一生懸命働いているのに上手く行かなかったり、失敗して怒られると涙が出てきますよね。
泣きたくないのに涙が出てしまう…
泣いてる姿を人に見られるのは恥ずかしいし、気まずいという気持ちわかります。
バイト先の雰囲気も悪くなるため、できるだけ泣かないようにしたいですよね。
人間ですから、バイト中でも泣きたくなる場合はあります。
しかし、大切なのは泣いてしまった後の行動です。
上手く切り替えて仕事に戻ることができれば、気まずい思いをすることはないでしょう。
そこで今回は「バイトで泣いてしまった時の対処法」をご紹介します。
気持ちの切り替え方がわからないという人は、ぜひ参考にしてください。
泣いた理由を振り返る
まず、どうして泣いてしまったのか振り返ってみてください。
・仕事で失敗して店長に怒られた
・お客さんから突然クレームを言われた
・仕事が上手くできなくて情けなくなった
・バイト仲間から無視されて辛い
・失恋したことを思い出した
など、様々な理由があると思います。
しかし、どんな理由でも泣いたままだと前に進めないし、周りにも迷惑をかけてしまいます。
泣いてしまった時は感情が高ぶっているため、涙がとめどなく溢れてきますが、一度冷静に「どうして泣いたのか？」を自問自答してください。
意外と後から振り返ってみると「どうしてあんなことで泣いてしまったんだろう？」と、思う場合もあります。
泣いてしまった理由を客観的に判断すれば、今後の対策が取れるようになるでしょう。
泣いてしまった時の対処法
どんな理由があるにせよ、バイト中に泣いてしまった時は気まずくなります。
あなたを慰めようと声をかけてくれる人がいる一方、あえて触れない人もいるでしょう。
逆に「泣くな！」と怒ってくる人や、言葉にしなくても不快感を示す人もいます。
どちらにしろ周りに気を使わせてしまうため、あなた自信が行動するしかありません。
そこで、思わず泣いてしまった時はどんな対処をすれば良いのかご紹介します。
トイレに行く
涙顔をお客さんに見せないために、トイレに行ってください。
トイレに行って顔を洗えばスッキリするし、気持ちを切り替えることができます。
女性なら目元のメイクが落ちて黒ずむ可能性があるため、軽く化粧直しをすると良いでしょう。
トイレに行く時間がないのであれば、ハンカチを少し濡らして目元に当ててください。
目元がスッキリするだけでも気分は変わり、涙が止まるようになります。
持ち場を代わってもらう
接客中に泣いてしまった時は、バイト仲間に持ち場を代わってもらいましょう。
涙が止まらない状態では「何かあったのではないか？」と周りを不安にさせます。
お客さんに余計な詮索をされないためにも、泣いてるのを気付かれないようにすることが大切です。
バックヤードに戻って顔を拭き、落ち着いてから持ち場に戻るようにしてください。
気持ちを切り替えて元気になった姿を見せれば、問題にはならないでしょう。
人がいない場所に移動する
泣き顔を見られたくない時は、人がいない場所に移動してください。
品出しをすると言って倉庫に移動してもいいし、店の外を掃除しに行っても構いません。
コンビニやキッチンの仕事ならウォークイン（冷蔵庫）に入って作業しても良いです。
人がいない場所なら泣いてもわからないし、涙が出てもごまかすことができます。
人目がつかない場所に移動すれば、冷静になることができるでしょう。
失敗した時は素直に謝る
仕事が上手く行かずに泣いてしまった時は、素直に謝るようにしてください。
泣いたまま立ち尽くしていると、周りが困惑してしまいます。
中には「泣いてごまかしているのではないか？」と思う人もいるでしょう。
他人にこれ以上迷惑をかけないためにも、素直に謝るのが最適です。
二度と同じ間違いを繰り返さないようにすれば、成長した姿を見せられるでしょう。
あえて明るく振る舞う
あえて明るく振る舞い、何事もなかったかのように働くのもありです。
泣いているあなたの姿を見ると、周りが気を使うし微妙な空気が流れます。
お客さんの前に出ているのであれば、いつまでも悲しい顔を見せてはいけません。
場の空気が重いようであれば、「つい涙が出ちゃった（笑）」とお茶目にいえば周りもホッとします。
「目にゴミが入った」とか「最近寝不足で…（目をこする）」などとして、ごまかすのもありです。
無理矢理にでも明るく振る舞っていれば、自然と涙も収まってくるでしょう。
バイトで泣かなくなる方法
バイトをしているとさまざまな理由で泣きたくなる場合がありますが、できるだけバイト中に泣きたくないですよね。
バイト中に泣くのは恥ずかしいし、周りに迷惑がかかる可能性があります。
