仕事内容
「快適な住環境とは何か」を調べるためにある研究機関が行った実験データをまとめる作業を行いました。
実験データといっても簡単な手書きのアンケートです。アナログデータをデジタルデータに修正するといった作業です。
エクセルのシートと数百枚のアンケートを渡され、研究室の隅っこのパソコンを使わせてもらい、ただひたすら言われた通りにアンケート内容を入力する作業でした。
最初は大変でしたが、慣れるとかなり早く入力できるようになりました。
応募のきっかけ
夏に暑いところでバイトをしたくなかったので、知り合いに室内でできるバイトを聞いたところ、大学や研究機関でアルバイトを募集していることを知りました。
その後、ホームページでそういった情報が無いかチェックしたところ、このバイトを見つけて応募しました。
楽しかったこと
ひたすら単純作業だったのですが、職場の雰囲気はゆるく作業中に好きな音楽を聴いても大丈夫でした。
また、作業に慣れてくるとデータ入力スピードのタイムアタックみたいなことを自分でするようになりました。
「10枚を30秒以内に終えることができるか!?」というように自分でチャレンジ目標を立てひたすら作業していたら、単純作業でもあっという間に時間が過ぎていきました。
休憩中、バイト以外の研究機関の方々も気さくに接してくれたので楽しかったです。
思い出に残っていること
最初に「このデータは卒論に使うので正確にお願いします」と言われたときは流石に驚きました。
ちょうど自分も卒業論文を書いていたころだったので、このデータが他人の卒論になると考えるとちょっと不思議な感覚がしました。
また、アンケートも老若男女からとっているらしく、世代によって回答が微妙に違うのも少し興味深かったです。高齢の方々は達筆な方が多かった印象です(笑)
一度だけ自分が寝坊して遅刻してしまったことがあったのですが、そこもかなりゆるく、特に何も言われることはありませんでした。(さすがに遅刻した間の時給は出ませんでしたが)
また、作業スピードが早くなって時間が来る前にノルマが済んでしまったので、「時給出すけどあとは遊んでていいよ」と言われたのも面白かったですね。
バイトを体験して
仕事内容自体は単調作業でしたが、自分で工夫することによってかなり楽しめました。職場のゆるい雰囲気も大変良かったです。
毎年募集しているわけではないらしいので、次の年はこのバイトはできませんでしたが、機会があればぜひまたやってみたいと思っています。
編集者のコメント:
夏休みに室内でできるバイトを探していたという体験者さん。データ入力はエアコンの効いた室内でできるので、とても快適に仕事ができたのではないでしょうか。また、単純作業でも仕事のやり方を工夫することで楽しく行うことができますよね。”データ入力タイムアタック”のようなゲーム性を取り入れたのも面白いなと感じました。