バイト先によく来る常連のお客さん。最近なんだか気になるということはありませんか?
顔を見るとドキドキする
好みのタイプだと来店する度にドキドキするし、仕事が手につかなくなる気持ちわかります。
できることなら仕事以外の会話もしたいし、もっと仲良くなりたいですよね。
ただし、店員とお客さんという関係上、アプローチが難しいです。
相手がどう思っているかわからないため、慎重に行動しなくてはいけません。
そこで今回は「バイト先のお客さんに恋した時の実らせ方」についてご紹介します。
気になるお客さんがいる人は、ぜひ参考にしてください。
身なりを整えて笑顔で接客する
お客さんに好印象を持ってもらえるように、身なりを整えて笑顔で接客してください。
見た目の印象が良くなれば、お客さんの記憶に残りやすくなります。
制服は着崩したりせず、みんなと同じような格好をすることが大切です。
服のシワや汚れに気をつけ、体のサイズに合った制服を着ていれば変に見えません。
マスクをしていると口元が見えなくなりますが、目尻を下げて挨拶すれば笑顔は伝わります。
お客さんに「よく見かける素敵な店員さん」と思ってもらえれば、第一印象はクリアしたと言えるでしょう。
特別感のある挨拶をする
あなたの存在を認識してもらえるように、特別感のある挨拶をしてください。
他のお客さんと違う挨拶をすることで、相手がドキッとします。
たとえば、「ありがとうございます」の前に「いつも」を付けると効果的です。
「いつもありがとうございます」と言われると、顔を覚えられたのがわかります。
「いらっしゃいませ」の後に、「いつもありがとうございます」を付け足しても構いません。
また、常連のお客さんであれば「こんにちは」や「また来てくださいね」のような挨拶もできます。
このように、堅苦しい挨拶よりも、フレンドリーな挨拶をした方がお客さんの記憶に残りやすいです。
特別感のある挨拶をすることで、あなたのことが気になってくるでしょう。
お客さんの好みを覚えておく
お客さんがいつも同じ注文をする人であれば、「○○でよろしいですか?」と聞いてください。
注文の手間が省けるし、自分の好みを覚えてくれたのだと嬉しくなります。
いつも同じ席を利用するお客さんには「こちらの席でよろしいですか?」といって、席を案内するのもありです。
毎回同じ席を選んでいる人はルーティーン(習慣)でやっているため、同じ席に案内してもらえると喜ばれます。
ただし、お客さんの好みを決めつけてはいけません。
日によって気分が変わる場合もあるし、他人に干渉されたくない人もいるからです。
あくまで「こちらでよろしいですか?」と質問し、お客さんに選択権を委ねるようにしましょう。
接客以外の会話をする
気になっているお客さんと接する際に、接客以外の会話をしてください。
接客以外の話をすることで、お客さんのことが分かる場合があります。
たとえば、天気や気温の話は誰に対しても話しやすいです。
「今日は暑い(寒い)ですね」なら言いやすいし、口下手でも聞けます。
会話する気がなければ「そうですね」で終わるし、もっと話してくれるかもしれません。
仮に「暑すぎるので涼みに来ました」のように、ひと言付け足してくれたらチャンスです。
「学校に行くのも大変ですよね」とか「暑い中、お仕事大変ですね」といって、プライベートな話題につなげることもできます。
日常会話なら店員が話しかけてもおかしくないし、変に思われません。
当たり障りのない話題から始めれば、お客さんと話せるようになるでしょう。
ファッションや持ち物を褒める
お客さんと接客以外の会話をするようになったら、自分から話かけるようにしてください。
会話の中で、ファッションや持ち物を褒めると好印象を得られます。
たとえば、「そのバッグ可愛いですね」とか「その帽子格好良いですね」のように褒めると効果的です。
容姿を褒められると下心を感じますが、ファッションなら下品な印象を与えません。
自分のセンスに共感してくれたのだと感じ、嬉しくなる人が多いです。
もし、お客さんと同じ物をもっているのであれば、「私も同じ物を持っています」とアピールしましょう。
物の話から趣味の話に誘導することができるため、会話が盛り上がること間違いなしです。
バイト仲間に協力してもらう
バイト仲間に協力してもらい、会える機会を増やしてください。
お客さんがよく来る時間帯に勤務できれば、顔を合わせる機会が増えます。
いくら好きな人と話せるようになっても、会う機会が少ないと恋は実りません。
バイト仲間が何かと協力してくれれば、お客さんと距離を縮めることができるでしょう。
