノルがあると上司の目も厳しくなり、ミスは許されません。

「今日中に◯件のデータを入力する」などと目標が設定されており、できないと怒られます。

ノルマを達成するために無理をしやすくなり、負担を感じるでしょう。

在宅だと報酬が少ない

在宅でデータ入力のバイトを行う場合、オフィスで働くよりも報酬が低い傾向にあります。

在宅だといつ仕事をしているかわからないため、どうしても簡単な仕事になるからです。

ノルマも設定しづらいため、責任のある仕事は任せられません。

在宅だと気軽にできますが、報酬が少なくなることを覚悟したほうが良いでしょう。

データ入力のバイトに応募する際の注意事項

スマートフォンを持って考える女性

データ入力のバイト募集があっても、すぐに応募しないでください。

高時給に釣られて応募すると、失敗してしまう可能性があるからです。

求人では良いことを書いているのに、実際は募集内容と違うブラックバイトもあります。

応募してから後悔しないためにも、次の点を確認するようにしましょう。

応募先の調査

バイト応募する前に、どんな会社が募集している求人か調査してください。

雇用主を調べずに応募すると、ブラック企業に遭遇する可能性があります。

特に派遣会社だと、雇用主(派遣会社)と派遣先が異なります。

派遣会社はホワイト企業なのに、派遣先はブラックというケースも少なくありません。

ネットの口コミを確認し、信頼の置ける会社であれば応募しても良いでしょう。

勤務先を確認する

バイトをする際は時給だけでなく、勤務地も重要です。

勤務先が遠いと交通費がかかり、手取りが少なくなる場合があります。

遠くても交通費を全額支給してもらえれば良いですが、上限が設定されていると自腹になりかねません。

派遣会社の求人だと地方で働く場合もあるため、勤務地を確認してください。

勤務時間を確認する

効率よく稼ぐためには時給だけでなく、勤務時間も重要です。

なぜなら、高時給でも短時間(短期間)しか働けないと稼げないからです。

たとえば、時給1500円なのに朝の9時~12時までしか働けないのであれば、日給は4500円です。

週3日なら月5万4000円(日給4500円×週3日×4)、週4でも月7万2000円(日給4500円×週4日×4)になり、一人暮らしは厳しいです。

そのため、勤務時間も確認してから収入を計算しましょう。

時給が高いデータ入力のバイトの面接対策

面接を受ける女性

時給が高いデータ入力のバイトは競合も多いです。

多くの人が応募するため倍率が高くなり、かんたんには採用されません。

せっかく良い求人を見つけても、採用されないと意味がないですよね。

そこで、どのような面接対策をすれば受かりやすくなるのかご紹介します。

資格やスキルをアピール

あなたが持っているパソコン関連の、資格やスキルをアピールしてください。

他者よりも得意なものがあれば、面接官に信頼されるようになります。

たとえば、キータッチ2000やビジネスキーボードは公的な資格であり、企業の評価も上がります。

タイピング速度と正確さの証明にもなるため、採用されやすくなるでしょう。

体力をアピール

健康的な生活を送っている人は、体力をアピールしてください。

データ入力は単純作業で楽だと思うかもしれませんが、意外と体力を使います。

ずっと椅子に座って長時間作業するため、体力がないと務まりません。

体力がある人は仕事の効率が下がらないため、好印象を与えるでしょう。

清潔感のある身だしなみ

データ入力は室内で行う仕事ですが、清潔感のある身だしなみを心がけてください。

面接地がオフィス内であれば、スーツやジャケットを着るのが無難です。

たとえ「私服可」と書かれていても、Tシャツにスカートだと印象を損ね、落とされかねません。

面接にふさわしい格好ができていれば、見た目でマイナスになることはないでしょう。

派遣会社に登録してデータ入力を始めるのもあり

握手をするビジネスマン

時給が高いデータ入力の仕事がしたいのであれば、派遣会社に登録するのもありです。

派遣会社なら担当者がサポートしてくれるため、自分で職場を探すよりも安心です。

業種や勤務期間・時間などを伝えることで、あなたに合った求人を紹介してくれます。

たとえ派遣先でトラブルにあったとしても、給料は派遣会社が出してくれるため、未払いはありません。

学生でも主婦でも登録できるため、ライフスタイルに合った仕事探しができるでしょう。

まとめ

データ入力のバイトの中には、時給が高いものがあります。

バイトに応募する前になぜ時給が高いのかを考察し、慎重に応募するようにしてください。

 
ウサくん

よく調べてから応募しよう

データ入力の時給が高い理由は、正確性とスピードが求められるからです。

繁忙期で人手が足りなかったり、データ入力以外もするから高い場合もあります。

データ入力の仕事は室内で行うため楽そうに見えますが、決してかんたんではありません。

高い時給は労働力の裏返しであり、集中力を持って業務に取り組まなければいけません。

ノルマがある職場も多いため、時給の高さに釣られるとしんどい想いをするでしょう。

しかし、一度経験してスキルが身につけば、将来の役に立ちます。

高い時給に見合った仕事ができれば自信につながり、スキルを活かして在宅で働くこともできるでしょう。

今回のポイント

求人情報を見ても「なぜ時給が高いのか?」がわからないのであれば、決して応募しないようにしてください。理由が推測できないまま応募すると、失敗する可能性があります。ブラックバイトに遭遇すると辞めづらくなるため、なるべく納得できる求人だけ応募しましょう。

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