バイトでシフト希望が無視されると困りますよね。
勝手に入れられてる…
勤務できない日にシフトが組まれていると、予定が成り立ちません。
できることなら、希望通りのシフトにしてほしいですよね。
実は、シフト希望が無視されるのには理由があります。
原因を特定して対処しないと、いつまで経っても思い通りにはならないでしょう。
そこで今回は「バイトのシフト希望が無視される理由と対処法」をご紹介します。
シフトの悩みを解消して、求める働き方ができるようになりましょう。
バイトのシフト希望が無視される理由
シフト制のバイトでは、毎月（または毎週）決まった日までにシフト表を提出します。
シフト表には勤務できる日・できない日を記入して提出しますが、希望通りになっていない場合があります。
どうしてバイトのシフト希望が無視されるのでしょうか？よくある理由をご紹介します。
人手が足りない
人手不足の職場だと、シフト希望は通りにくいです、
働く人がいないと営業できないため、希望よりも多く入れられてしまいます。
特に繁忙期は人手が足りなくなりやすいため、休みを希望しても無視されやすいです。
雇用条件と違う
雇用条件と違うシフトを希望しても、無視されることがあります。。
週5で働くと言ったのに週3を希望したり、土日働けると言ったのに土曜しか無理だと言ったり。
バイト先は「この条件で働いてほしい」と思って採用しているため、異なるシフトを出しても認められません。
調整できなかった
人数が多い職場だとシフトを調整するだけでも大変です。
どうしても全員の希望を聞くことはできないため、結果的に無視されたような感じになることがあります。
学生、主婦、フリーターなど、さまざまな立場の人が働いていると、それぞれ希望が異なるため、希望が通りづらいです。
シフト変更が多い
普段からシフト変更が多い人も、希望を無視されやすいです。
一度や二度のシフト変更は受け入れても、何度もシフト変更をされると迷惑だからです。
他の従業員にも示しがつかないため、自分勝手なシフトを出しても受け入れてもらえません。
シフトの書き方が悪い
シフト表の書き方が悪い（または間違っている）ことにより、希望通りになっていない場合もあります。
1日ずれて書いてしまったり、字が汚くて分かりづらいなどが考えられます。
特に新人はシフト表の書き方に慣れていないため、間違いが起こりやすいです。
希望を忘れていた
単純に店長があなたの希望を忘れていたため、結果的に無視されたようなシフトになる場合もあります。
口頭だと言った・言わないになりやすく、間が空くことで忘れやすくなります。
たとえ事前に伝えていても、希望を忘れられるといつも通りのシフトになってしまいます。
勤務態度が悪い
いくら自由シフトの職場でも、勤務態度が悪い人は希望を聞いてもらえません。
普段から遅刻やミスが多く、サボりがちな人はバイト先での印象が悪くなります。
「どうせ遊ぶために休むんだろう」と思われ、休みの申請が通りにくいです。
シフト希望が無視されたときの対処法
バイトのシフト希望が無視されると、プライベートの予定が立てなくなります。
いくら仕事とはいえ、プライベートを犠牲にしてまで言いなりにできませんよね。
そこで、希望したシフトと違うシフトにされたときの対処法をご紹介します。
間違いを伝える
希望したシフトと異なるときは、店長やマネージャーに相談してください。
そのまま受け入れてしまうと、次も同じようにシフトを無視される可能性があります。
そのため、勇気を出して「シフトが希望と違います」と伝えることが大切です。
きちんと間違いを指摘することで、なぜシフトが違うのか理由を説明してくれるでしょう。
なお、間違いを伝えるときは、できるだけ直接会って伝えるようにしてください。
電話やメールだと誤解されるおそれがあるし、「変更できません」と軽く交わされます。
伝え方を工夫する
シフトの間違いを指摘するときは、なるべく責めるような言い方はしないようにしてください。
頭ごなしに「シフトが間違っているから変更してください！」と言ってしまうと、反発を買う恐れがあります。
プライドが高い店長なら「俺は間違ってない！お前の伝え方が悪い！」と言われてしまうでしょう。
そのため、店長の機嫌を損ねないためにも、下手に出た伝え方をするのがコツです。
次の例文を参考に、伝え方を工夫してみてください。
例文
あなた「シフトのことで相談があるのですが、お時間よろしいでしょうか？」
店長 「大丈夫だよ。どうしたの？」
あなた「テストがあるので○月○日は休みにしたのですが、シフトは出勤になっています…。」