ただし、店長や上司に知られると「公私混同するな!」と怒られます。
先輩や目上の人に陰口を叩かれる可能性もあるし、みんなに迷惑をかけてもいけません。
仕事に支障をきたさないためにも、仲の良いバイト仲間だけに打ち明けるのがポイントです。
あくまでこっそり協力してもらえれば、他のバイト仲間に迷惑がかかりません。
なお、恋が実った後は、しっかりお礼するのを忘れないようにしてくださいね。
SNSなら連絡先を交換しやすい
お客さんと会話をするような関係になれば、もっと親しくなりたいと思うものです。
お互いの連絡先を交換して、プライベートでもやり取りしたいですよね。
とはいえ、仕事中に連絡先を交換するのは難しくなります。
お客さんから「連絡先を教えて」と言われれば楽ですが、そう上手くはいきません。
女性のお客さんなら警戒するし、男性のお客さんでも自分からなかなか言い出しにくいものです。
そこで便利なのがSNSです。
あなたのX(旧Twitter)や、Instagramのアカウントを教えてください。
SNSのアカウントなら教えやすいし、気軽に交換しやすくなります。
「新商品が入ったらお知らせします」とか「フォロワーを増やしたい」とでも言えば、下心を持っているように思われません。
LINEなら個別でやり取りすることもできるし、LINEを活用しているお店は多いです。
私用の携帯電話を仕事中に出すことはできませんが、IDやアカウント名を紙に書いておき、隙きを見て渡せば問題ありません。
あなたに好感を持ってくれる相手なら登録してくれるし、その後のメッセージも快く受けてくれるでしょう。
お客さんにやってはいけないNG行動
いくらお客さんのことが気になるからといって、焦って行動してはいけません。
一方的に好意を寄せるとお客さんに不快感を与え、バイト先に来なくなる可能性があります。
ここではよくあるNG行動を紹介しますので、失敗しないように注意しましょう。
タメ口で話す
お客さんが同年代(または年下)だと、ついタメ口で話したくなります。
タメ口で話すと親しみが出るし、距離が縮まるからです。
しかし、公私混同してはいけません。
あなたは仕事でお客さんに接しているのであり、お客さんはサービスを受けるために来ています。
店員からタメ口で話されるのを良しとせず、不快感を覚える人も少なくありません。
たとえ常連さんでもタメ口は避け、常に敬語(または丁寧語)で接するようにしましょう。
じっと目で追う
気になるお客さんが来店したからといって、ずっと目で追うようなことをしてはいけません。
たまに目が会う程度なら別ですが、ずっと見られていると良い気がしないからです。
あなたの視線が気になり、居心地が悪くなってしまうでしょう。
仕事でお客さんに視線を合わせる必要はありますが、ジロジロ見ると気持ち悪いと思われます。
気になる気持ちはグッと抑えて、あまり見つめすぎないようにしましょう。
プライベートなことを聞く
挨拶以上の会話をするようになっても、プライベートなことは聞かないようにしてください。
プライベートなことを他人から聞かれると、拒否反応を示す人がいます。
特に恋人について聞くのはご法度です。
恋人の有無はプライバシーに関わるため、嫌悪感を感じる人も多いです。
好きなお客さんの恋愛事情は気になりますが、直接聞いてはいけません。
もし、どうしても知りたいのであれば、「カップルによく売れています」とか「彼女へのプレゼントにどうですか?」と言ってください。
商品やサービスを例に出し、反応を見るようにしましょう。
まとめ
バイト先でお客さんとの恋愛を成就するためには、まず店員とお客さんとして親しくなることが初めの一歩です。
ちょっとした声掛け一つで変わることもあるため、思い立ったら実践してみましょう。
挨拶の仕方を工夫します
バイト先のお客さんに恋したときは、身なりを整えて笑顔で接客してください。
元気よく働いていれば、お客さんの記憶に残りやすくなります。
「いつもありがとうございます」とか「○○でよろしいですか?」のように、特別視した声掛けをするのもありです。
最初は恥ずかしいかもしれませんが、試しにやると意外と上手くいくものです。
あまり身構えることなく、お店の常連さんとの会話を盛り上げるくらいの気持ちで対応しましょう。
出会いはどこにあるかわかりません。バイト先に運命の人が現れる可能性だってあります。
「店員だから」「お客さんだから」と決めつけずに、一人の人間として接するようにすれば、きっと好印象を持ってもらえるはずです。
バイトがきっかけで素敵な人と出会い、恋も仕事も楽しみましょう。