仕事内容
主な仕事はレジでの接客対応と商品管理になります。
レジでは会計をしたり、顧客管理や返却処理をしたりします。商品管理では、新作を準新作や旧作に落としたり、入荷処理をします。
その他、電話対応や掃除など、仕事は多岐にわたってありました。
勤務の時間帯は2部制になっており、朝晩と遅番に分けられます。私は遅晩だったので、夕方の5時から、深夜の2時まで働いていました。
シフトは1週間に4日程度で、時給は当時750円でした。ちなみに朝番は、開店(朝の9時)から夕方の5時までで、学生である私が働くにはちょっと厳しいものがありました。
応募のきっかけ
映画が好きだったこともあり、どうせなら好きなものに囲まれた環境で働いてみたいと考えたからです。
また、浅はかな考えになりますが、仕事自体も簡単そうだというのもあります。
非常に後ろ向きな動機になりますが、できるだけストレスフリーで働きたいという考えがありました。
学んだこと
働いてみて感じたのは、非常にやることが多いということです。そしてトラブルが多い現場でもあるということです。
レンタルショップといえば、なんだか簡単そうなイメージがありますが、実際はハードで、とりわけ顧客管理が難しいと感じました。
常連客から新作の予約を受けたり、長期延滞者への通知をしたり、各業界からかかってくる電話への対応もあります。
入りたての頃はそこまで重要な仕事は与えられず、やることといえばせいぜい返却処理とレジ打ちくらいです。
慣れてくると、前述のような顧客管理に携わるような仕事を任されるようになります。
この過程を通じて、責任の重さを痛感しましたし、対応力みたいなものが培われました。
パソコンができるとか、何か資格を取っているとか、そういうのも大切ですが、こういった対応力というのは、社会に出れば何より重要になってくる能力です。
それが培われたのは大きかったですし、実際に就活でも役立ちました。
思い出に残っていること
店長から直々に、正社員への登用を進められたことがあります。
このころにはアルバイトとして入って2年が経過していましたが、遅番では副リーダー的な存在になっていました。
日によって、遅番の仕事を完全に任されることもありました。閉店後の店の鍵掛から、レジの管理まで任されるようになっていたのです。
そうして経緯もあり、店側としては私に正社員として入ってほしかったようです。
ただ、私にはどうしても進みたい道があったため、辞退することになりました。
就職活動も無事に終わり、バイトを辞める時がきたのですが、送別会を開催してくれたのです。とても良い思い出として私の心の中に残っています。
バイト先は当時地元で2店舗を構えるこじんまりとしたお店だったのですが、今では7店舗まで拡大しています。
今になって思うと、正社員になった方がよかったかも!?と思うこともありますね(苦笑)
バイトを体験して
お客さま相手の仕事の場合、いろんなトラブルが発生します。対応を誤ると非常に(言葉は悪いですが)まずい事態に発展します。
そうならないように、お客さまに対応する際は細心の注意を払っていましたし、あの時の経験は今でも教訓として残っています。
編集者のコメント:
最初は楽だと思って始めたバイトも、意外と仕事が大変で苦労したとのこと。しかし、バイト先に認められ、正社員の誘いを受けるようになったのは、それだけ体験者さんが頑張って働いていた証拠だと思います。就活の時も自信になったのではないでしょうか。