連絡手段として幅広い層に使われているLINE(ライン)。今やバイト先でもLINEグループを作り、業務連絡やコミュニケーションの一環として使用しているケースも多いです。
ただ、バイト先のLINEグループに招待されても、どんなメッセージを送ったら良いか悩みますよね。
使い方を間違って嫌われたくない
バイトのLINEグループには親しくない人もいるし、新人の頃だと空気感もわかりません。下手にメッセージを送って嫌われるのは怖いです。
できることなら、みんなから嫌われずにLINEを活用したいですよね。
そこで今回は、「バイト先のLINEグループで失敗しないコツ」をご紹介します。
LINEグループをどう活用すれば良いかわからないという人は、好感度が上がるLINEの使い方を学んでいきましょう。
なぜバイト先でLINEグループが作られるのか
LINEはユーザー同士が手軽にメッセージを交換することができる、スマートフォンのアプリです。
LINEグループを作っていれば、複数人でメッセージのやり取りをすることができます。バイトでは主に、業務連絡やシフト確認をするためにLINEが使われます。
LINEグループを作ると、グループに参加しているメンバー全員にメッセージを送信することができるため、一人ひとりに連絡する手間が省けます。
誰かが急病で休んだ時も、代わりに働いてくれる人を探しやすくなります。
また、LINEには既読表示があるため、伝達ミスを防げるというメリットもあります。
飲食店やアパレルなど、若者が多いバイト先ではLINEグループを作っている事が多いため、招待された方は使い方を覚えておきましょう。
LINEグループに招待されたら挨拶する
LINEグループに招待されたら、なるべく早く挨拶メッセージを送りましょう。
LINEグループに入ると「(あなたの名前)が参加しました」と全員のトーク画面に表示されるので、新メンバーが加わったことが知らされます。
そのため、面倒だからといって挨拶をしないでいると「協調性がない」と思われ、嫌われます。
あなたに会ったことがない人は、どんな人が参加したのか気になります。ひと言挨拶があるだけでも、印象は良くなるため、積極的に挨拶しましょう。
好感度が上がる挨拶文とは
挨拶した方が良いのはわかるものの、どんなメッセージを送れば良いかわからないという人も多いでしょう。
挨拶の仕方を間違えたがために、変な人だと思われたくありません。
しかし、難しく考える必要はありません。最初は簡単な自己紹介のみでOKです。
文章例
お疲れさまです。今月からバイトを始めた○○と申します。今日からLINEグループに参加させていただきます。よろしくお願いします。
もし、LINEグループの参加者に知らない人が多い(早番・遅番で異なるなど)場合、年齢や学年も加えた方が良いでしょう。
また、名前間違いをすることもあるため、フルネームで書き、読み方も書いておけば完璧です。実際に会った時も間違われることはないでしょう。
絵文字やスタンプは使わない
挨拶を送る時はLINEグループに加わったばかりなため、グループ内の雰囲気がわからないものです。
友達とLINEをしているノリでいきなり絵文字やスタンプを使用するのは止めてください。
初めてのメッセージは余計な装飾をせずに、シンプルな内容にしましょう。
バイトに慣れてきて、みんなにあなたの顔と性格を覚えてもらったら、徐々に絵文字やスタンプを使い、あなたらしい文面にしていくと良いでしょう。
LINEグループで失敗しないコツ
LINEでやりとりをしていると、顔が見えないために、思わぬ失敗をしてしまう場合があります。
LINEグループでの失敗が原因で、バイト内でも浮いたり働きづらくなると困りますよね。
そこでどんな使い方をすれば良いかご紹介します。誤って失敗しないように注意しましょう。
言葉遣いに気をつける
バイト先のLINEグループには様々な人が参加しています。中には5歳以上年上の先輩や店長が参加していることもあるでしょう。
そのため、馴れ馴れしい言葉遣いはよくありません。普段通り敬語を使い、誰が読んでも分かるような、丁寧な文章を心がけましょう。
例えば、業務連絡があった時は「承知しました」「分かりました」というように、敬語で応答してください。
友達に送るように「OKです」とか「了解しました」といった、軽いメッセージを送るのは不適切です。
また、自分から発信する時は、冒頭に「お疲れさまです」とか「おはようございます」など、勤務時に使用する挨拶を加えましょう。
直接会って話をする時と同じような感覚で送信すれば、不快感を与えることはないでしょう。
既読無視はしない
