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ドラッグストアのバイト体験談!接客で会話の重要性を学びました

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ドラッグストアのバイトイメージ

仕事内容

レジでのお客さんへの対応、商品陳列、商品発注、薬の銘柄覚え、時計・カメラの修理受付など、幅広く業務をこなしていました。

バイトという立場ではありましたが、手書きでPOPを制作し、商品紹介などを行ったり、商品の売れ行きを考慮し、商品を入れる数を調整したり、社員の仕事に近いことを任されていました。

また、薬の説明や販売は薬剤師に任せていましたが、薬の知識についても聞かれることが多いため、軽い案内程度はできるくらいの知識を身に付けるため、勉強もしました。

応募のきっかけ

通っていた大学のすぐ近くにあり、かつ利用していたときの店員さんの雰囲気が良かったため、応募してみようと決意しました。

店長さんも優しく、同僚も思いやりのある方が多かったため、大学在学中は4年間、週3日勤務にてバイトをしていました。

学んだこと

コンビニやスーパーでも同じことが言えるかもしれませんが、お客さんの流れや年代などを読み、売れそうな商品を考え、発注することを主に学びました。

季節ものの商品も多く、最初は発注する際も手間取りましたが、慣れていくと流れがわかるようになりました。

また、日ごろの接客から、お客さんからどのような商品を入れて欲しいのか要望を聞き、できるだけ反映させるように努めました。

「普段からお客さんと会話をする」ということの重要性を学ぶことができました。

思い出に残っていること

東日本大震災の際、発生した時間にはシフトは入っていませんでしたが、翌日からシフトが連勤で入っていました。

ティッシュペーパーや水をはじめ、店の棚から商品が一気に消えていきました。

当時は主にレジ担当していまして、欠品商品の問い合わせが後を絶たず、お客さんからは怒号のようなクレームを浴びせられることもありました。

年代で一括りにはしたくありませんが、年配の方のクレームが圧倒的に多かったように思います。

他のスタッフも辞めていく人が増えている中で、私もメンタル面で少し不安定になっていました。

そんな時、ある子連れのお母さんから「色々大変だと思うけど、頑張ってね」と言葉をもらいました。

たった一言でしたが、気持ちがすっと楽になっていきました。

現在もコロナの状況で大変な医療機関や、ドラッグストア、スーパーなどあると思いますが、お客さんには店員やスタッフの方への思いやりを持って接して欲しいと思います。

バイトを体験して

私は現在、広告代理店にて勤務をしています。

ドラッグストアのバイトを通じて、人との接客や、売れる商品棚作りなど、現在も日ごろ役に立っている知識を学ぶことができました。

非常に学ぶべきことも多く、かつ将来への知識へつながるバイトだったと思います。

編集者のコメント:

東日本大震災とコロナ禍の現在は有事という点で似ていますが、ドラッグストアは生活に欠かせない場所であるだけに、店員としても大変だったと思います。しかし、その時の経験があるからこそ、より仕事を頑張れたのではないでしょうか。社会人になった今も役立つということは、それだけ真剣に働いていた証拠だと思います。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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