バイトをしたくても人と関わるのが苦手だと、人間関係が不安ですよね。
上手く付き合えるかわからない…
みんなとコミュニケーションが取れずに、嫌われたらどうしようと思う気持ちわかります。
できることなら、人と接しなくてもいいバイトがしたいですよね。
実は、コミュニケーションが必要ない、人間関係が楽なバイトもあります。
周りの目を気にしなくても良い環境であれば、ストレスを感じずに働けるでしょう。
そこで今回は「人間関係が楽なバイト」をご紹介します。
人見知りで人と接することに自信がない人は、ぜひ参考にしてください。
人間関係が楽なバイト10選
仕事ではコミュニケーション能力やチームワークが求められますが、それらが必要ないバイトもあります。
どんなバイトなら人間関係が楽なのか見ていきましょう。
ポスティング
ポスティングは、各家庭のポストにチラシやパンフレットを配る仕事です。
営業所に行って配布物を受け取り、指定のエリアで配布するだけの仕事であり、一人で黙々と作業することができます。
早朝から日中にかけて配るため、住人と対面する可能性は低く、クレームを受けにくいです。
天候や気温に気をつける必要はあるものの、一人で稼ぎたい人には最適です。
サンプリング
駅前や商店街の入口などに立ち、ティッシュやチラシを配布する仕事です。
渡す時に「お願いします」などの声掛けをする必要はありますが、通行人とコミュニケーションを取る必要はありません。
受け取ってくれない人の方が多いものの、しつこく渡そうとしなければ怒られることはないです。
ゲーム感覚でひたすら配っていけば、単純作業でもモチベーションを維持しながらできるでしょう。
新聞配達
各家庭に新聞を配る、新聞配達のバイトは一人で黙々と作業することができます。
販売店に行って新聞を受け取ってくる必要はありますが、仕事以外の会話を交わさなくても良いため、気を使うことはないでしょう。
早朝なら住人と顔を合わせることもないため、周りの目を意識する必要はありません。
新聞を時間通りに配ればクレームになることはないため、気軽に働けるでしょう。
交通量調査
交通量調査のバイトは、交差点の端などに座り、人や車の数を数える仕事です。
数取器(カウンター)でひたすら交通量をカウントしていくだけであり、座りっぱなしで仕事ができます。
作業は複数人で行いますが、それぞれ調査する場所が異なるため、会話をする必要はありません。
邪魔にならないように仕事をしていれば、通行人に話しかけられることもなく、作業に集中できるでしょう。
コンビニの夜勤
コンビニのバイトは人間関係が難しいと思うかもしれませんが、夜勤なら別です。
夜勤は働いている人数が少なく、地方のコンビニなら1人で仕事をすることもあります。
来店するお客さんの数も少ないため、必要最低限の接客ができれば問題ありません。
2人勤務だと、1人はレジで1人は掃除などを行っているため、仲良くしなくても問題ないです。
ただし、全く会話しなくても良いわけではないため、ある程度のコミュニケーションは必要になるでしょう。
ネットカフェ
ネットカフェ(または漫画喫茶)のバイトは、受付業務が主な仕事です。
部屋に案内した後は退出まで客と関わることがないため、マイペースに働けます。
食事やドリンクの提供をすることもありますが、電子レンジで調理する程度であるため、料理ができなくても問題ありません。
午前中や昼間ならお客さんの人数も少ないため、暇な時間が多く、気軽に働けるでしょう。
本屋
本屋は働いている人数、お客さんともに多いですが、人間関係のトラブルは少ないです。
本屋は静かな環境であり、リラックス目的で利用する人が多いため、クレームを受けることはほとんどありません。
本屋で働くスタッフもおとなしい人が多いため、人間関係のいざこざに悩まされることも少ないです。
やや体力仕事な面はあるものの、落ち着いて作業できるのではないでしょうか。
工場の軽作業
工場の軽作業は、商品の点検や組み立てなど、単純作業が多いです。
働いている人数は多いものの、持ち場で黙々と作業するため、チームワークを求められることはありません。
作業内容によっては、誰とも話すことなく仕事を終えることもあるため、人見知りの人には最適です。
一人で仕事をすることが苦にならない人や、単純作業が得意な人は楽に働けるでしょう。
ホテル清掃
清掃関係の仕事は数多くありますが、ホテル清掃は主に一人で作業します。
各部屋を回ってゴミ捨てをしたり、シーツを交換して部屋をきれいに掃除します。
お客さんが退出した後に掃除を行うため、お客さんとやり取りをする必要はありません。
ただし、高級ホテルだとチームを組んで清掃するため、協調性が求められます。
人間関係が気になる人は、ビジネスホテルや小規模の旅館など、一人で働ける職場を選びましょう。
治験
治験のバイトは、新しく開発された新薬を服用し、その効果を調べる仕事です。
通院タイプと入院タイプがあり、通院なら医療関係者以外と関わることはありません。
入院タイプなら同じ治験者と同室になることもありますが、積極的に会話をする必要はないです。
治験をしている間は行動が制限されますが、ベッドで本を読んだりゲームをしながら自由に過ごすことができます。
リスクが全く無いわけではありませんが、規則正しい生活ができ、報酬が良いのは魅力です。
人間関係が楽なバイトの特徴
人間関係が楽なバイトには特徴があります。
人と関わる機会が少ないから楽な場合もあれば、接客業でも条件次第で楽になります。
そこで、どんな環境であれば人間関係が楽になるのか見ていきましょう。
一人でする仕事
ポスティングや交通量調査など、一人でする仕事は人間関係を気にする必要はありません。
与えられた仕事を時間通りこなせば良いため、一人で黙々と作業をすることができます。
