レジ打ちバイトはお客さんと接することが多いため、ミスをしないか心配になりますよね。
レジが怖い…
モタモタしてると怒られそうだし、忙しいとパニックになる気持ちわかります。
できることなら、テキパキ仕事がこなせるようになりたいですよね。
実は、レジ打ちは難しいものではありません。
始めの頃は不安になりますが、コツを抑えることで誰でもできるようになります。
そこで今回は「レジ打ちが怖いときの対処法」をご紹介します。
レジ打ちを克服する方法を学んで、恐怖に打ち勝ちましょう。
レジ打ちが怖い3つの原因
レジ打ちが怖いと思う原因は主に3つあります。
レジは買い物している時によく利用するため、仕事をする前に想像が膨らんで怖くなってしまいます。
どんなことが関係してレジ打ちが怖くなるのか見ていきましょう。
お金
レジ打ちバイトはお金を扱うため、常に緊張感があります。
お釣りを多く(または少なく)渡したり、お札を数え間違えることもあります。
清算の際に過不足が出ると責任を取らされるのではないか?と心配になり、レジ打ちが怖くなってしまいます。
クレーム
レジ打ちをしているとお客さんと接することが多いです。
迅速にできないと怒られそうだし、対応を間違うとクレームになることもあります。
たとえ自分に非がなくても、理不尽に文句を言ってくる“レジハラ客”も存在します。
クレームされた時のことを想像すると、レジ打ちが怖くなります。
経験不足
初めてレジ打ちバイトをする時は、どう操作すれば良いかわかりません。
どうやって機械に入力し、会計を済ませれば良いかわからないため、想像以上に怖くなってしまいます。
コンビニやスーパーだと会計以外の操作も必要なため、より恐怖心が増すでしょう。
レジ打ちが怖い時の対処法
レジ打ちが怖いからと避けていれば、できる仕事が限られてしまいます。
怖いからやりたくないというわけにはいかず、拒否することはできません。
しかし、レジ打ちは怖いものではありません。対処次第で克服することが可能です。
そこで、どのようにしてレジ打ちの恐怖に打ち勝てば良いのかご紹介します。
確認回数を増やす
レジミスが起こる原因の多くは、確認ミスによるものです。
レジにお客さんが並んでいると早く作業しなければいけないため、つい確認を怠りがちになります。
そのため、確認回数を増やしてミスを防ぐようにしてください。
商品をスキャンしたらカゴの中を見て、スキャン漏れがないか確認しましょう。
お札はお客さんの目の前で数え、小銭は見やすいように広げるとわかりやすいです。
少し時間がかかっても確認回数を増やせば、不注意によるミスは減るでしょう。
シフトを変更する
お客さんが多い日や時間帯は、仕事に追われてミスしやすくなります。
そこでシフトを変更して、できるだけお客さんが少ない時に出勤してください。
コンビニなら早朝や夜勤はお客さんが少なくなるため、ゆったりレジ打ちをすることができます。
スーパーなら13時~17時頃の時間帯は比較的お客さんが少ないため、行列になりません。
繁華街にあるお店なら土日は忙しくなるため、平日に出勤すると働きやすくなるでしょう。
パターン化する
レジミスを防ぐためには、レジでの行動をパターン化することが大切です。
例えば、お客さんが商品を持ってきたら弁当やペットボトルなど、大きい物からスキャンしてください。
大きい物を先にスキャンすることでカゴに入れやすくなり、もたつく事がなくなります。
袋やお箸を手元に用意しておけば渡し忘れがなくなり、クレームになりません。
このように「レジではどう行動するのか?」を考え、パターン化すればミスは減るでしょう。
先輩に相談する
レジ打ちが怖いという気持ちを、先輩に相談してください。
相談する相手は同年代よりも年上で、ベテランの女性が良いでしょう。
先輩に不安を打ち明ければ気持ちが楽になるし、適切なアドバイスがもらえます。
面倒見の良い人なら何かと気にかけてくれるため、レジ打ちが怖くても安心です。
事前に相談しておけば、忙しい日でもフォローしてくれるようになるでしょう。
他店を観察する
仕事が休みの日に他店に行き、他の人はどうやってレジ打ちをしているか観察してください。
大型スーパーやホームセンターであれば、買い物をしながらレジを観察できます。
同じ立場の人が奮闘している姿を見れば、あなた自身も頑張れるようになります。
中にはあなたと同じ新人の店員もいるため、どんな様子で立ち向かっているか参考になるでしょう。