そこで、どのようにすればバイトで泣かなくなるのかご紹介します。
人と話す
バイト中に泣きたくなったら、人と話すようにしてください。
人と話せばストレス発散ができるため、泣きたい気持ちが収まってきます。
仲の良いバイト仲間はもちろん、先輩・後輩、常連のお客さんでも構いません。
「こんなことがあってさ～」と雑談混じりに愚痴っていれば、慰めてもらえます。
嫌なことがあったら誰かに聞いてもらうようにすれば、泣くこともないでしょう。
楽しい想像をする
バイト中に泣きそうになったら、楽しいことを思い出すようにしてください。
楽しい感情で頭の中をいっぱいにしてやれば、泣きたい気持ちが収まります。
好きな人の顔を思い浮かべてもいいし、テストで良い点を取ったときや、試験に合格したときのことでも構いません。
ネガティブな感情のままだと悲しくなるだけです。楽しい想像をして感情を切り替えましょう。
忙しくする
あえて忙しい時間帯にシフトを入れるのもありです。
接客や品出しで動き回っていると、泣いている暇がありません。
忙しく体を動かせている内に、泣きたくなる気持ちが収まってきます。
考える暇もないほど仕事に集中していれば、泣くことはないでしょう。
ただし、忙しくしすぎるとパニックになって、逆効果な場合もあるので注意してください。
怒りに変える
真面目に働いているのに、お客さんの言動によって泣いてしまう場合があります。
お客さんから一方的に責められたり、理不尽なクレームを付けられると泣きたくなってしまうでしょう。
しかし、いつまでも泣いたままだと相手に舐められるだけです。悲しい気持ちを怒りに変えて立ち向かってください。
ゲームの敵キャラを想像して「負けてたまるか！」と気持ちを奮い立たせるのがコツです。
勇者になった気持ちで立ち向かえば、頑張れるようになるでしょう。
良質な睡眠を取る
バイト中に泣きたくなるのは、睡眠も関係しています。
睡眠不足で体調が悪いと、ふとしたことで感情が揺さぶられてしまいます。
しかし、毎晩しっかり寝て良質な睡眠を取れば、ストレスが残りません。
バイト中に嫌なことがあっても蓄積されないため、ポジティブに働けるでしょう。
泣くのは悪いことではない
バイト中に泣くと周りの目も気になるし、気まずくなりますよね。
「これぐらいで泣く自分は情けない」と思うと余計に涙が止まらなくなります。
しかし、バイト中に泣くのは悪いことではありません。泣きたいほど真剣に取り組んでいる証拠だとも言えます。
泣いてしまった自分を責めるのではなく、「泣くほど頑張っている」と認め、自信を持つようにしてください。
泣きながらでも頑張っていれば、いつか周りから認めてもらえるようになります。
すぐ泣いてしまうという人は、単純に経験が足りないだけです。
悲しいこと・辛いことに対する耐性がないので、ちょっとしたことでも泣いてしまうのです。
しかし、真面目に働いていればいつかは慣れます。ミスをしても挽回できるようになります。
泣くことは自分を成長するために必要な経験だと開き直ってください。
涙の分だけ強くなれば、いつしか職場で泣くこともなくなるでしょう。
泣きやすい人必見！涙活でストレス発散
涙活（るいかつ）という言葉をご存知ですか？泣ける映画やドラマを見て涙を流しておき、ストレス発散する行為です。
涙を流すことにより、人の自律神経のうち、副交感神経に影響を与え、リラックス効果が働くと言われています。
バイト中にどうしても泣いてしまう事が多いという人は、涙活をしてあらかじめ涙を流しておきましょう。
涙活をする時は悲しい話ではなく、感動的な話がおすすめです。
主人公が何かを成し遂げたり、成功するような作品を見ることで、自分も頑張ろうという気持ちになれるからです。
バイトに行く前に十分泣いたら気持ちがスッキリするため、バイト中に泣く機会も減るでしょう。
まとめ
バイト中に嫌なことがあると、泣いてしまう場合があります。
泣いたままだと働けないため、早めに切り替えるようにしてください。
気持ちを切り替えて頑張ります
あなたがバイト中に泣くことで、少なからず周りに迷惑をかけていることになります。
みんなに心配かけないためにも、泣いた後はできるだけ明るく振る舞い、すぐ仕事に戻るようにしてください。
失敗した時はすぐに謝り、自分の非を認めていれば周りの見る目が変わります。
バイト中に泣かないのが一番ですが、思わず泣いてしまうこともあります。
それでも自分を責めずに、気持ちを落ち着かせることが大切です。
「誰だって泣くことぐらいある！」と開き直っていれば、自然と泣かなくなるでしょう。
