コミュニケーション

どうすればいい?バイト先のやる気がない新人との接し方

記事内にプロモーションが含まれています
どうすればいい?バイト先のやる気がない新人との接し方のイメージ

バイト先にやる気がない新人が入ってくると困りますよね。

 
ウサくん

ダラダラしすぎ!

笑顔がなく、めんどくさそうに仕事をしている姿を見ると、イライラしてしまう気持ちわかります。

できることなら、もう少しやる気を出してがんばってほしいですよね。

実は、新人がやる気ないように見えるのには理由があります。

本人の性格が原因の場合もあれば、バイト先が原因の場合もあります。

そこで今回は「バイト先のやる気がない新人との接し方」をご紹介します。

やる気がない新人を見てイラつく前に、接し方を工夫しましょう。

やる気がない新人の特徴

仕事中にあくびをする男性

やる気がない新人が入ってくると、みんなから疎まれたり、迷惑がられることが多いです。

やる気のなさが周りに悪影響を与え、バイト先の雰囲気が悪くなるかもしれません。

そんな迷惑でやる気がない新人に共通する特徴をご紹介します。

笑顔がない

やる気がない新人は笑顔がありません。無表情でブスッとした顔つきをしています。

笑顔がないので積極的にコミュニケーションが取りづらく、話しかけるのに躊躇します。

無愛想だとお客さん受けも悪くなるため、クレームに繋がりやすいです。

声が小さい

やる気がない新人は声が小さいです。

挨拶をしてもわかりづらいため、十分なコミュニケーションを取ることができません。

声が小さいとお客さんにも伝わらないため、活気がない店だと思われます。

服装がだらしない

やる気がない新人は服装がだらしなく、身だしなみが整えられていません。

シャツがズボンからはみ出ていたり、長髪なのに結んでいなかったりします。

服装がだらしないと不潔な印象を与え、緊張感が欠如しているように見えます。

指示されるまで動かない

やる気がない新人は指示されるまで動こうとしません。

周りが忙しそうに働いていても、指示されるまで動かないため、手間がかかります。

常に働いているか見守る必要があり、効率が悪いです。あなた自身の仕事にも影響するでしょう。

仕事の覚えが悪い

やる気がない新人は仕事の覚えが悪いです。

難しい作業ではなくても覚えようとしないため、いつまで経ってもできません。

何度教えても失敗を繰り返されると、イライラして見放したくなるでしょう。

時間にルーズ

やる気がない新人は時間にルーズです。

指示された時間までに仕事を終えられず、いつも時間オーバーします。

遅刻が多く、時間を守ろうという意識が薄いため、チームワークにも悪影響を与えます。

雑談が多い

やる気がない新人は雑談が多いです。

仕事のことはそっちのけで雑談を繰り返すため、付き合わされる相手はいい迷惑です。

暇な時はまだしも、忙しい時に話しかけられると手が止まるため、仕事が遅れてしまいます。

新人バイトがやる気を出さない理由

机にうなだれている女性

どうしてバイトをしに来ているのにやる気を出さないのでしょうか?