なお、観察しに行く時間帯は平日の夕方にしてください。
夕方なら学校帰りの高校生が多いため、新人教育を見られる可能性が高まります。
自宅で練習する
バイトをする前に自宅で練習しておくことも大切です。
バイト先からもらったマニュアルを読んだり、ホームページを見てどんな商品を扱っているか把握してください。
レジに直接金額を入力していくバイトなら、電卓を使ってレジ打ちの真似をすることもできるでしょう。
また、自宅にある物を使って袋詰の練習をしておけば、バイトでも手早くできるようになります。
バイトに行く日の朝に練習しておけば、本番でもスムーズにできるようになるでしょう。
イメトレをする
バイトをする前からレジ打ちが怖いと思っていたら、本番でも恐怖に打ち勝つことはできません。
バイトに行く前にイメージトレーニングをして、レジ打ちを想定するようにしてください。
また、レジが出てくる漫画や映画を見て想像を膨らませるのもありです。
主人公がレジ打ちバイトをして、がんばっている姿を見れば勇気がもらえます。
普段からレジ打ちを意識しておけば、バイトのレジ打ちが怖くなくなるでしょう。
レジ打ちが下手でもクビにならない
レジ打ちが上手くできないとクビになるのではないか?と心配になりますが、レジ打ちが原因でクビになることはありません。
雇用主が従業員をクビにするためには、解雇に相当する理由が必要になるからです。
レジ打ちが下手だという理由でクビにはできないため、少しぐらいのミスなら大目に見てもらえるでしょう。
ただし、いつまでもレジミスが多いと、シフトを減らされる可能性があります。
バイト先から「成長しない」と思われ、戦力外になってしまいます。
クビ同然の扱いを受けないためにも、努力して克服するようにしてください。
レジ打ちも慣れたら怖くなくなる
どんなバイトにも言えますが、レジ打ちバイトも慣れたら怖くなくなります。
1日目よりも2日目、2日目よりも3日目と、出勤回数が多くなればなるほど恐怖心は失われます。
最初は上手くできなかったことでも、何度もこなすうちに自然と覚え、無意識にできるようになるでしょう。
レジ打ちと言ってもすべて手作業で行われるわけではなく、機械が大半のことをしてくれます。
どのような立場の人でも慣れればできるようになるため、過度に恐れる必要はありません。
肩の力を抜いて少しずつ確実に行っていくことで、ミスは減ります。
また、クレームに関しても、丁寧に対応してれば減らすことができます。
ハッキリと大きな声で伝え、お客さんの誤解がないようにしてください。
たとえクレームをもらったとしても、「変な人が来た」とネタにすれば気持ちも楽になります。
「いずれ慣れる」と前向きな気持ちで働いていれば、克服できるようになるでしょう。
どうしても無理なら別のバイトをする
どうしてもレジ打ちが怖いのであれば、レジ打ちが無いバイトをしてください。
レジ打ちが怖いという気持ちを持ちながら、無理してやる必要はありません。
飲食店のキッチンやデリバリー、コールセンターや清掃員の仕事など、レジ打ちが無いバイトはたくさんあります。
わざわざ怖い気持ちを抑えながら働くよりも、心から楽しめるバイトをした方が精神的にも楽です。
ただし、一度の失敗でレジ打ちを諦めるのは勿体ないです。
レジ打ちが上手くいかなかったのは、環境や教え方が悪い可能性もあります。
他のバイトでレジ打ちをすれば、意外と問題なかったというケースも少なくありません。
レジ=怖い・苦手と決めつけずに、バイト全体を通して見るようにしてください。
「駄目なら別のことをすれば良い」と割り切れれば、気兼ねなく働けるようになるでしょう。
まとめ
レジ打ちバイトを始める前は、誰でも上手くできるか心配です。
しかし、慣れたら怖くなくなるため、慣れるまでの辛抱だと思ってがんばりましょう。
レジは慣れるしかないね
レジ打ちをする時は確認回数を増やし、作業をパターン化すれば失敗せずにできるようになります。
忙しい日は焦って失敗が多くなるため、レジに慣れるまでは暇な日に出勤させてもらいましょう。
レジを怖い・怖いと思っていたら、気持ちはネガティブになって失敗しやすくなります。
漫画や映画を見てイメージトレーニングをし、前向きな気持を作ることが大切です。
レジでクレームがあれば嫌な気持ちになりますが、お客さんから「ありがとう」と言われれば嬉しくなります。
レジ打ちバイトができれば仕事の範囲が広がるため、ぜひ克服するようにしましょう。