バイトでミスばかりすると、自分がとても嫌になりますよね。
自分に腹が立つ!
みんなはできるのに自分だけできないと、自己嫌悪に陥る気持ちわかります。
できることなら、もう少し使える人間になりたいですよね。
しかし、自分を責めてばかりいると、負のスパイラルに陥ります。
繰り返しミスをするようになり、心身ともに病んでしまうでしょう。
そこで今回は「バイトで使えない自分に嫌気がさす瞬間と対処法」をご紹介します。
使えない人間だと決めつける前に、やれることから始めてください。
自分は使えないと感じる瞬間
バイトをしていると、さまざまな場面で「自分は使えないな」と感じるときがあります。
どんな場面で感じることが多いのかご紹介します。
ミスが多い
何度も同じミスを繰り返したり、指示されたことができないと自己嫌悪に陥ります。
新人の頃は誰もがミスするものですが、いつまで経ってもミスが多いのは考えものです。
大きなミスはなくても、うっかりミスを繰り返していると、バイト仲間から信頼されることはありません。
ミスが多いと周りの見る目が冷たくなり、いたたまれなくなるでしょう。
仕事が遅い
頼まれた仕事が時間通りにできなかったり、準備に時間がかかりすぎると「仕事が遅い」と言われます。
あなたの仕事が遅れるとチームワークに影響がでるため、みんなに迷惑をかけてしまいます。
一生懸命やってもスピードが上がらないと、気持ちが焦ってミスする原因にもなります。
上達しない
どんな仕事でも長い間続けていると上手くなるものですが、いつまで経っても上達しないと不満がたまります。
みんなのように早く覚えて役に立ちたいと思えば思うほど、焦りが募るでしょう。
あまりにも上達しないと店長から「向いてない」と言われ、辞めざるを得なくなるかもしれません。
会話できない
バイトはチームワークが大切ですが、会話ができないとバイト先で孤立します。
誰にも頼ることができないため、しんどい仕事も一人でやらなくてはいけません。
会話ができないと周りに誤解されたり、怒らせる可能性もあります。
みんなが楽しそうに雑談している姿を見ると、孤独を感じて寂しくなるでしょう。
遅刻が多い
遅刻しないように心がけていても、ついうっかりで遅刻することはあります。
遅刻が多いと周りから冷たい目で見られ、人間関係に悪影響を及ぼします。
あまりにも遅刻が多いと、業務怠慢を疑われてクビになる可能性もあるでしょう。
たとえ遅刻しなくてもギリギリの出勤は気持ちが焦るため、ミスが多くなります。
使えない自分を改善する方法
自分の駄目な部分がわかっているのに、そのままにするのは良くないです。
使えない自分のままだと情けなくなるし、周りからも孤立します。
いつまでも使えないままだと、そのうちクビになる可能性もあります。
そこで、どのようにして改善していけば良いのかご紹介します。
原因を特定する
ミスが多い人は「なぜできないのか?」といった原因を特定してください。
原因が分かれば問題を解決するための道筋が見えてきます。
たとえば、メニューが覚えられないのが原因でミスをしてしまうのであれば、自宅でメニューを覚えてきましょう。
メニューが覚えられれば気持ちに余裕ができて、焦らないようになります。
バイトが終わった後にその日の出来事を振り返れば、問題を発見しやすくなるでしょう。
優先順位を決める
複数のことをやろうするのは失敗の元です。
仕事をする前に優先順位を決め、ひとつずつ取り掛かるようにしてください。
今何をするべきかがわかると、焦ったり混乱することがなくなります。
どれだけ時間が必要になるかを意識することで、苦手なことも改善されるでしょう。
人の真似をする
誰かと比べて落ち込むのではなく、できる人を真似て自身の成長に繋げてください。
他者の良い部分を取り入れることで、失敗することが減っていきます。
仕事ができる先輩がいたら、やり方を聞いて真似するようにしてください。
ただ真似するだけでも、苦手な作業ができるようになってきます。
仕事だけでなく、会話やコミュニケーションの仕方も参考にしましょう。
メモを取って見返す
仕事が覚えられない人は、メモを取る癖をつけましょう。
メモをとることで記憶に定着しやすくなるため、物忘れを防ぐことができます。
メモを取れば何度も同じことを聞かなくても良くなるため、先輩に迷惑がかかりません。
