事前に面接対策をしているのに、何度応募してもバイトに落ち続けるということはありませんか?
何をしても落とされる…
履歴書に不備はなく、態度や話し方にも気をつけているのに、それでもバイトに落とされ続けると、どうしたら良いかわからなくなりますよね。
あまりにもバイトに落ち続けると、自分は一生働けないのではないかと不安になる気持ち、わかります。
実は、バイトに落ち続ける人にはある共通点があります。
落ちる原因を見つけて改善しないと、いつまで経っても受からないでしょう。
そこで今回は「バイトに落ち続ける人の共通点」を紹介します。
バイトに落ち続けて悩んでいるという人は、次こそ受かるように改善していきましょう。
1)バイトを選びすぎている
時給が良いバイトや楽そうなバイトばかり選んでいませんか?
妥協せずにより良い条件のバイトを探すのも大切ですが、あまりにも選びすぎていると受からなくなります。
なぜなら、条件の良いバイトは人気が高いからです。
応募者が殺到するため、必然的に受かる可能性が低くなります。
バイト探しをする際は、全ての条件を満たせるところではなく、「これだけは譲れない!」という条件を決めるのが大切です。
お金を稼ぐためにバイトがしたいのであれば、仕事が大変でも時給が高いバイト先を選んでください。
社会経験のためにバイトがしたいのであれば、時給よりもスキルアップに繋がりそうなバイト先を選びましょう。
時には苦手だと感じる仕事でも、思い切って飛び込んでみるとプラスになることがあります。
バイト探しの視野を広げるためにも、希望条件を緩和してより多くのバイト先を対象にしてください。
2)シフトの希望を伝えない
面接でシフトの希望を聞かれた時に「いつでも入れる」と答えていませんか?
いつでも入れるということをアピールすれば採用されやすいと思っているかもしれませんが、逆効果になる場合があります。
なぜなら、「いつでも良い」という言葉は「本当にいつでも良いわけではない」からです。
いつでも良いからと言って24時間365日都合よく働けるわけではないし、「朝は苦手」とか「土日は休みたい」などの希望が出てきます。
面接官はこれまで数多くの人を面接しており、従業員が後からどんな希望を言ってくるかわかっています。
そのため、基本的にいつでも良いと言ってくる人の言葉を信用していません。
むしろ、無責任に感じることがあります。
シフトの希望を聞かれた時は、「週○日程度、○時~○時まで働けます」のように正確な日程を伝えましょう。
また、本当に希望がないという人は求人情報を参考にしてください。
「週○日入れる人」のようにバイト先の希望が書かれていることがあるので、その通り答えると受かりやすくなります。
3)第一印象が悪い
バイトでも第一印象は大切です。パッと見た印象が悪いと採用されなくなります。
見た目といっても単純に容姿やスタイルの問題ではありません。
態度や仕草、身にまとう雰囲気が重要です。
いくら身だしなみを整えも、面接中に足を組んだり、猫背で話を聞いていると、第一印象は悪くなるでしょう。
また、バイト先の雰囲気に合ないからという理由で落とされる場合もあります。
落ち着きと安心感を与えたいお店では、大人しく清潔感のある人を求めます。
健康的で親しみを感じさせたいお店では、明るく元気な人を採用しがちです。
特にアパレルショップでは統一感を重視します。
カジュアルやフェミニンのようにファッション系統に沿った店作りをしているため、従業員にもその雰囲気に合った人材を求めます。
そのため、第一印象が店のイメージに合わなければ、どんなに優秀な人でも落とされるのです。
バイト先がどんな雰囲気の人物を求めているのかは、実際に見てみないとわかりません。
応募する前に下見に行って、自分がその環境に溶け込めそうか確認しましょう。
4)履歴書を書いているだけ
履歴書はただ書けば良いというものではありません。
取って付けたような志望動機や自己アピールはやる気のない証拠だと受け取られます。
バイト情報サイトにある履歴書の書き方を真似するのではなく、自分の言葉で書くようにしてください。
上手く言葉で説明できなくても、「ここで働きたい!」という気持ちが伝われば、評価してもらえます。
また、履歴書は面接官以外の人も見る可能性があります。
面接に参加していない人は、履歴書から人物像を想像するため、履歴書を見て他者との違いがわからないと印象に残りません。
履歴書を書く時は誰が見てもわかるように、あなたらしさを重視した内容にしましょう。
5)面接官だけに挨拶している
面接を受けに行った時に挨拶が必要な相手は面接官だけではありません。
面接官以外には挨拶をしていないと印象は悪くなります。
たとえば、バイト先には面接官以外の従業員もいます。
これからあなたと一緒に働くかもしれない人達です。
