バイトを辞めたいのに、店長がいつも出勤していないと困りますよね。
辞めるって言えない…
店長と直接会えないことで、どうやってバイトを辞めたら良いか悩みます。
できることなら早めに辞めることを伝えて、安心したいですよね。
実際のところ、忙しい店長だと出勤しないことがあります。
直接会えないことで辞めると言うことができないため、ずるずる退職時期が延びてしまいます。
そこで今回は「バイトを辞める時に店長と直接会えない時の伝え方」をご紹介します。
辞める意思を確実に伝えて、円満退職ができるようにしましょう。
退職願は直接伝えるのが基本
退職願は店長や責任者に直接会って伝えるのが基本です。
電話やメールで伝えることもできますが、直接会って伝えた方が気持ちは伝わりやすいです。
特に学校や家庭の事情で辞めたいのであれば、直接会って伝えた方が理解してもらえます。
店長が納得するような理由があれば、無理やり引き止められたり怒られたりすることはありません。
1ヶ月以上前から相談しておけばシフトを調整してくれるため、他の人に迷惑をかけずに辞めることができます。
マナーを守って退職願を申請することで、気持ちよく辞められるでしょう。
店長と直接会えない時の伝え方
忙しい店長だと、出張や打ち合わせなどで店を空ける場合もあります。
バイトを辞める相談がしたくても、会う機会がないと相談できませんよね。
そこで、店長と直接会えない時の伝え方をご紹介します。
店長がいる時に行く
一番手っ取り早いのは、店長が出勤している日に合わせて会いに行く方法です。
あなた自身はシフトに入っていなくても、確実に店長がいる日や時間帯を狙って会いに行きましょう。
店長に会ったら「バイトのことで相談があって来ました。少しお時間をいただけないでしょうか?」と言ってください。
休みの日に行くのは面倒に思うかもしれませんが、わざわざ会いに行くことで、大事な相談であることに気づいてくれます。
きちんと話を聞いてもらうために、休憩時間や暇そうなタイミングを狙って行くと良いでしょう。
店長の携帯に電話する
店長の携帯電話の番号を知っているのであれば、直接電話をかけて相談してください。
外回りをしている店長であれば、仕事が一段落しやすい夕方(16~18時頃)に電話をすると出てもらえます。
たとえ電話に出てもらえなくても、あなたから着信があれば折り返してくれるはずです。
電話で辞めさせてほしい旨を伝え、今後どうすれば良いか相談してください。
電話だと真意が伝わりにくいというのであれば、直接会える日を聞き出し、話し合いの時間を作ってもらうと良いでしょう。
他の責任者に伝える
バイトリーダーやマネージャー、スーパーバイザー(SV)のような社員がいるのであれば、その人達に伝えるのもありです。
他の責任者に「バイトを辞めたい」と相談することで、店長に伝えてもらうことができます。
もし、「店長に直接言ってくれ」と言われたら、店長が出勤する日を聞くか、携帯電話の番号を聞いてください。
さすがにどちらも知らない可能性は低いため、番号を教えてくれます。
店長以外の人がシフトを決めているのであれば、担当者に相談することで辞める手続きをしてくれるでしょう。
店長と直接会えない時はアポを取る
店長と直接会う機会がないのであれば、会うための約束(アポイント)を取るようにしてください。
事前に「相談したいことがあるのでお時間を取ってもらえませんか?」と伝えることで、空き時間を教えてもらえます。
あくまで店長の都合に合わせてアポを取るようにすれば、無視されたり怒られることもないでしょう。
店長の机に置き手紙をする
店長専用の机がある職場であれば、店長の机の上に置き手紙をしましょう。
「(あなたの名前)です。バイトのことで相談があるのですが、お会いすることができません。よろしければお電話いただけないでしょうか?」
というような内容を書いた手紙(またはメモ)を、机の真ん中に置いておけば見てくれます。
ただし、手紙は確実に見てもらえるという保障はありません。誤って捨ててしまう可能性もあります。
手紙を置いてから1週間しても連絡がないのであれば、他の方法をとるようにしてください。
メールでアポを取る
店長のメールアドレスを知っているのであれば、メールでアポを取ってください。
忙しい人なら電話よりもメールの方が良い場合もあります。
「バイトのことで相談があります。いつ出勤されていますか?」と送信して、会える日を確認してください。
