バイト先に制服がなく、「動きやすい服装で来てください」と言われたら悩んでしまいますよね。
何を着るべきか悩む…
ジャージはさすがに駄目だろうけど、パーカーにジーパンで良いのかは微妙です。
選択を間違えて浮いたり注意されるのは嫌だし、どんな服装にするべきか難しいです。
実は、動きやすい服装と言っても何でも良いわけではありません。適当な服を着ていくことで、仕事に支障が出る場合もあります。
そこで今回は「バイトで動きやすい服装」をテーマに、どんな服装をすれば良いかについてご紹介します。
バイト中の服装で悩まなくてもいいように、具体的に好ましいもの・避けた方が良いものを把握しておきましょう。
動きやすい服装の定番はカジュアル
イベント設営や倉庫の仕分けなど、体を動かすことが多いバイトでは「動きやすい服装で着てください」と言われることがあります。
仕事とはいえ、スーツやかっちりした服装は求められていないため、カジュアルな服装で構いません。
トップスは春夏なら、Tシャツやポロシャツ、秋冬ならトレーナー(スウェット)が無難です。
ボトムスは、チノパンやカーゴパンツ、ストレッチパンツであれば動きやすいでしょう。
ジーパン(ジーンズ)も動きやすいですが、NGだという職場も多いため、注意してください。
カジュアルだといっても、ラフすぎる格好やだらしない印象を与えるものは駄目です。
職場にふさわしい仕事着が求められるため、他人から見て違和感のある服装は避けるようにしましょう。
ボトムスはパンツスタイルにする
女性で動きやすい服装を求められている場合、ボトムスはスカートよりパンツ(ズボン)にしてください。
作業する時に立ったりしゃがんだり膝をついたりするため、スカートだと動きにくくなります。
動きやすい服装で着てと指示があったのに、スカートを履いていくと常識がないと思われるかもしれません。
普段はスカートしか履かない人でも、バイト用に新しくパンツを買うことをおすすめします。
靴は男女ともスニーカーにする
靴は男女ともにスニーカーが無難です。
スニーカーだと動きやすいし、足元が悪くても安定感を保てます。
革靴やブーツ、ハイヒールや厚底、脱げやすいサンダルやパンプスはスニーカーと比べて動きにくいため、履いていかない方が良いでしょう。
また、スニーカーはできるだけ履きなれたものにしてください。
新しいバイト先だからと新品の靴を新調すると、靴ずれを起こすことがあります。
バイト中に足が痛くならないためにも、普段履いている靴を履くようにしましょう。
勤務場所の温度に気をつける
バイトで動きやすい服装は、勤務場所の温度も関係します。
倉庫や工場内の作業であれば、空調が自分にとってちょうど良い温度とは限らないからです。
場所によっては暑すぎる・寒すぎることもあるし、夏にエアコンが効きすぎて冷えてしまうこともあります。
だからといって、着込んでしまうとすぐ脱ぐことはできないため、体温管理に困ります。
そのため、温度調節のしやすいカーディガンや、羽織りものを用意しておくと便利です。
指定の色や種類がないか注意する
制服がないバイトであっても、色や種類が指定されていることがあります。
清潔感を感じさせるためにトップスは白系にしなければいけなかったり、汚れが目立たないようにパンツは黒にしなければいけない場合もあるでしょう。
たとえ黒であってもジーパンはNGという場合もあり、なんでも自由というわけではありません。
服選びをする時は、バイト先から指定がないか確認しておきましょう。
高価な服やお気に入りの服は避ける
動きやすい服装を求められるのは、仕事中に汚れたり傷んだりする可能性があるからです。
高価な服やお気に入りの服を着ていくと、取り返しのつかないことになるかもしれません。
ブランド物しかもっていないという人は、バイト前に仕事着を用意しておきましょう。
ユニクロやGAPなど、ファストファッションを扱う衣料品店だと、安く仕事用の服を揃えられます。
避けたほうが良い服・アイテム
バイト先から禁止されていなくても、避けたほうが良い服装・アイテムがあります。