顔を合わせているのにろくに挨拶をしなかったり、目が合っても知らんぷりしていると、その人達からの印象は悪くなります。
後からあなたの印象を聞かれたときに、「あの人は良くない」と言われてしまうでしょう。
また、意外と見落としがちなのがお客さんへの対応です。
お客さんが並んでいるのに割り込んで店員に話しかけたり、お客さんの邪魔になるような行動をしていると、マナーが悪い人だと思われます。
バイト先に一歩足を踏み入れたら気を抜いてはいけません。
全ての人が面接官だと思い、丁寧な対応を心がけましょう。
6)ネガティブになっている
バイトに落ち続ける人は考え方がネガティブになっています。
「どうせまた落ちるんだろうな」と思っていると、表情も冴えなくなるし、言葉に覇気がなくなります。
面接に行っても悪い意味で緊張感が抜け、元気がなくなっています。
そのため、面接官から質問されても自信がなさそうに答えたり、曖昧な返事をするようになり、暗い印象を与えてしまいます。
バイトに落ち続けるとテンションが下がる気持ちはわかりますが、その調子ではいつまで経っても採用されることはありません。
カラ元気でも良いので、面接を受けるときは「必ず受かる!」とポジティブな発想をすることが大切です。
ポジティブになるためには、バイトに受かった人の体験談などを読んで、イメージトレーニングをしてください。
少しでも前向きな気持ちになれれば、事態は好転するはずです。
7)タイミングが悪い
面接内容が完璧でも応募したタイミングが悪くて落とされることがあります。
求人サイトに掲載されてから数日経った求人に応募すると、書類選考で落とされることがあります。
早く人材が欲しいと思っているお店であれば、面接に来た順から採用を検討しているため、後から応募した人は落とされやすいです。
また、店頭にある「アルバイト募集」の張り紙にも注意が必要です。
お店によっては人材が足りなくなったときのために、ずっと掲載しているところもあります。
たとえ面接をしても積極的に採用するつもりがないため、よほど良い人でない限りは落とされます。
求人サイト・張り紙に限らず、気になった求人に応募する時は、いつ掲載されたのか確認しましょう。
高校生が落ち続けるのは学校も関係する
高校生でバイトに落ち続けるのであれば、学校が関係している可能性があります。
あなたに問題はなくても、学校の評判が悪いと採用してもらえないからです。
学校の評判はインターネットを中心に口コミで広がりやすいです。
ガラが悪い生徒がいたり、問題行動を起こす生徒がいると雇いたくありません。
生徒自身には問題がなくても、校則が厳しい学校の生徒は雇いたくない場合もあります。
もし、学校の評判に心当たりがあるのであれば、学校から少し離れた場所で探すようにしてください。
2~3駅ほど離れた場所であれば、学校名だけで判断されないでしょう。
また応募する前に悪いところを改善しよう
1回や2回、バイトに落ちるのはよくあることですが、何度も落ち続けるというのは、明らかにあなたに問題があります。
自分では完璧だと思っても、他人から見れば全然駄目ということはよくあります。
このまま3回4回と面接を受けても落ちるだけです。
ショックで面接を受けるのが怖くなる前に、悪いところを見つけて改善してください。
面接で失敗することが多い人は、事前の練習が大事になります。
親や目上の人に協力してもらい、あなたの面接態度を確認してもらいましょう。
社会人経験のある人に見てもらうことで、駄目な部分が見つかりやすくなります。
もし、落ちたバイト先から履歴書を返却してもらったときは、履歴書も確認してもらいましょう。
文章の違和感や言葉の選び間違いなど、気になる箇所を指摘してくれます。
客観的な意見をもらうことで自分の駄目な部分を改善するきっかけになります。
落ちたらすぐに再応募するのではなく、改善してから臨みましょう。
まとめ
バイトに落ち続けるとどうしたら良いかわからなくなりますが、落ちるには必ず原因があります。
今回ご紹介した共通点に心当たりがないか確認し、次から気をつけましょう。
バイトを選びすぎていたのかもしれない
より良い条件のバイトがしたい気持ちもわかりますが、バイトを選びすぎていると受からなくなります。
もう少し条件を緩和して、幅広いジャンルのバイトに応募してください。
また、バイトと言っても第一印象は大切であるため、他人に不快感を与えない格好や態度に気をつけましょう。
もし、自分ではどこが悪いかわからないという人は、親や目上の人に面接態度を見てもらうと良いです。
客観的な意見をもらうことで、あなたの駄目な部分が見つかるかもしれません。
悪いところが見つかればあとは改善するだけです。きっとバイトに受かる確率も上がっているでしょう。