バイトで落ちたのに、また募集されているとショックですよね。
不採用なのに再募集はおかしい!
また募集するぐらいなら、自分でも良かったのではないか?と思う気持ちわかります。
他の人を採用するならまだしも、また募集するのは納得できませんよね。
しかし、あなたに問題があって再募集しているとは限りません。
応募者に問題がなくても、企業側の都合で募集する場合もあります。
そこで今回は「バイトで落ちたのに募集を継続されるワケ」をご紹介します。
バイトをする自信がなくなる前に、理由を知って気持ちを切り替えましょう。
不採用後に募集を継続する理由
バイト探しをしていると、不採用になったバイト先がまだ募集していることがあります。
どうして不採用なのに募集を継続するのでしょうか?よくある理由をご紹介します。
採用したい人がいない
一番多いのが、採用したいと思える人材がいないことにより、募集を継続するケースです。
バイト募集したからといって誰でも良いわけではなく、採用する側にも希望があります。
活気がある店なのに大人しそうな人だったり、土日に働いてほしいのに働けないとなれば、採用できません。
希望する人材が見つからないと、採用を見送って募集をやり直します。
採用した人に断られた
採用した人に断られたのが理由で、再募集する場合もあります。
採用後に気が変わったり、何らかの事情で辞退する人は一定数います。
だからといって不採用の人を雇うわけにはいかないため、再募集になります。
新たに欠員が出た
バイト募集が終わった後に欠員が出ると、また募集することになります。
2~3月は退職者が多くなるため、募集している間に人が辞めるのは珍しくありません。
また、採用した人がバックレたり、1日で辞めた場合も募集することになります。
バイトは正社員に比べて離職率が高いため、新たな欠員が出やすいです。
予定が変わった
募集開始時と予定が変わったのが理由で、再募集する場合もあります。
最初は1人採用するつもりだったけど、後から2人採用しなければいけなくなった、というケースです。
オープニングスタッフだと何人必要になるかわからないため、このような事態が起きやすいです。
担当者が忙しい
担当者が忙しいことにより、募集を継続した状態になっている場合もあります。
求人サイトで募集すると、終わった後に掲載終了にしなければいけませんが、担当者が忙しいと手続きできません。
何も手続きをしないと自動的に掲載され続けるため、傍目には募集が継続されているように映ります。
系列店の募集代行
そのお店で雇う人材を募集するためではなく、系列店の人材を雇うために再募集する場合もあります。
チェーン店だと基本的に系列店も同じ仕事内容であるため、求人情報を使い回せるからです。
また、系列店ごとにバイト募集すると手間がかかり、広告料金が高くなるおそれもあります。
経費削減のために、ひとつの店で繰り返しバイト募集を行うのです。
募集を外せない
飲食店や工場など、バイト募集の看板を作っている会社・お店があります。
看板だけでなく、のぼり旗を作ってバイト募集をしている店も多いです。
このようなアイテムは採用が決まったからといって、すぐに取り外すことはできません。
ずっと出しっぱなしになる場合が多く、常に募集しているような印象を受けます。
空求人が目的で募集する場合もある
空求人(カラ求人)とは、採用する気がないのに求人することを指します。
空求人でも人材を募集することで補助金がもらえたり、宣伝になる場合があるからです。
特にハローワークは無料で求人掲載ができるため、空求人が横行しており、社会問題になっています。
空求人に応募してしまうと、あなたに非がなくても不採用になります。
一見まともに見える会社でも、不採用・再募集を繰り返す場合があるため、注意してください。
不採用後に再応募はしない方が良い
不採用になったバイト先が募集を継続していると、また応募したくなりますよね。
特に条件が良くてやりたい仕事だと、かんたんには諦めきれません。
しかし、不採用になった直後に再応募はしない方が良いです。
不採用になるのは今のあなたでは駄目だからであり、不採用に相当する理由があります。
短期間で改善できるものではないため、応募しても受け入れてもらえないでしょう。
ただし、条件を満たせば一度落ちたバイト先に再応募は可能です。
以下の記事で詳しく解説しているため、諦められない人はぜひご参考ください。
不採用でも思い詰めないことが大切
不採用になるだけでも辛いのに、自分を不採用にした会社が募集を継続していると、きついですよね。
人間性を否定されたような気分になり、落ち込んでしまう人もいるでしょう。
しかし、不採用後に募集を継続しているからといって、思い詰める必要はありません。
どんな事情があるにせよ、あなたとその会社(店)とは縁がなかっただけです。
いくら完璧な面接ができて、相手が希望する通りの条件を提示したとしても、落ちるときは落ちます。
不採用には色んなパターンがあり、自分ではどうしようもない場合も多いです。
あまり思い詰めないようにして、改めてバイト探しをしてください。
落ちた後はすぐ面接を入れて忘れる
バイトに落ちた後は、なるべく早めに次の面接を入れるようにしてください。
どこが悪かったのか?何が原因だったのか?を探るのも大切ですが、考え過ぎると落ち込んでしまいます。
いくら考えても落ちた原因を特定することはできないし、気分が悪くなるだけです。
次第にバイトするのが嫌になり、やる気がなくなってしまうでしょう。
落ちたショックを払拭するには、新しいバイトに応募して採用されるしかありません。
たとえ落ちたバイト先が募集を継続していても、見て見ぬふりをしてください。
新しいバイトのことだけ考えるようにすれば、気持ちが楽になってくるでしょう。
不採用後に電話がかかってくる場合も
不採用になった後に、落ちたバイト先から電話がかかってくる場合があります。
もう終わったはずなのに、また電話がかかってくるのは怖いですよね。
しかし、不採用後に電話がかかってくるのは、繰り上げ採用の可能性が高いです。
他の人を採用して断られた場合、次点の人を採用する場合があります。
不採用から1週間程度であれば、再び電話がかかってきてもおかしくありません。
落ちた後にバイト先を決めていないのであれば、改めて交渉しても良いでしょう。
まとめ
不採用になったバイト先が募集を継続することはよくあります。
不採用にはさまざまな理由があるため、あまり気にしないようにしてください。
悔しいけど仕方ないね…
不採用後に募集を継続するのは、「採用したい人がいない」「採用した人に断られた」「新たに欠員が出た」などの理由が多いです。
当初とは予定が変わって人手が必要になったり、担当者が忙しくて募集停止し忘れている場合もあります。
落とされたバイト先が募集を継続しているとまた応募したくなりますが、短期間での応募は拒否されやすいため、見送ったほうが良いです。
不採用になるのはショックですが、縁がなかったと受け取り、忘れるようにしてください。
前向きにバイト探しをしていれば、きっとあなたを必要としてくれるバイト先が見つかるでしょう。