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なぜ?ブライダルバイトが怖いと感じる理由と乗り越えるコツ

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なぜ?ブライダルバイトが怖いと感じる理由と乗り越えるコツのイメージ

ブライダル業界に憧れがあると、結婚式場でバイトしたくなりますよね。

 
ウサくん

でも、ブライダルバイトって怖そう…

結婚式には多くの人が関わるため、怖いと感じる気持ちわかります。

たとえ憧れがあっても、バイトで嫌な想いはしたくないですよね。

しかし、ブライダルバイトは厳しい部分がある反面、とてもやりがいのある仕事です。

未経験や高校生でも採用してくれることから、決して難しい仕事ではありません。

そこで今回は「ブライダルバイトが怖いと感じる理由と乗り越えるコツ」をご紹介します。

恐怖心があってバイトするか迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

ブライダルバイトが怖い理由

頭を抱える女性

ブライダルバイトは、結婚式場で結婚式を挙げる人をサポートする仕事です。

華やかなイメージがある反面、「怖い」「きつい」「厳しい」というイメージを持つ人も少なくありません。

どうしてブライダルバイトは怖いと言われるのでしょうか?よくある理由を見ていきましょう。

マナーに厳しい

ブライダルバイトは他のバイトに比べてマナーが厳しいです。

結婚式の雰囲気を壊さないために、スタッフには高いレベルの接客を求めます。

礼儀作法やテーブルマナーにうるさく、返事一つとっても丁寧な言葉遣いをしなければいけません。

上司からマナーに問題がないか見られるし、少しでも気になれば指摘されます。

そのため、上司の視線が怖いと感じる場合もあるでしょう。

関わる人数が多い

結婚式場は内部のスタッフだけでなく、さまざまな人と関わります。

ウェディングプランナー、メイクアップアーティスト、カメラマン、コンパニオン、牧師など、多くの人が仕事をします。

関わる人数が多ければ、合う・合わないは当然出てきます。

中には新人だからときつく当たってきたり、厳しく接してくる人もいるでしょう。

新郎新婦や参列者にも色んな人が居るため、人付き合いが苦手な人は恐怖を感じやすいです。

覚えることが多い

ブライダルバイトは覚えることが多いです。

仕事で必要な接客マナーや専門用語をはじめ、式ごとに異なる段取りを覚える必要があります。

また、料理やドリンクの名前も覚えなければいけないため、頭がパニックになってしまうかもしれません。

だからといって、「忘れてた」は通用しない仕事です。

失敗できないというプレッシャーから、恐怖を覚えるでしょう。

高額商品だから

結婚式は平均300万円前後の費用が発生し、高額商品・サービスになります。

高額商品になると求められるレベルが高くなり、少しのミスも許されません。

ミスが原因で裁判沙汰になるケースもあるため、現場はピリピリしたムードに包まれています。

表では笑顔な上司も裏では怖い顔をして監視するため、居心地の悪さを感じるでしょう。

未体験だから

人間は知らないものや出来事に接するとき、恐怖心を感じる生き物です。

結婚式場は普段立ち入る機会がなく、気軽に利用することはできません。

特に高校生・大学生であれば、結婚式に参加した経験はほとんどないため、テレビや漫画でしかわからないでしょう。

未体験で得体の知れない恐怖心から、ネガティブな感情になりやすいのです。

ブライダルバイトを乗り越えるコツ

結婚式の花束

ブライダルバイトはきつい・厳しいと言われがちですが、働き方次第で対応することは可能です。

なにかあっても臨機応変に対応できれば、辛い思いをしなくて済むでしょう。

そこで、どんな働き方をすれば乗り越えられるのかをご紹介します。

目標を決める

毎日バイトに行く前に、その日の目標を決めるようにしてください。

目標が決まれば到達するまでの道筋を考え、自発的に行動できるようになるからです。

たとえば、「いつもより1分早く行動する」「笑顔で10人に挨拶する」「新婦の衣装を褒めて、ありがとうを引き出す」でも構いません。

