バイトがしたいと思っても、なかなかやる気になれずに困っていませんか？
イマイチやる気が起きない…
求人サイトを見たり、気になるバイトのことを調べても、応募するまでには至らない人も多いと思います。
しかし、このまま何もしないわけにはいかないし、お金もほしいですよね。
なんとかしてやる気を出さなくてはいけない！と焦る気持ち、よくわかります。
実は、バイトをする気が起きない時は、バイト（仕事）に関する漫画を読むのがおすすめです。
漫画を読んで主人公に共感したり、仕事の舞台裏を知ることで、バイトをする活力が湧いてくるからです。
そこで今回は「バイトがしたくなる！おすすめ漫画」をご紹介します。
やる気がなくてバイトができないという人は、漫画を読んで気持ちを奮い立たせましょう。
WORKING！！
ファミレスを舞台にした漫画でファミレスの仕事内容というよりも職場の人間関係に重きを置いた作品です。
ファミレス店員という職業、アルバイトとしての立場で、様々な人間関係や恋愛模様が描かれ、なおかつギャグもちゃんと面白いです。
キャラクター同士が誰と話すかによって話の流れや雰囲気が違うので、キャラクター同士の組み合わせの数だけ面白さがあります。
漫画なので少し非現実的なところはありますが、キャラクター達がみんな明るく元気であり、「もし本当にこんな職場があったらここで働きたい！」と思えるような楽しさがあります。
基本的に4コマのショートストーリーが何本もある形式で、モタつくことなくテンポよく読めてしまうので飽きることなく次々と読み進めることができるでしょう。
バンビ～ノ！
田舎から六本木のイタリアンレストランに働きに来た主人公が、現場の荒波に飲まれながらも必死に頑張ります。
ただの成長物語ではなく、リアリティを追求しているため、現場の料理人たちの鬼気迫る表情や、ランチとディナーの修羅場感が上手に表現されています。
スタッフは日本人しかいませんが、オーダーや食材名などのイタリア語が飛び交います。
バイト初日にその様子を見た主人公は、「呪文？」と右往左往してしまいます。しかし、実際にその場にいたら、誰もがそうなると共感してしまうでしょう。
怖い先輩も登場してパワハラ的な言動もありますが、他の先輩が上手くフォローするなど、レストラン内の人間関係も見所の一つです。
テラモリ
人とコミュニケーションを取るのが苦手な主人公が、スーツ屋さんでバイトをして人間的に成長していくしていく作品です。
それまで自分のことしか考えられなかった主人公が、社会人になるために仕事を通して自分の気持と向き合うようになります。
主人公が成長していく過程において、同僚との助け合いがあったり、お客さまを観察できるようになったり、恋に気付いたり、気持ちがほっこりする部分が多くあります。
厳しい上司に認めてもらうために、努力する姿も応援したくなるでしょう。
スーツに関するファッションや描写などが非常にリアルなため、就活でスーツを着る学生や、普段からスーツを着用している社会人でも参考になるでしょう。
ガイコツ書店員本田さん
商品の陳列や接客時のエピソードなど、作者が本屋で働いていた実体験を元ネタにしているため、業界用語がたくさんでてきます。
物語の描写が本屋の仕事を忠実に再現しており、自分が実際に本屋で働いているような気持ちになれるでしょう。
本屋に訪ねてきた外国人のお客さんとの会話のやりとりなど、主人公が身振り手振りを交えて、必死にコミュニケーションを取ろうとする姿はコミカルで楽しいです。
また、店員の顔がガイコツだったり動物だったりとキャラクターデザインも可愛らしく描かれています。
意外と大変な本屋の仕事も、面白おかしくポジティブに表現しているため、本好きな人は書店員の仕事を体験したくなるでしょう。
蒼太の包丁
厳しいけれど情に厚い親方の元で、立派な板前を目指して奮闘する新人料理人のお話です。
主人公の蒼太は、一貫した人の良さと実直さで料理の世界を極めていく様は日常ですり減ってきたモチベーションを蘇らせてくれます。
本作で描かれているのは、辛い修行の日々であるため、現代を生きる若者にとって受け入れがたい部分もあるかもしれません。
しかし、実直に働く蒼太の姿を見ると、これはこれで良いと思えてくるから不思議です。
主人公の蒼太だけでなく、ライバル的存在である「花の井」くんも魅力的なキャラクターの一人です。狡猾で世の常を知っているような振る舞いは、どこか憎めない部分があります。