シフトの相談など、返信が必要なメッセージが送られてきたら、必ず返信するようにしてください。既読したまま放置する、いわゆる「既読無視」はいけません。
既読無視をしていると信用を失います。いい加減な人だと思われ、バイト中も頼りにされなくなるでしょう。
返信するのを後回しにしていると忘れてしまうことがあるため、メッセージを読んだらできるだけすぐ返信するようにしてください。
たとえ良い返事ができなかったとしても、「すみません。その日は予定があって行けません」などと返信すれば、発信者も理解できます。
バイトに慣れてくると疎かになってしまう人もいますが、あなたはきちんと返信してください。そうすればきちんとしていると思われ、信用を得られるでしょう。
何度も送信しない
LINEはメッセージが送信される度に音が鳴ったり、通知が表示されます。そのため、何度もメッセージを送信していると、メンバーに迷惑をかけてしまいます。
中には「何か緊急事態があったのか!?」と驚く人もいるでしょう。
メッセージを送信する時は、要点を簡潔にまとめ、できるだけ1回で終わるようにしましょう。
送信前に一度文章を読み返し、書き忘れたことがないか確認してください。そうすれば何度も送信して迷惑をかけることも無くなります。
早朝・深夜に送信しない
メッセージを送る時は時間帯にも気をつけてください。
深夜から早朝にかけて、みんなが寝ているような時間帯にメッセージを送ると、通知が鳴り、迷惑をかけてしまいます。
もし、あなたが深夜にメッセージを読んだのだとしても、即返信はしないでください。みんなが起き出す朝7~8時以降に送信すると良いでしょう。
また、コンビニなど24時間営業のお店で働いている場合、LINEグループに参加しているメンバーの活動時間はバラバラになります。
そんな時は昼過ぎの、13時以降に送りましょう。この時間帯であれば、起きている人も多いため、迷惑になるのを避けられます。
プライベートな内容を送らない
バイト先のLINEグループは、あくまで仕事のために作成しています。
LINEで交流を深め、チームワークを良くするために作っているのであり、仕事とは関係ないプライベートな話をするのはNGです。
いくら勤続日数が長くなり、みんなと親しくなったからと言って、個人的な話をしていると「LINEグループを私物化している!」と思われます。
プライベートな話や内輪ネタは、直接会った時に話すようにし、LINEグループでは扱わないようにしましょう。
LINEグループで失敗した時の対処法
いくら気をつけていても、つい気が抜けてしまい、失敗してしまうこともあるでしょう。
友達に話すようなノリで送信してしまったがために、みんなに不快感を与えてしまうかもしれません。
もし、自分で失敗したと思った時は、すぐに謝罪してください。
「書き方を間違いました。申し訳ありません。次から気をつけます」と送信すれば、わかってもらえます。
言葉遣いの誤りなど、軽い失敗の場合はLINE上で謝れば済みますが、もっと大きな失敗をしてしまうこともあるでしょう。
バイト内の問題で他の同僚と熱くなり、メッセージが白熱してしまった場合、LINEだけの謝罪では不十分です。直接会った時に謝罪しましょう。
「LINEで偉そうに言って申し訳ありませんでした。今後は気をつけます」と謝罪するようにしてください。
当事者だけでなく、他のバイト仲間にも謝罪しましょう。あなたの投稿で不快感に感じた人がいるかもしれません。
LINEのように文字と文字の会話は誤解を招きやすいです。少しでも「失敗したな」と思った時は、すぐに謝罪してください。
そして反省した後は同じ間違いは繰り返さないようにしましょう。そうすればみんなの信用を失うこと無く、これからもLINEグループを楽しめるようになります。
まとめ
LINEでメッセージを送信する時は、相手の立場に立つことが大切です。
発言内容におかしな点はないか?怒っているような印象を与えていないか?など、読む人の立場になって自分の文章を見直しましょう。
急いで送信しないように注意しないとね
バイト先のLINEグループはあくまで仕事のために使用します。友達やサークルのノリで使うと大きな失敗をしてしまうかもしれません。
仕事のために使っていると認識し、常に緊張感を持ってやり取りしましょう。
多少、敬語の使い方がおかしかったり、誤字脱字があったとしても、丁寧な文章を心がけていれば、悪い印象は持たれません。
最初は難しいかもしれませんが、少しずつメッセージを送信することで、グループ内の空気感もわかってきます。
LINEグループを活用できれば、これまで以上にバイト仲間とのチームワークが良くなり、仕事もやりやすくなるでしょう。