バイトでシフトを勝手に決められると困りますよね。
相談もなしに決められた!
相談もなくシフトを入れられると、バイト先に不信感を持つ気持ちわかります。
できることなら、希望通りのシフトにしてほしいですよね。
実は、シフトを勝手に決められるのには理由があります。
何も言わないまま過ごしていると、いつまで経っても希望通りにはなりません。
そこで今回は「シフトを勝手に決められる理由と対処法」をご紹介します。
シフトを改善して心置きなく働けるようにしてください。
シフトを勝手に決められる理由
通常、バイトのシフトは働き手の意向に沿って組まれるものです。
しかし、ある日突然シフトを聞かれずに、勝手に決められる場合があります。
どうしてシフトを勝手に決めるのでしょうか?よくある理由を見ていきましょう。
人手不足
人手不足で働く人がいないと、シフトを入れられやすいです。
誰かが入らなくてはいけないため、希望日以外も入れられてしまいます。
バイト歴が長い人ほど即戦力になるため、入れられやすくなるでしょう。
人数が多い
ファミレスやファストフード店など、働いている人数が多い職場は希望が通りづらいです。
人数が多いとシフトを調節するのが大変になり、みんなの希望通りにするわけにはいかないからです。
年末年始や土日祝日はみんなが休みたいと思っていますが、希望を聞くと営業が成り立ちません。
スケジュール調節が難しいことから、意図しないシフトになりやすいです。
新人・研修中
新人や研修中の人も、シフトを勝手に決められます。
あなたが入る前にシフトは組まれているため、新たに組み直すわけにはいかないからです。
また、バイト先の都合で限られた日しか研修できない場合もあります。
新人や研修中だと、独り立ちするまでシフトを自由に組めなくなるでしょう。
伝わっていない
提出したシフト表に不備があり、正しく希望が伝わっていない可能性もあります。
シフト表の字が汚かったり、わかりづらかったりすると、担当者に誤解を与えます。
正しく伝わらないことで、結果的にシフトを勝手に決められた状態になります。
自己主張しない
シフトを勝手に決められるのは、あなたの性格も関係します。
おとなしい性格の人は自己主張が苦手なため、「この人なら勝手に決めても大丈夫」だと思われるからです。
反論せずに従っていると、いつまで経ってもシフトを勝手に決められるでしょう。
シフトを勝手に決められる前の対処法
いくら希望しても最終的にシフトを決めるのはバイト先であるため、希望通りに行かない場合もあります。
しかし、シフトを勝手に決められると予定が成り立たないため、困りますよね。
そこで、どのようにして希望通りのシフトにすれば良いのかご紹介します。
早めにシフトを出す
シフト表を提出するときは、なるべく早めに出すようにしてください。
期限ギリギリになって提出しても、希望通りにはなりません。
シフトが提出された順に勤務日を決めていく場合もあり、提出が遅くなると勝手に決められます。
早ければ早いほど希望は通りやすくなるため、めんどくさがらずに提出しましょう。
何度も予定を説明する
シフト表を提出するだけだと気持ちを理解してもらえないため、何度も予定を説明するようにしてください。
お客さんがいないときや休憩中など、店長と顔を合わせる度に「○日は予定があって働けません」と言い続ければ、嫌でも覚えてもらえます。
たとえしつこいと思われても、シフトを勝手に決められるよりはマシです。
他のバイト仲間にも周知することで、既成事実ができて休みやすくなるでしょう。
バイト仲間と協力する
シフトは他の人との兼ね合いもあるため、バイト仲間の協力が欠かせません。
バイト仲間と話し合い、誰がいつ働くのか予定を合わせるようにしてください。
そうすれば仮に希望通りのシフトになっていなくても、仲間同士で調節することができます。
みんなで助け合いながらシフトを組んでいけば、チームワークも深まるでしょう。
シフトを固定する
毎週働く曜日や時間帯が異なるという人は、シフトを固定してください。
毎週決まった曜日・時間帯に働くことで、みんなにシフトを覚えてもらえるようになります。
「○○さんは土曜日に出勤するから、自分は日曜日にしよう」となり、シフトがかぶりづらいです。
あなたのシフトが固定化されれば、シフトを勝手に決められなくなるでしょう。
LINEグループに投稿する
バイト先のLINEグループに参加しているのであれば、LINEを活用するようにしてください。
メッセージとして形に残していれば、シフトを勝手に決められづらくなります。
「○日と○日は学校の用事があって休みにしました。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします」などと、LINEで情報発信することが大切です。
みんなが閲覧する場所で情報発信すれば、勝手に決められなくなるでしょう。
店長や責任者を責めるのは逆効果
シフトを勝手に入れられてしまうと、つい店長や責任者を責めたくなります。
何度も勝手に決められると「シフトを勝手に決めないでください!」と、言いたくなりますよね。
しかし、店長を批判するのは逆効果です。文句を言っても逆ギレされるだけで、言うことを聞いてくれません。
店長には店長なりの考えがあってシフトを決めているため、従業員から文句を言われたくないからです。
「人がいないから仕方ないだろ!」と怒られ、店長との関係が気まずくなってしまうでしょう。
場合によってはシフトを減らされたり、嫌な仕事を押し付けられる可能性もあります。
シフトを勝手に決められると困りますが、店長を責めるのではなく、冷静に話し合うようにしてください。
シフトを勝手に決めるのは法律違反?