仮に「どうしたの?」と理由を尋ねてきたのであれば、折り返して辞める旨を伝えても良いでしょう。
LINEを送るのもあり
店長とLINEを交換しているのであれば、LINEを送ってアポを取るのもありです。
LINEなら既読確認がつくため、確実に見てもらえたのがわかります。
メールと同様に「バイトのことで相談があります。お時間を取っていただけないでしょうか?」とお願いすれば、時間を作ってくれるでしょう。
ただし、グループトークには投稿しないようにしてください。
グループに投稿すると他の人にも読まれる可能性があります。
変に勘ぐられるおそれがあるため、店長に直接送信しましょう。
マナー違反になる?迷惑な伝え方
どうしても店長に辞めることを伝えたいからといって、なんでも良いわけではありません。
伝え方を間違えると、周りに迷惑をかける場合があります。
次の方法は誤ってやりがちであるため、注意してください。
バイト仲間に伝えてもらう
店長と直接会えないからといって、バイト仲間に伝えてもらうのは良くないです。
他人に伝えてもらってもあなたの真意は伝わらないし、誤解されるおそれがあります。
バイト仲間から聞かされたところで、店長もどう対応すれば良いか困るでしょう。
「自分で伝える勇気がないのか」と思われ、バイト内で信用を失うかもしれません。
あくまで店長が出勤している時間帯を聞いたり、手紙を託したいときだけ頼るようにしましょう。
本社に連絡する
店長に直接言いづらいからといって、チェーン店の本社(本部)に連絡するのは良くないです。
本社に連絡しても人材管理は管轄の店長に任せているため、対応しづらいです。
あなたが本社に連絡することで、「人材管理ができていない」という評価になるため、店長に迷惑がかかります。
店長から恨まれる恐れがあるため、できるだけ本社には連絡しないようにしましょう。
店長の自宅に行く
店長の家を知っているからといって、自宅に押しかけて会いに行くのは止めてください。
自宅に行っても確実に会えるかわからないし、会えても常識がない人だと思われます。
店長にもプライベートは必要であり、仕事と分けて考えたいはずです。
急に従業員が訪ねて来ても、対応することができません。
仮に「1階が店舗、2階が自宅」のような建物であっても、許可がない限りは会いに行かない方が良いでしょう。
直接言えないからと無断で辞めるのはNG
店長に会う機会がないからといって、無断で辞めようとしてはいけません。
直接会えないと相談することができないため、どうでも良くなる気持ちはわかります。
しかし、バックレのような辞め方をすると、店長に恨まれる原因になります。
他のバイト仲間にも迷惑がかかるし、酷いようだと損害賠償に発展するかもしれません。
せっかく今まで働いてきたのに、最後は揉めて辞めるのは後味が悪いですよね。
たとえ短い間であったとしても、店長に認められて採用されたわけです。
最後まで礼儀を通し、マナーを守って辞めるようにしてください。
普段から店長とコミュニケーションを取ろう
バイトを辞めたくなった時のために、普段から店長とコミュニケーション取るようにしてください。
店長とコミュニケーションを取っておけば、辞める相談がしやすくなるし、忙しい時でも話し合いの時間を作ってくれるようになります。
業務で店長と電話をしたり、メールやLINEをしていれば、アポ取りの連絡もしやすくなるでしょう。
店長を好きになる必要はありませんが、味方につけておくことでバイトがしやすくなります。
店長を毛嫌いせずに対応することで、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。
まとめ
バイトを辞めたいのに、店長と会えない時の伝え方を紹介しました。
大事な話は直接会って話したほうが良いため、できるだけ会えるように行動してください。
店長に会いに行くのが確実だね
普段のシフトで店長と会えないのであれば、バイトが休みの日に会いに行ってください。
店長の携帯に電話したり、置き手紙をしてアポを取るのもありです。
どうしても店長と連絡が取れないのであれば、バイトリーダーやマネージャーなど、他の責任者に相談しても構いません。
店長に会えないと「もういいや」と諦めてしまいがちですが、だらだらとバイトを続けるのは良くないです。
忙しい店長を気遣い、ちょっとした配慮を心がければ、すんなりと辞めさせてもらえるでしょう。