バイトだと責任が軽いため、適当に働けば良いと思っていませんか?
バイトだから適当で良いよね
正社員と比べて給料が低いし、責任もないため、適当で良いと思うかもしれません。
一生懸命働いても疲れるだけだし、できるだけ楽したい気持ちはわかります。
しかし、バイトを適当にすると損します。
肉体的な疲れはなくても、精神的に疲れることが多くなるからです。
そこで今回は「バイトを適当にすると損する理由」を解説します。
バイトで損したくないという人は、あらかじめ気をつけましょう。
なぜ「バイトは適当でいい」と言われるのか
そもそも、なぜ「バイトは適当でいい」という人がいるのでしょうか?
バイトでも正社員でも仕事は仕事です。労働力の対価にお金をもらうという仕組みは変わりません。
しかし、バイトは正社員と比べて責任が希薄です。
一生懸命やってもやらなくてもお金がもらえます。
正社員なら適当に仕事をしていると人事の査定に響き、出世できませんが、バイトなら別です。
どれだけサボっても出勤している限りは時給分のお金がもらえますし、減給されることもありません。
そのため、真面目に働くのが馬鹿らしく感じ、適当にやれば良いという人が出てくるのです。
バイトを適当にすると損する7つの理由
バイトを適当にやってもお金がもらえるからといって、それで良いわけではありません。
精神論ではなく、現実的に損することが多くなるからです。
バイトを適当にすることで、どんな損があるのか見ていきましょう。
スキルが身につかない
バイトをすることでたくさんのスキルを身につけることができます。
挨拶やビジネスマナーが身につくし、仕事で経験した技術を身につけることができます。
しかし、バイトを適当にすることでスキルが身につきません。ただ時間を消費しているだけになります。
スキルが身につかないといつまで経っても成長しないし、ゲームで言えばレベル1のままです。
たとえ別の職場に行ったとしても、また一から覚える必要があります。年だけ重ねて成長しないのは虚しいです。
バイトを適当にすると将来に響くため、注意してください。
バイト仲間に嫌われる
バイトを適当にする人は、バイト仲間から嫌われます。
困ったことがあっても誰も助けてくれなくなるし、バイト先で孤立してしまうでしょう。
いくら「友達を作るためにバイトをしているわけじゃない!」と強がってみても、他人から嫌われるのは辛いものです。
仕事もやりにくくなるし、しんどい仕事も全部ひとりでやらなければいけません。
人間関係が上手く行かないことで、仕事の疲れ以上にストレスを感じるでしょう。
時給が上がらない
バイトでも経験や立場によって昇給しますが、バイトを適当にしている人は時給が上がりづらいです。
同期は時給が上がってるのに、あなただけ採用時のままということもあります。
どんなに仕事ができる人であっても、適当にしていると思われた時点で評価されることはありません。
お金を稼ぐためにバイトをしているのに、いくら働いても稼げないのは本末転倒です。
いつまでも時給が変わらないことでモチベーションは上がらず、働く意味を見いだせなくなるでしょう。
休みたい時に休めない
バイトを適当にする人は、休みたい時に休めません。
店長から信頼されていないため、休みのシフトを出しても却下されやすいです。
代わってくれる人を探そうとしても、バイト仲間から信頼されないので、見つからない可能性が高いです。
休みたいときに休めないことで、万が一の時が大変です。
たとえ体調が悪い日でも、代わりがいないので助けてもらえません。
休めないと予定が入れづらくなり、シフト管理が難しくなるでしょう。
時間が遅く感じる
バイトを適当にすることで、時間の流れが遅く感じやすいです。
目の前の仕事に集中していればあっという間に時間が過ぎますが、適当にすることで脳が刺激を受けないからです。
「1時間ぐらい経ったと思ったら、10分も経ってなかった」ということがよくあります。
予想以上に時間が経っていない事に気づいたら、精神的に疲れるし、苦痛を感じるでしょう。
バイトを適当にやってストレスを溜めるのであれば、一生懸命働いて肉体的に疲れる方が、精神的に楽ではないでしょうか。
責任のある仕事を任されない
バイトを適当にする人は責任のある仕事を任されません。
責任のある仕事を任せて手を抜かれたり、失敗されたら困るからです。
そのため、責任がない単純作業や誰でもできるような仕事しかさせてもらえません。
責任がない仕事は楽かもしれませんが、やりがいを感じられず、面白くないです。
モチベーションも上がらずに、いつか辞めたくなるでしょう。
社会に出た時に困る
バイトは学生にとって、社会人になる前の予行演習でもあります。
与えられた仕事をきっちりこなし、敬語やビジネスマナーを身に着け、お客さんへの接し方を覚えれば、社会に出てから困ることはありません。
しかし、バイトを適当にしていると社会に出るための心構えができません。
仕事をする責任感がないまま社会に出ても、トラブルに巻き込まれるだけです。
せっかく良い会社に就職できても、周りの雰囲気に溶け込むことができず、すぐに辞めたくなるでしょう。
バイトを適当にするとクビになる?