一人で作業をすることで、人間関係の煩わしさから開放されるため、集中して仕事に取り組むことができるでしょう。
ただし、全く人と関わらないわけではなく、行き帰りに営業所の人と挨拶程度の会話を交わす必要はあります。
人数が少ない
コンビニの夜勤や小規模の喫茶店など、人数が少ない職場も働きやすいです。
いつも決まった相手と働くことになるため、相手の性格や価値観をつかみやすいからです。
一緒に働いていくうちにあなたのことも理解してくれるようになるため、無理に会話を強制されることはありません。
コミュニケーションが苦手な人でも、よく会う人なら安心して働けるのではないでしょうか。
新規オープン
新しくオープンするバイトは、人間関係が形成されていません。
みんなゼロからのスタートになるため、同じ条件で働くことになります。
先輩に気を使うこともなく、一から関係を築いていくため、仲間意識が生まれやすいです。
積極的にコミュニケーションを取りに行っても変に思われないため、人見知り克服には最適です。
単純作業
工場の軽作業や倉庫内のピッキングなど、単純作業は会話をすることがほとんどありません。
誰とも会話をせずに黙々と同じ作業を繰り返すため、一人で作業をしたい人に最適です。
作業工程によって、前後の人と会話を交わすこともありますが、仕事のやりとりを行うだけであるため、雑談などは必要ありません。
ただし、休憩はみんなで取るため、休憩中に話しかけられる可能性はあります。
人が多い職場だと派閥ができたり、嫌味を言われる可能性もあるため、注意してください。
上司がいない
デスクワークや人数が多い職場なら直属の上司(または先輩)がいて、仕事を教えてもらうことになります。
上司の機嫌を損ねると仕事がやりづらくなるため、人間関係に注意しなければいけません。
しかし、上司がいない環境であれば、人間関係で萎縮する必要はありません。
上下関係を気にせずマイペースに働けるため、精神的ストレスもないでしょう。
個人経営店
飲食店や小売店でも、個人経営店なら人間関係が楽な場合が多いです。
個人経営店はアットホームを意識している店主が多く、働きやすさを重視しています。
穏やかな店主であれば仕事で無理をさせることはないため、少しずつ成長することができるでしょう。
ただし、優しい店主がいる反面、そうでない人もいます。
体育会系な店主の元で働くと人間関係で苦労させられるため、注意してください。
単発・短期
長期よりも単発・短期で働くバイトの方が、人間関係は楽です。
単発・短期のバイトは単純作業な仕事が多く、チームワークを必要とする仕事が少ないからです。
たとえ人間関係が上手く行かなくても、短期なら辞めやすいので気を病む必要はありません。
人間関係が不安な人は、単発・短期のバイトをして気兼ねなく働きましょう。
接客がしたいときは応募前に下見する
ポスティングや新聞配達のように、一人でする仕事なら人間関係で困ることはありません。
しかし、「人間関係が心配だけど、どうしても接客バイトがしたい!」という人もいるでしょう。
そんな人におすすめなのが、応募前に下見に行くことです。
実際に客として店に訪れ、店員や店の雰囲気を観察してください。
店員が楽しそうに働いている職場であれば、新人として入っても上手に接してくれるでしょう。
反対に笑顔が少なく、嫌々働いているような雰囲気であれば、止めておいたほうが懸命です。
短い時間でもその場に行って肌で感じることで、雰囲気をつかむことができるでしょう。
友達に紹介してもらうのもあり
はじめてのバイトで人間関係に不安になるのは、知らない人の中に飛び込むからです。
どんな性格の人がいて、どんな対応をされるかわからないため、想像が膨らんで恐怖を感じます。
見ず知らずの人達と働くのが不安だという人は、友達が働いているバイト先を紹介してもらいましょう。
友達がいれば心強いし、わからないことがあっても聞きやすいです。
何かあっても友達が間に入ってくれるため、他の人とも仲良くなりやすいでしょう。
面接でも人間関係が想像できる
実際のところ、人間関係が楽か否かは働いてみないとわからないです。
一人でする仕事でもノルマが厳しかったり、上司がいない職場でもベテランがうるさい場合があります。
そこで、気になるバイトを見つけたら、面接を受けてみてください。
面接を受けることで、職場の人間関係が想像できます。
たとえば、面接官の態度が丁寧で、優しい口調で話す人だとします。
穏やかな人の周りには大人しい人が集まりやすく、変な人は採用しません。
逆に、高圧的で偉そうに面接をしてくるのであれば、同じような人が働いている可能性が高いです。
面接をすると職場の雰囲気もわかるため、面接をして判断しても良いでしょう。
まとめ
バイトを辞めたくなる理由に「人間関係」を挙げる人は多いです。
しかし、人間関係が楽なバイトであれば、余計な気を使わずに働けるでしょう。
人間関係で悩みたくないね
人間関係が楽なバイトを探す時は、バイト先の規模を見るようにしてください。
個人経営店で人数が少なく、一人で仕事をすることが多い職場であれば、人間関係で困ることは少ないです。
ポスティングや交通量調査など、単発・短期の仕事はチームワークを求められることがないため、誰とも会話せずに働くことができます。
「人間関係は気になるけど、接客バイトがしたい!」というのであれば、応募前に下見に行ってバイト先の雰囲気を確認してください。
客としてサービスを受けた時に、良い対応をしてもらえたのであれば、良好な人間関係であることが多いです。
人間関係の良し悪しは実際に働いてみないとわからない部分もあります。
事前に調べておくことで、ギスギスした職場を避けることができるでしょう。