そもそもバイトでシフトを勝手に決めるのは法律違反ではないか?と思いますよね。
基本的には労働契約で定められた就業規則を、本人の同意なく変更するのは法律違反になります。
そのため、基本的にはシフトの要望に応じる必要はありません。
ただし、シフトの決定権はあくまで雇用主にあり、必ずしも労働者の希望通りになるとは限りません。
全員の希望を聞いてたら業務が成り立たなくなるし、人数的に難しい場合もあるからです。
自然災害や緊急事態宣言が発生した際は休業したり、変則的な時間帯になる場合もあるでしょう。
そのため、予期せぬシフトになったからといって、一概に悪いと言えないのが現実です。
入れない日があれば「この日は入れません」と相談し、シフトを変更してもらえるようにお願いしてください。
ずっとシフトが改善しないときは辞める
どれだけ対処してもシフトを勝手に入れられてしまうのであれば、辞めた方が良いです。
シフトを勝手に決められると予定が成り立たなくなるし、ストレスも溜まります。
学生なら学校と両立できなくなるし、主婦(主夫)なら家庭がおろそかになってしまうでしょう。
バイトでも正社員でも、勤務日は双方の合意をもって初めて成り立ちます。
シフトに合意できないなら従う必要はないし、無理に従わせようとするバイトを続ける必要はありません。
どんな事情があってもシフトを勝手に決められたら信頼できなくなるため、新しいバイトを探した方が良いです。
あなたの希望を尊重してくれるバイト先はたくさんあるため、我慢しないようにしてください。
シフトを勝手に決められても諦めない
どんなバイトでもシフトが勝手に決められるのは辛いです。
予定が成り立たなくなるし、裏切られたような気持ちになりますよね。
しかし、シフトを勝手に決められたからといって、諦める必要はありません。
出勤できないなら無理と伝え、自己主張することが大切です。
あなたの主張が認められれば、無理に働かせられることはありません。
シフトを勝手に決められても諦めるのではなく、勇気を出して相談しましょう。
まとめ
シフト制のバイトだと、バイト先の都合でシフトを勝手に決められる場合があります。
バイト先が決めたシフトに納得できないのであれば、勇気を出して話し合うようにしてください。
まずは話し合いだね
バイト先がシフトを勝手に決めるのは人手不足が原因です。誰も働く人がいないと営業できないため、誰かが入れられます。
逆に人数が多すぎてシフト調節が難しいため、勝手に決められる場合もあります。
シフトを勝手に決められたくないときは、次のシフト表を早めに提出し、前もって予定を伝えるようにしてください。
バイト仲間と協力して、みんなでシフトを調整し合うのも効果的です。
ただし、最終的にはバイト先の都合が優先されるため、希望通りに働けるかはわかりません。
いつもシフトを勝手に決められるのであれば、辞めることも視野に入れてください。
シフトを勝手に決められても諦めずに行動していれば、状況は変わっていくでしょう。