店長 「ほんとだね。でも、この日は忙しいから出勤できない？」
あなた「すみません。前回のテストが悪かったので、今回はがんばりたいです。親にバイトのせいだと思われたくないので、この日だけは休ませてもらえないでしょうか？」
店長 「わかった。調節してみるよ。」
このように事実のみを話し、それに対してどうしてほしいのかを伝えることが大切です。
例文のように「休めないとバイトを辞めなくてはいけない」とほのめかすことで、危機感を感じ取ってもらえるでしょう。
バイト仲間に相談する
一度シフトが出てしまうと、希望したシフトと違っても変更ができない場合があります。
たとえ店長が間違ったシフトを組んだとしても、あなた一人のために全員のシフトを調節することは困難です。
そのため、希望通りのシフトが難しいのであれば、バイト仲間に相談するようにしてください。
あなた以外にも意図しないシフトになっている人がいるかもしれません。
その人達と相談して、自分たちでシフト調節しましょう。
勤務日の交代であればシフトに穴が空くわけではないので、店長も認めてくれます。
普段からバイト仲間とコミュニケーションを取り、お互いで助け合うようにすれば、希望通りのシフトになりやすいでしょう。
希望通りのシフトにするためには根回しが必要
シフトを希望通りにするためには、ただシフト表を提出するだけでは不十分です。
シフト表を提出する前から根回しを行い、バイト先に了承してもらう必要があります。
たとえば、学校のテストで数日休みたいのであれば、テストがある前の月から伝えるようにしてください。
店長やマネージャーだけでなく、バイト仲間にも伝えておくのがポイントです。
前もって「○月○日にテストがあるので、前週はバイトを休みたい」と言い続けておけば、みんなの記憶に残ります。
「来月はあの人休みなんだな」という空気が広がれば、おのずと希望通りのシフトになるでしょう。
休む日だけでなく、勤務する曜日や時間帯も話題にすると、より効果的です。
シフト希望が無視されてもバックレは駄目
休みを想定して予定を組んでいたのに、シフト希望が無視されると困りますよね。
「シフトでちゃんと伝えたんだから、バイトに行かなくても良い」と考えてしまうかもしれません。
しかし、シフト希望が無視されたからといって、バイトをバックレるのは駄目です。
どんなに正当性を訴えても、バイトをバックレた時点であなたが悪者になります。
バイト先に損害を与えたとして、解雇されたり損害賠償を請求されるおそれもあります。
シフトはあくまで希望であって、それが絶対ではありません。状況によって変わることも十分あります。
希望通りになっていないからと強硬手段に出るのではなく、冷静に話し合うようにしてください。
何度もシフトを無視されるなら辞めた方がいい
真面目に働いているのに何度もシフトを無視されるのであれば、バイトを辞めた方が良いです。
バイトをする上でシフトは重要であり、シフトの希望が通らなければプライベートにも影響します。
学生なら学業よりバイト優先になるし、主婦（主夫）なら家庭のことが疎かになってしまうでしょう。
プライベートを充実させるためにバイトをしているのに、バイトが中心の生活になってしまうのは本末転倒です。
何度言っても改善されないのであれば、バイトを辞めて他を探したほうが良いです。
実際のところ、シフト希望を無視するバイト先はそう多くありません。
面接の段階で「希望日以外は入れない」と伝えれば、無理を通されることは少ないです。
シフトに人生を狂わされないためにも、希望を聞いてくれるバイト先を探してください。
まとめ
バイト先でシフトを提出しても、シフト希望を無視される場合があります。
シフトが無視されると予定が成り立たなくなるため、早めに対処するようにしてください。
無視されないようにしないとね
シフト希望が無視されるのは、人手不足だったり、人数が多くて調整が難しいのが原因です。
雇用条件と違うシフトを提出したり、勤務態度が悪い人も無視されやすいです。
シフト希望が無視されたときは、すぐに店長やマネージャーに相談し、希望通りにならないか交渉してください。
たとえ相手のミスでも責めるような言い方はせず、下手に出てお願いするようにしましょう。
次のシフトを提出する前に「○月○日は予定がある」と根回ししておけば、希望通りになりやすいです。
ただし、いくら誠意を持って交渉しても聞き入れてもらえない場合もあります。
いつもシフトを無視されるのであれば、きっぱりと辞めて新しいバイト先を探しましょう。