特にお客さん絡みの目標があれば、達成した時の喜びは格別なものがあります。

バイトでやりがいを実感すれば、きつくても頑張れるようになるでしょう。

先輩に聞く

仕事でわからないことがあったら、必ず先輩や上司に聞くようにしてください。

忙しそうにしているからといって、聞かずに勝手な行動を取ってはいけません。

自分で判断できないのであれば、どんな小さな疑問でも相談することが大切です。

たとえ冷たい対応をされても、きちんと聞いてから行動すれば、怒られないでしょう。

メモを取る

仕事に慣れてない内は、必ずメモを取るようにしてください。

メモを取っていれば記憶に定着するだけでなく、情報を整理できるようになります。

上司に「努力している」と受け取られるため、話を聞いているというアピールにも最適です。

メモを取っていれば、後から予習・復習もできるため、早く仕事を覚えられるようになるでしょう。

早寝早起き

仕事で十分なパフォーマンスを発揮するには、睡眠が大切です。

特に結婚式場は朝が早いため、早寝早起きをするようにしてください。

質の高い睡眠を取っていれば、元気に動けるようになります。

自然と表情も明るくなるため、コミュニケーションにも良い影響を与えるでしょう。

美容室に行く

結婚式場で働く人間は、身だしなみも見られます。

お客さんに不快感を与えないため、定期的に美容室にいって髪を整えるようにしてください。

ブライダルヘアが得意な美容室であれば、結婚式の情報をお客さんから聞いています。

お客さんが何を求めて結婚式を利用しているか教えてくれるため、仕事に活かせるでしょう。

ブライダルバイトのメリット

新郎新婦

どんなバイトでも始める前に、メリット・デメリットを把握しておくことが大切です。

良い面・悪い面を学んでおけば、慎重にバイト選びができるようになります。

まずは、ブライダルバイトにどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

幸せな瞬間に立ち会える

結婚式場は幸せな人が集まる場所です。

新郎新婦の晴れ舞台に参加し、幸せな瞬間に立ち会うことができます。

笑顔が溢れる空間で働けるというのは、働く側としても明るい気持ちになれるものです。

楽しい余興や感動的なスピーチなどもあり、他人事でも胸が熱くなるでしょう。

高い接客マナーを学べる

ホール業務はお客さんと関わる機会が多いため、接客マナーが重視されます。

入社直後に研修があり、お客さんに対する接客方法や振る舞い方などを学びます。

中には本格的な研修として、定期的に接客マナー講習をしている会社もあるくらいです。

ブライダルバイトで接客マナーが身につけば、社会に出て困ることはないでしょう。

仲間ができやすい

結婚式場の仕事は、他のスタッフとコミュニケーションを取りながら進めていきます。

常にチームワークが求められるため、会話は欠かせません。

長時間同じ環境で切磋琢磨すれば、自然と仲良くなることができます。

ただの同僚で終わらずに、長い付き合いになるいい出会いが見つかることもあるでしょう。

ブライダルバイトのデメリット

疲れている女性

幸せ感あふれる結婚式場も、裏では大変な部分があります。

ここでは、そんなデメリットについて触れていきたいと思います。

精神的負担

結婚式という特別なイベントだからこそ、そこで働く従業員は心からの“おもてなし“をする必要があります。

参列者に対して失礼のないような接客をしなければいけないし、仕事中の身だしなみにも気を付けなければいけません。

あなたがミスをしたり問題行動を取れば、結婚式の印象が悪くなってしまいます。

新郎新婦の門出に影響することから、迷惑をかけられないというプレッシャーを感じるでしょう。

体力が必要

ブライダルバイトには、肉体労働の部分もあります。

重い機材を運んだり、急いで片付けたりするため、体力がないと務まりません。

たとえ雑用でも広い式場内を動き回るため、体力を消耗します。

披露宴の規模や他の従業員の人数によっては、休む暇なく式場内をグルグル動き回ることにもなるでしょう。

労働時間が長い

披露宴は一日通して行うため、労働時間が長くなる傾向にあります。