何も考えずに身に着けてしまうと、後で怒られたり常識がないと思われるかもしれません。
私服を着ていく時は、どんなことに注意すれば良いのか見ていきましょう。
引っかかるもの
スカーフやマフラー、リボンがついている服など、引っかかりやすいものは危ないです。
フード付きのパーカーも立ったり座ったりすることが多い仕事では、引っかかる可能性があるため注意が必要です。
ダボダボすぎる服や袖がひらひらしたデザインのものも、引っかかる恐れがあるので避けましょう。
アクセサリー
イヤリングやピアス、ブレスレットや指輪など、不必要なアクセサリーは外してください。
アクセサリーを付けていると作業の邪魔になることがあるし、商品や他人を傷つけてしまうおそれもあります。
物を運んでいる時に無くすリスクもあるため、勤務中は外したほうが良いでしょう。
細身のパンツ
スキニーパンツやテーパードパンツのように、脚にピタッと密着するパンツは動きづらいです。
お腹周りもきつくなりやすいため、しゃがんでいると苦しくなるかもしれません。
ボトムスにストレッチの利いていない細身のパンツは避け、伸縮性があるものを選びましょう。
露出のある服
ノースリーブやタンクトップは動きやすいですが、腕の部分が露出するため、怪我をするおそれがあります。
同様にキャミソールやショートパンツも、職場における服装として相応しくありません。
夏だと涼しい格好をしたくなりますが、できるだけ肌の露出を控えるような格好をしてください。
清潔感のない服
ジーパンOKな職場であっても、傷だらけのダメージジーンズは清潔感がないです。工場や倉庫の仕事でも避けた方が良いでしょう。
また、外で作業する仕事で白い服を着ていると、汚れが目立ちます。汚れたままウロウロしていると他人に不快感を与えるかもしれません。
色付きの服であっても、ライトグレーやベージュなど、薄めの配色にした方が良いでしょう。
オシャレよりも機能性を重視しよう
バイトで動きやすい服装を求められた時は、オシャレよりも機能性を重視してください。
夏は汗をかきやすいため、吸水速乾で素早く乾く素材の生地が良いでしょう。
ボトムスはストレッチが利いて伸縮性のある生地だと、立ったり座ったりした時に脚が窮屈になりません。
服装が自由だとついオシャレを意識してしまいますが、オシャレに気を取られると思わぬ事故に巻き込まれるかもしれません。
いざという時に身を守れるような服装になっているか、常に意識するようにしてください。
その上で、職場にふさわしい格好であるか?清潔感を感じさせるか?も押さえておくと、失敗することはないでしょう。
お店で動きやすい服装を聞くのもあり
動きやすい服装がどんな服装かわからないときは、お店で相談してください。
ユニクロやしまむらなどの量販店であれば、さまざまな服装の悩みに答えてくれます。
店員さんに「バイト先から『動きやすい服装でお越しください』と言われたのですが、どんな服装をすればいいかわかりません」と聞けば、いくつかおすすめを教えてくれます。
プロが勧めてくれた服装なら間違わないし、失敗することはありません。
お店なら試着室があるため、実際に試着をして動きやすいか判断できるでしょう。
なお、上下の服装だけでなく、靴もお店で聞くほうが確実です。
ネット注文は便利ですが、履けないので歩きやすさはわかりません。
実際に履いて歩きやすいか確かめれば、作業中に困らないでしょう。
まとめ
バイトで動きやすい服装を着てくださいと言われても、判断基準が難しいです。
まずは職場のルールを確認し、作業しやすい服装を心がけてください。
上着はTシャツやトレーナーが無難だね
工場や倉庫内作業であれば、かっちりした服装は求められていないため、Tシャツやチノパンのようなカジュアルな服装が良いです。
女性ならスカートは避け、パンツスタイルにしたほうが動きやすくなります。
夏でもラフすぎる格好やだらしない印象を与える服装は避け、清潔感を重視してください。
カジュアルで普段着のような格好でも、色やサイズが合っていればスマートに見えます。
オシャレが気になってもバイト中は意識せずに、動きやすい服装を選ぶようにしましょう。