ダラダラ過ごしても余計に疲れるし、店長に怒られたり嫌な目にあうだけですよね。

しかし、新人バイトがやる気を出さないのは理由があります。

慣れていない

一番多いのは、バイトに慣れていないケースです。

高校生・大学生で初めてバイトをする人は、働くことそのものがわかりません。

学校とバイト先ではルールも人間関係も異なるため、環境に適応できずにやる気が湧いてこないのです。

仕事が楽しくない

単純に仕事内容が楽しくないからやる気を出さないケースもあります。

掃除や雑用など、単純作業で発展性がない仕事をしていると、楽しさを感じられなくなります。

時間の流れが遅く感じるため、身体が重くなり、やる気も失われます。

接し方がわからない

人見知りでコミュニケーションを取るのが苦手なため、どう接したら良いかわからないケースです。

みんなが忙しそうに働いていると、話しかけるのも躊躇してしまい、何もしなくなります。

コミュニケーション不足から、「指示があるまで動かない人」になってしまうのです。

時給が低い

時給が最低賃金に近く、魅力を感じないためにやる気を出さなくても良いと思っているケースです。

がんばっても大した給料にならないと思っているため、最初からダラダラ仕事をして労力を使わないようにしているのです。

時給が低いと長続きしないため、いつか辞めてしまう可能性があります。

やる気がない新人との接し方

新人に指導する女性

本来、やる気がない新人にやる気を出してもらうのは大変です。

他人の感情を変えるのは難しいことなので、思いつきで行動しても上手く行きません。

やる気がない新人には計画的に接し方を変える必要があります。どのような接し方をすれば良いのか見ていきましょう。

目標を示す

まずは、「何ができるようになればいいのか?」と言った、目標を示すようにしてください。

コンビニなら「レジ会計だけできるようにする」でもいいし、キッチンなら「皿洗いができるようになる」でも良いです。

大きな目標ではなく小さな目標を設定し、達成する喜びを与えるようにしてください。

具体的な目標を示すことで経験が可視化されるため、やる気を出させることができます。

手本を見せる

新人は仕事ができないのではなく、仕事のやり方がわからないだけです。やり方がわからないから失敗し、モチベーションが下がります。

そこで新人に仕事をさせる前に、手本を見せてあげましょう。

ゆっくり・丁寧にわかりやすく教えていけば、きっと理解してくます。

新人に手本を見せることであなた自身の復習にもなるため、一石二鳥です。

簡単な仕事をさせる

新人に仕事を頼む時は、難易度が低い簡単なことから教えてください。

いきなり難しいことをさせても上手くいきません。

誰でもできるようなことからさせていき、少しずつ成功体験を積み重ねることで、やる気が出てきます。

仕事の喜びを感じることができれば、いずれ難しい仕事にも取り組めるようになるでしょう。

メモを取ってもらう

仕事のやり方がわからないという新人には、メモを取ってもらうようにしてください。

教えたことを一つずつメモに書いてもらうことで、覚えられるようになります。

もし、あなたが新人の頃に使っていたメモがあれば、それをコピーして渡しても良いです。

メモを見て「先輩もこうやって覚えたんだな」とわかるため、やる気になってくれるでしょう。

緊張をほぐす

新人がやる気ないように見えるのは、緊張が原因であることが多いです。

もし、新人が緊張している素振りを見せているのであれば、あなたから話を振って、緊張をほぐしてあげましょう。

仕事の話だけでなく、商品やお客さんについて話したり、天気のことでもいいです。

適当な雑談をすることで、緊張している新人も打ち解けられるようになります。

褒める

新人が上手くできた時は、必ず褒めるようにしてください。

「上手いね」「それでいいよ」などといって、相手の仕事振りを認めてあげましょう。

他人から褒められて悪い気がする人は少ないため、前向きにがんばってくれるようになります。

ただし、褒める時はあくまでさり気なく褒めるようにしてください。

大げさに褒めても馬鹿にされていると感じるため、注意しましょう。

店長に相談する

新人との接し方がわからないのであれば、思い切って店長に相談するのもありです。

店長はこれまで何人もの新人を教育してきたため、どうすれば良いかがわかっています。

店長にアドバイスをもらいながら新人に教えていくことで、あなた自身の勉強にもなります。

一人で考えても行き詰まって疲れるので、店長や先輩を頼るようにしてください。

やる気がない新人へのNG対応

バツサインをする女性

新人への接し方は難しいです。

誤った接し方をしてしまうと、バイトを辞めてしまう場合があるからです。

あなたの接し方が原因で、バイトを辞められるのは避けたいですよね。

そこで、どんな接し方をすると失敗しやすいのかご紹介します。

先輩ヅラする

店長でもないのに、先輩ヅラして偉そうな態度は取らないようにしてください。

良かれと思って接したことが、新人にとって苦痛になることがあります。

強く当たりすぎた結果、嫌われたり言うことを聞かなくなるかもしれません。

たとえ新人相手であっても、先輩ヅラせずに同じ目線で接するようにしましょう。

むやみに怒る

新人が失敗したからといって、むやみに怒ってはいけません。

誰でも新人の頃は失敗します。失敗しながら仕事を覚え、一人前になっていきます。

それなのに最初から強く怒られると萎縮してしまい、働くのが嫌になります。

失敗しても大目に見るようにして、できるようになるまでフォローしてあげましょう。

甘やかす

失敗しても叱らずに甘やかしていると、サボりがちな人間になってしまいます。

何かあったらあなたを頼れば良いとなり、やる気を見せることはないでしょう。

新人が失敗したら何が悪かったのかきちんと教え、二度と繰り返さないように叱ってください。

正しくアメとムチをしっかり使い分けることで、人間的にも成長してくれるはずです。

無理やりさせる

やる気がない新人に無理にやらせようとしても上手くいきません。

無理にやらせるのではなく、「なぜやらなければいけないのか?」を教えることが大切です。

指示した仕事に対して難色を示すようであれば、何が気に入らないのかを聞くようにしてください。

新人が仕事の楽しさを理解できるようになれば、自発的に動くようになります。

見捨てる

新人を教育するのは疲れます。何度言っても言うことを聞いてくれないと、投げ出したくなるでしょう。

だからといって、見捨てるのはよくないです。あなたが見捨てることで新人は孤立してしまい、いずれバイトを辞めてしまうでしょう。

たとえ仕事ができなくてもあなたの後輩であり、大切な仲間の一人です。

駄目だからと見捨てるのではなく、きかっけを与えるように誘導してください。

初心を思い出して優しく接しよう

笑顔で新人に仕事を教える先輩

あなたの次に入ってきた人は、性別年齢関係なく、みんな後輩になります。

バイトで新人を教育する立場になると、こんなにも大変なんだと途方にくれることもあるでしょう。

しかし、あなたが新人だった頃も、先輩やバイト仲間に迷惑をかけたはずです。

それでもみんな我慢して教えてくれたから、あなたが今日までバイトを続けられるようになったのではないでしょうか。

今度はあなたの番です。初心を思い出し、熱意を持って新人と接してください。

あなたの「教えたい」「がんばってほしい」という気持ちが伝われば、きっと新人も心を入れ替えてくれるでしょう。

まとめ

やる気がない新人が入って来ても、接し方次第で意識を変えてもらうことはできます。

やる気を出してもらえるように誘導すれば、きっと貴重な戦力になるでしょう。

 
ウサくん

やる気を出してくれたら嬉しいね

新人がやる気ないのはバイト先に馴染めなかったり、仕事が楽しめないのが原因です。

目標を示し、手本を見せ、簡単な仕事から任せればできるようになります。

人見知りの新人には、あなたからコミュニケーションを取って、緊張を解してやるようにしてください。

やる気がない新人を見るとイライラして、怒ったり当たったりしがちですが、感情的になってはいけません。

新人の良いところを見つけ、長所を伸ばせるような接し方をすることで、やる気を出してくれるでしょう。

今回のポイント

新人教育も仕事の一環です。バイト・正社員に関係なく、後輩を育てる・後輩と協力するというのは、社会人にとって欠かせないスキルになります。バイトの内から新人教育に力を入れていれば、社会人になった時に対人関係で困ることはなくなるでしょう。

関連記事