メモを取って自宅で見返すようにすれば、予習・復習にもなるので知識が身につきます。
10分前に到着する
遅刻しがちな人は、10分前に到着するようにしてください。
10分前だと余裕を持って着替えられるし、仕事の準備をすることができます。
休憩室でバイト仲間と雑談することもできるため、コミュニケーションにも役立ちます。
少し早めに出勤して徐々にバイトモードに切り替えれば、落ち着いて仕事に取り組めるでしょう。
シフトを変更する
土日祝日など、忙しくなる日に出勤すると、どうしてもミスしやすくなります。
ミスが怖い人は忙しい日を避け、なるべくゆったり働ける日にシフト変更してください。
平日のみ働くとか、土日どちらかだけ入るようにすれば、気持ちに余裕ができてきます。
また、シフト変更することで働く人も変わるため、人間関係を変えるきっかけにもなるでしょう。
できることだけやる
苦手な分野があると、つい「できないこと」に捕らわれてしまいますが、できないことを追い求めても成長することはありません。
できないことは後回しにして、できることだけやるようにしてください。
接客は苦手だけど細かい作業ならできるというのであれば、品出しや掃除などを優先して行いましょう。
みんなとコミュニケーションを取るのが苦手であれば、挨拶をしっかりするようにしてください。
できることをやって自信をつければ、苦手な分野にも挑戦しやすくなります。
自分を追い詰めすぎてはいけない
仕事でミスをすると「自分はなんて使えない人間なんだ…」と思いがちです。
周りに迷惑をかけてしまうと、みんなに嫌われるのではないか?と心配になるでしょう。
しかし、時にはそこまで深刻に考えなくても良い場合があります。
たとえば、レジで過不足金が出るとバイト先に損害を与えることになります。
単純に店の売上が減ることになるため、ミスしないように注意しなければいけません。
だからといって、毎回0円にするのも難しいです。人間なのでどうしてもミスが起きます。
それはバイト先も認識しているため、常に完璧を求めるわけではありません。
「これぐらいは仕方ない」とある程度許容した上で雇っています。
ノーミスを目指す心がけは必要ですが、理想と現実は上手くいかないものです。
理想が高すぎても辛いだけなので、あまり自分を追い詰めすぎないようにしてください。
ミスがないのに罵られるのはパワハラ
自分を卑下するのではなく、他人から「役に立たない」と言われる場合があります。
店長や先輩から直接言われてしまうと、自分は無能なんだと申し訳なくなりますよね。
しかし、ミスをしていないのに罵られるのはパワハラになります。
教育のために叱咤激励しているとは言えず、何も生産性がありません。
パワハラ体質の人がいる職場で働いても辛いだけです。
ブラックバイトの可能性が高いため、辞めた方が良いでしょう。
どうしても改善しないときは辞める
バイトには向き・不向きがあります。
向いてないバイトでいくら努力しても、改善しない可能性が高いです。
もし、やるだけやってどうにもならないのであれば、辞めることを考えましょう。
今のバイトを辞めて新しいバイトを始めれば、意外と上手くいくことも多いです。
努力した結果、向いてないと判断できたのであれば、決して無駄にはなりません。
逃げ癖がつくことなく、新しいバイトに挑戦できるようになるでしょう。
なお、入ったばかりで「上手くいかないから辞める」のは時期尚早です。
最低でも1ヶ月、なるべくなら3ヶ月は様子を見るようにしてください。
期限を決めて改善するように取り組めば、バイトに対する向き合い方も変わってきます。
まとめ
バイトが上手くいかないと、使えない自分に嫌気がさすことがあります。
しかし、自分を責めても改善しないため、できることから始めるようにしてください。
今は我慢の時だね
何度も同じミスをしたり、仕事が遅いと周りに迷惑がかかります。
なかなか上達しない自分に対して、腹が立つこともあるでしょう。
しかし、状況を変えられるのは自分しかいません。
何が問題か原因を特定し、優先順位を決めて取り組むようにしてください。
できることだけやるようにして、少しずつ自信をつければ改善していきます。
誰もが最初から上手くできるわけではありません。
あまり自分を追い詰めすぎないようにしてくださいね。