ぼくのわたしのバイト体験談    

掛け持ちしながらバイトした体験談!周りのお陰で続けられました

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ホールスタッフのバイトイメージ

掛け持ちしたバイトについて

当時は掛け持ちでバイトをしており、どちらもサービス業でした。

飲食店のホールで接客、会計、品出し、清掃などをする仕事と、コールセンターの受信発信業務を行いました。

コールセンターは、カタログ通信販売部門を担当していました。

バイトを掛け持ちした理由

当時大学に行きたいと思っていたのですが、親からは「自分のお金で行くなら行っても良い」と言われ、下の兄弟もいるから私にだけお金をかけることは出来ないと言われていました。

そのため、高校入学当初から学校に内緒でバイトを始めることにしました。

大学の学費を貯めるだけでなく、入学試験の費用や入学後にかかる教科書代、自動車学校の教習費用、スーツ代等のお金を稼ぐ目的もありました。

かなりの金額を貯めなければならず、掛け持ちでのバイトと受験勉強を両立してこなしていました。

思い出に残っていること

受験勉強と仕事の両立は、簡単ではありませんでした。

特に学校の定期テストや参加必修の模試の際は、体力的にも精神的にもきついことが多かったです。

しかし、事情を知っている職場の社員さんや同じパート仲間の人にとても助けていただきました。

試験が近くなるとなるべく早く仕事が終われるように配慮してくれたり、どうしても仕事が出来なさそうな日はシフトを代わってくれました。

周りの人がしっかりサポートしてくれたおかげで、バイトを辞めずに続けることができました。

飲食店では同年代の人が少なく、年上の主婦が多かったのですが、私のことを自分の子供の様に心配し、気にかけてくれました。

あまりお金を使わないようにしていた私に、よく食べ物や飲み物を差し入れてくれたりと、心遣いがとてもありがたかったです。

バイトをした感想

当時は、周囲の同級生が勉強一本で頑張っている最中に、どうして自分は仕事までしなくちゃいけないのかと後ろ向きな気持ちになることもありました。

しかし、人よりも早めに社会に出て、仕事の大変さや責任感を知ることができたのは、私にとって大きな財産だと思います。

お客さまから理不尽に叱られてしまうことはどの職場でもありましたが、その度に一緒に働く仲間に助けてもらえました。

自分が指導する立場になった際に、相手がどのような声掛けをして欲しいのかが分かるようになれたのは、バイトで得られた大きな経験です。

編集者のコメント:

ひとつだけでもしんどいのに、複数のバイトをしながら勉強するのは並大抵のことではないと思います。しかし、体験者さんが真面目に働いていたからこそ、周りも助けてくれたのでしょう。人の温かみを感じられた良い経験になりましたね。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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