ホール業務だとお客さんと接するため、披露宴が続いている間は気が休まる暇はありません。

長時間立ちっぱなしで接客するため、ヒールだと足腰が痛くなりやすいです。

常に高い緊張感を持ちながら働いていると、肉体的な疲れだけではなく、精神的な疲れも感じやすくなるでしょう。

ブライダルバイトに向いてる人

接客する女性

ブライダルバイトにも向き・不向きがあります。

向いてない人がバイトを始めてしまうと、他人より恐怖心を感じやすいです。

そこで、どんな人がブライダルバイトに向いてるのかご紹介します。

接客業の経験がある

ブライダルバイトは接客に力を入れているため、接客業の経験がある人に向いています。

接客の基礎が身についていれば、言葉遣いや接し方で困る場面はありません。

同僚とコミュニケーションを取りながら、臨機応援な判断ができるようになります。

特にホテルや旅館で働いた経験があれば、ブライダルバイトにも対応できるでしょう。

運動部の経験がある

ブライダルバイトはチームワークが求められるため、運動部の経験があると有利です。

運動部(野球やバレーボールなど)は、一つの目標に対してみんなで努力しますが、結婚式場の仕事も同じような部分があります。

みんなそれぞれ役割分担して、素敵な結婚式を演出するために努力します。

配膳や準備で大忙しな日もあるため、基礎体力も必要になるでしょう。

時間に余裕がある

ブライダルバイトは長時間労働になりやすいため、時間に余裕がないと務まりません。

朝から晩まで働く日も珍しくなく、他のことができなくなります。

また、土日中心のシフトになりやすく、どちらか入る必要があります。

学校や家庭で忙しい人は、両立するのが難しくなるでしょう。

閑散期にバイトを始めるのもあり

8月のカレンダー

結婚式場は繁忙期と閑散期がハッキリと分かれています。

5月~6月、10月~11月は申し込みが多く、結婚式場は忙しくなります。

1日に何組も結婚式を挙げる場合もあり、業務に追われることになるでしょう。

一方、夏休みにあたる7月~8月、寒い時期の1~2月は閑散期になります。

結婚式を挙げる人は少なくなるため、時間に追われることはありません。

教える側もゆとりを持ってスケジュールを組むため、しっかり教育してくれます。

そのため、忙しいのは苦手だという人は、閑散期にバイトすると良いでしょう。

ブライダルバイトは顔採用がある?

鏡を見る女性

ブライダルバイトは人前に出るため、顔採用されるのではないか?と心配になります。

結婚式に憧れて応募したのに、容姿で判断されるのは怖いですよね。

しかし、お客さんから注目される仕事だからといって、顔採用するわけではありません。

容姿に厳しいわけではないし、イケメン・美人だけ採用するわけでもないです。

結婚式の主役はあくまで新郎・新婦であり、従業員にルックスを求めていません。

むしろ目立たない方が良いため、顔採用の噂は気にしなくて良いでしょう。

まとめ

ブライダルバイトは、お客さんの一生に一度の晴れ舞台をサポートする仕事です。

失敗は許されないため、厳しく指導されますが、決して怖い仕事ではありません。

考え方次第で楽しく働けるため、ぜひチャレンジしてみてください。

 
ウサくん

バイトで幸せのおすそわけをしてもらおう

ブライダルバイトはマナーに厳しく、丁寧な接客が求められます。

覚えることは多く、人間関係が難しいため、辛い部分もあるでしょう。

しかし、わからないことがあれば先輩に聞き、メモを取るようにしてください。

早寝早起きをして体力を蓄えたり、美容室に行って身だしなみを整えれば、モチベーションも上がります。

高校生や未経験でも採用してくれるため、勉強するつもりで応募するのもありです。

ブライダルバイトの経験があれば、きっと将来に役立つでしょう。

今回のポイント

ブライダルバイトは研修に力を入れているところが多く、あえて厳しくしてふるいに掛ける会社も多いです。しかし、研修期間を過ぎれば「やっていける」と判断され、落ち着いてきます。「最初の内は辛抱だ」と開き直り、前向きに頑張りましょう。

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