人に関わりの深い料理がテーマであるため、キッチンバイトがしたい人におすすめです。
銀の匙
受験の日々でノイローゼ気味になっている主人公に、担任の先生にまったく違う畑違いの農業高校を紹介されます。
今までエリート街道まっしぐらだった主人公は、勉強に関しては絶対負けない自信を持っていました。
しかし、周りは実家が農家の子供ばかりで、農業の専門教科では全く歯が立たないことを思い知らされます。
どうすれば良いのかと悩んでいたところ、夏休みに同級生のかわいい女子「御影アキ」に実家の牧場でバイトしないかと誘われ、二つ返事で引き受けます。
朝早くからの乳しぼりや自宅で採れた野菜で作った料理に感動する反面、失敗して農業の大変さをかみしめます。
このように、主人公を通して現代農業の直面する厳しさと面白さの両方を感じることができます。
Paradise Kiss
進学校に通う主人公の紫が、デザイナーを目指す高校生たちと出会って自分の夢や生き方を考えていきます。
高校生でありながら本格的に自分たちのブランドをもって、デザインや縫製までしてしまう“ヤザガク”の生徒たちの姿がとても格好良く映るでしょう。
デザイナー業界のこと、モデルの仕事のことなどがとてもリアルでわかりやすいです。
夢があっても才能がなければ生きていけない世界であることや、夢を叶える具体的な方法もわかります。
高校生という大人でも子供でもない時期に、自分の将来を考えること、それを心配する親との付き合い方、周りの人への対応など、この世代にしかわからない悩みや疑問をリアルに感じることができるでしょう。
全編通してお洒落な世界観で描かれているため、読んでいて楽しい漫画です。
バーテンダー
バーテンダーの主人公を通して、バーに来るお客さんのストーリーや、バーやホテルで働く人々など、バーやお酒に関することが描かれています。
主人公は神のグラスを目指して、格好良くまた堂々と仕事に打ち込んでいます。時には冗談を言ってお客さんを和ませようとします。
主人公の振る舞いを見ると気分が良くなるし、自分もお客さんを楽しませるバーテンダーになりたい！と感じさせられます。
基本的に一話完結のストーリーになりますが、同じキャラクターが何度も出てくるので、愛着が湧くでしょう。
ただの職業漫画ではなく、きちんとエンターテイメントも入っており、完成度の高い漫画です。
恋は雨上がりのように
いつもクールで学校でも一目置かれている主人公ですが、なぜかバイト先のファミレス店長に恋をしています。
最初は「どうしてこんなオジさんを好きになるの？」と思うかもしれませんが、読み進めていく内に、店長の優しさ・温かさを感じられるようになるでしょう。
ただの恋愛漫画ではないので、「バイト先にいる店長がウザい！嫌い！」という人も、この漫画を見ることで、店長に対して変わった見方ができるかもしれません。
主人公の甘く切ない片思いが中心にストーリーが展開されますが、店長視点で見ると違った見方ができるのもポイントです。
ニーチェ先生～コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた～
深夜のコンビニを舞台にシュールな笑いが楽しめる作品です。コンビニでバイトをしたことがある人なら、「あるある」と思えるシーンが良く出てきます。
コンビニには色んなお客さんが来店しますが、お客さんから無理難題を言われても、さとり世代であるニーチェ先生はクールに対応していきます。
それを見た同僚の松駒くんは「そんな対応でいいの！？」と驚きながらツッコんでいくのですが、そのやりとりがシュールでクスッとさせられるでしょう。
ただのギャグ漫画ではなく、コンビニの仕事や裏側を書いているので、コンビニでバイトしたい人におすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。仕事や職業に関する話で「この漫画を読むとバイトがしたくなる！」と思える漫画をご紹介しました。
主人公に共感してバイトを頑張ろう！
漫画を読むことでその仕事の舞台裏がわかるだけでなく、登場人物の喜怒哀楽を感じ取ることができます。
主人公と同じような悩みを抱えていれば、主人公の成長とともにあなた自身が成長できるきっかけになるかもしれません。
これからバイトをはじめる人はもちろん、すでにバイトをしている人でも漫画から新たな価値観を得られることがあります。
ぜひ漫画の主人公のように、あなたもバイトを頑張りましょう。
