ぼくのわたしのバイト体験談    

個別塾講師のバイト体験談!指導力やコミュ力が身につきました

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塾講師のバイトイメージ

仕事内容

小学生、中学生、高校生を対象に日頃の授業内容の予習復習、テスト勉強、受験対策まで幅広く対応する個別指導塾で講師をしました。

講師個人の経験や得意分野に基づき担当を決定する塾だったので、主に中学生・高校生の文系科目(国語、英語、古典、社会等)を担当していました。

夏休みには夏期講習、冬休みには冬期講習の講師も担当し、授業がない空き時間には、併設された自習スペースにて、生徒からの質問対応もしました。

応募したきっかけ

当時、家庭教師の派遣をしていた企業が新しく個別指導塾をオープンすることになり、オープニングスタッフとして参加しないかと声をかけていただいたのがきっかけです。

家庭教師だと定期的な仕事がない状態だったので、定期的かつ長期で働きたいと思い、応募しました。

楽しかったこと

担当する生徒はある程度固定されていたため、生徒との関わりが深いです。

親しくなると「先生聞いて!」と、日々の報告をしてくれるようになりました。

その中には「成績上がったよ」や「志望校に受かったよ」など嬉しい報告もありました。

しかし、その半面「お給料をいただいているので間違ったことはできない」「生徒たちの成績を上げなければいけない」というプレッシャーがあり、大変だったのもあります。

思い出に残っていること

進級も危ういという、定期テストがほぼ全て赤点という高校生の生徒を担当したことがあります。

分からないことが分からないという状況で、塾にくるのもイヤイヤという雰囲気が丸わかりでした。

そこでまず仲良くなることに努め、嫌なこと・難しいと思うことを共有・共感することからはじめました。

少しずつ勉強する習慣がつくように、分からないことは質問する習慣をつけるように指導しました。

結果として、部活の話や色々な相談を含め、様々な話をするようになり、先生が言うならと宿題もしてきてくれるようになりました。

そうすると自然と成績も上がり、留年は回避できたのです。

その後、たまたまその生徒のお母さまにお目にかかる機会があり、「うちの子が家で宿題してるんです!赤点も減って…」と涙ながらに感謝され、非常に印象深い思い出として残っています。

バイトをした感想

接客や販売のバイトとは異なり、人と密接な人間関係を築く必要のある仕事だったと思います。

学生時代のバイトでしたが、就職した後も非常に役に立つコミュニケーションスキルや人に説明するという力が身につき、やってよかったと思います。

編集者のコメント:

塾講師として学力が足りない生徒を教えるのは大変だったと思いますが、授業内容よりも生徒個人に着目したのは素晴らしいですね。無理やり勉強させるのではなく、人間として仲良くなることから始めたからこそ、生徒もついてきてくれたのだと思います。きっと生徒も体験者さんと勉強したことは忘れないでしょう。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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