バイトを適当にするとクビになる場合があります。
遅刻が多かったり、勤務態度に問題がある人は、職務怠慢だと捉えられるからです。
ただし、一度や二度注意されたからといって、いきなりクビになることはありません。
従業員の職務怠慢は雇用側にも責任があるため、指導して改善させることが求められるからです。
そのため、ある日突然「辞めてくれ」と言われるのではなく、何度か注意を受けることになります。
店長にガミガミ怒られたり、嫌味な先輩に皮肉を言われることが多くなるでしょう。
何度か注意を受けているのに改善しない場合、シフトを減らされたり、退職を促されることもあります。
怒られたから適当にするのは駄目
バイト先で怒られたらやる気がなくなりますが、怒られたのを理由にしてはいけません。
怒られたから適当に仕事をするようになると、周りの信用を失うからです。
バイト仲間から見ると不貞腐れているように感じるし、幼稚だと思われます。
たとえあなたが悪くなくても、適当に仕事している人と働きたくありません。
怒られたから適当にするのではなく、反省を糧にして立ち直る勇気が大切です。
人間的に成長するためにも、失敗を受け入れて真面目に働きましょう。
いつも一生懸命にやる必要はない
バイトを適当にやっている人は、「一生懸命にやるとしんどい、疲れる」と思いがちです。
何時間も集中し続けるのは難しいため、適当にやらないと身が持たないと思うでしょう。
しかし、いつも一生懸命にやる必要はありません。
暇な時間帯はのんびりやってもいいし、結果が出せるなら手を抜いても良いです。
大切なのは、やらなければいけない時にやれるようになることです。
必要な時にきちんと働いているのであれば、周りからネガティブな評価を受けることはありません。
とはいえ、普段から適当な人は力の抜き加減がわかりません。
0か100かになりやすく、上手く調整できないでしょう。
いつも一生懸命にやる必要はありませんが、一生懸命にやったことがないと、手の抜き方がわからなくなります。
肝心な時に動けるようになるためにも、できるだけ真面目に働くようにしてください。
バイトで得るものがないときは辞める
真面目に働くのは疲れるから適当にしているという人もいれば、適当にやってもできてしまうからという人もいます。
適当にやってもできるのは、慢性になっている証拠です。それ以上成長することはありません。
バイトで成長することがないのであれば、思い切って辞めることも考えてください。
いつまでもダラダラ仕事をしても得るものはありません。時間を損するだけです。
バイトをしている時間も、あなたの人生で大切な時間の一部です。
適当に働いて暇つぶしするのは、人生を無駄にしていると言わざるを得ません。
貴重な時間を有効活用するためにも、適当に働いているバイトは辞めましょう。
まとめ
バイトだからといって適当にしていると損します。
どんな仕事でもお金をもらっている以上は、真面目に取り組むようにしてください。
やっぱり適当では駄目だね
バイトを適当にすることでスキルが身につかないし、時給も上がりません。
店長やバイト仲間にも嫌われるため、休みたい時に休めなくなるでしょう。
適当にやってもお金がもらえれば良いですが、職務怠慢を疑われ、クビになることもあります。
いつも一生懸命やる必要はありますが、適当にすると損することが多いため、注意してください。
ただし、バイトは嫌々やるものではありません。
適当にやるぐらいなら、思い切って辞めることも視野に入れてください。