一生懸命がんばっているのに、「代わりはいくらでもいる」と言われたら悲しいですよね。
自信なくした・・・
代わりがいくらでもいると言われたら、自信がなくなる気持ちわかります。
たとえ仕事ができなくても、酷い言われ方をするのは納得いきませんよね。
実は、「代わりはいくらでもいる」という言葉には色んな意味があります。
言葉をそのまま受け取っていると、しんどくなってしまうでしょう。
そこで今回は「バイト先で『代わりはいくらでもいる』と言われる理由」をご紹介します。
なぜ言われたのか振り返り、相手の本心を見極めるようにしてください。
バイトは代わりがいる状態が普通
店長や上司から「代わりはいくらでもいる」と言われたら、ショックを受けます。
自分を否定されているような気持ちになるし、存在価値がないように感じます。
しかし、本来バイトは代わりがいる状態が普通です。
誰でもできる仕事だからこそバイトに任せられるし、未経験でも採用してくれます。
仮に、「この人がいないと駄目!営業できない!」となったらどうなるでしょうか?
休みたくても休めなくなるし、必要以上に責任を押し付けられてしまうでしょう。
そのため、「代わりはいくらでもいる」のが普通であり、思い詰める必要はないのです。
「バイトは代わりがいて当然」だと認識し、「なぜ当たり前のことを言ってくるのか?」を考えるようにしてください。
「代わりはいくらでもいる」と言われる理由
「代わりはいくらでもいる」は相手を傷つける禁断の言葉です。
相手の存在価値を否定し、やる気を大幅に阻害してしまいます。
にもかからず、どうして「代わりはいくらでもいる」と言われるのでしょうか?
よくある理由を見ていきましょう。
ミスが多い
仕事でミスが多い人は「代わりはいくらでもいる」と言われがちです。
ミスは誰でもありますが、何度も繰り返す人は反省していないと感じるからです。
ただ叱るだけでは改善しないという思いから、きつい言葉を投げかけます。
「他の人は何度もミスをしない。同じミスを繰り返すのは仕事に集中していないからだ」という気持ちから、「代わりはいくらでもいる」と言われます。
遅刻が多い
遅刻が多い人も「代わりはいくらでもいる」と言われます。
約束を守るのは社会人として当然だと考えられており、遅刻する人間は約束が守れないと判断されるからです。
あなたが遅刻するとスケジュールに狂いが生じ、他のスタッフにも迷惑がかかります。
約束を守って欲しいという気持ちから、「代わり(約束を守れる人)はいくらでもいる」と言うのです。
やる気がない
仕事中にダラダラしたり、動こうとしない人も「代わりはいくらでもいる」と言われます。
バイトはチームワークが重要であり、みんなが同じ目標に向かって進む必要があります。
しかし、やる気がない人がいると職場の士気に影響します。
他のスタッフも釣られてしまい、チームワークが乱れてしまうでしょう。
規律を守らせるためにも「代わりはいくらでもいる」と言って、やる気を出させようとします。
態度が悪い
態度が悪い人を叱るために「代わりはいくらでもいる」という場合もあります。
我が強く、傲慢で他人に対して威圧的な人は、強い言葉で指摘しないとわかりません。
野放しにすると他のスタッフのやる気を削いだり、お客さんからクレームをもらう可能性もあります。
態度を改めてくれという気持ちを込めて、「代わりはいくらでもいる」と言うのです。
辞めさせたい
叱咤激励で言う場合もあれば、辞めてほしくて言う場合もあります。
店長から「代わりはいくらでもいる」と言われたら、多くのは人は退職を考えます。
気が弱い人ならバイトに行くのが嫌になるし、辞めたくなってしまうでしょう。
バイトは簡単に解雇できないことから、キツイ言葉を言って自主退職を促すのです。
本心で言ってくるケースは少ない
実際のところ、「代わりはいくらでもいる」と本心から言ってくるケースは少ないです。
たとえ仕事ができない人でも辞められると困るし、人手不足になるからです。
人気店でもない限りすぐ人が見つかるとは限らないし、いつ見つかるかもわかりません。
仮に見つかってもまたイチから教育しなければならず、負担は大きくなります。
本当は辞められると困るのに、一時の感情で言ってる場合がほとんどです。
本心で言ってくるケースは少ないため、あまり思い詰めないようにしてください。
否定されてもバイトをバックレるのはNG
「代わりはいくらでもいる」と言われたら、自分の存在価値を否定された気持ちになります。
バイト先にいるのがいたたまれなくなり、辞めたくなってしまうでしょう。
しかし、存在価値を否定されたからといって、バイトをバックレるのはNGです。
バイトをバックレるとみんなに迷惑がかかるし、取り返しがつかなくなります。
今までがんばってきたのに、「やっぱり必要ない存在だった」と思われるのは悔しいですよね。
「代わりはいくらでもいる」と言われたらショックですが、代わりがいるからこそ気軽に働けます。
相手の言いなりになって投げ出すのではなく、落ち着いて行動するようにしましょう。
何度も言われるときは辞めた方がいい
努力しているのに何度も「代わりはいくらでもいる」と言われるのであれば、辞めることも視野に入れてください。
何度も言われる状況は異常であり、パワハラの可能性が高いです。
完全に人間関係が破綻しており、必要ない存在だと認識されています。。
このような状況ではいくらがんばっても信頼回復することはありません。
パワハラを受け続けると精神が疲弊して、今後働けなくなってしまいます。
将来に影響しないためにも、早めに辞めて新しいバイトを探しましょう。
バイトでも代えがたい存在になることは可能
バイトはあまり責任のある仕事をしませんが、バイトでも代えがたい存在になることは可能です。
「この人でないと困る!」という存在になれば、「代わりはいくらでもいる」と言われることはありません。
たとえば、コンビニはバイトスタッフに発注業務を任せる場合があります。
発注業務は店の売上を左右するため、誰でもできる仕事ではありません。
また、新人教育を任されたり、他店のヘルプをお願いされる場合もあります。
いずれも「その人だから」依頼されるのであり、頼りにされている証拠です。
バイトは代わりがいて当然ですが、努力すれば他人の見る目は変わります。
「自分の代わりはいくらでもいる」と諦めずに、一生懸命仕事に取り組むようにしてください。
そうすれば周りから認められるようになり、代えがたい存在になれるでしょう。
まとめ
バイト先で「代わりはいくらでもいる」と言われたらショックですが、納得してはいけません。
言葉をそのまま受け取るのではなく、相手の真意を考えるようにしてください。
どうして言われるのか考えよう
「代わりはいくらでもいる」と言われるのは、叱咤激励の意味合いが強いです。
ミスを繰り返したり、遅刻が多い人に「このままではいけないよ」と注意するために言っています。
本心で言ってくるケースは少ないため、悩みすぎないようにしてください。
バイトは代わりがいて当然ですが、バイトでも代えがたい存在になることは可能です。
過去の失敗を反省し、前向きに努力していれば、周りから信頼されるようになるでしょう。