歌や音楽が好きだとカラオケ店でバイトしたくなりますよね
カラオケバイトって危なくない?
客層が悪いイメージがあるため、危ないと思う気持ちわかります。
できることなら、バイトで危険な目に遭いたくないですよね。
実際のところ、カラオケのバイトが危ないわけではありません。
ヤンチャな人や酔っ払いも来店しますが、それは他の店でも同じです。
カラオケが悪いのではなく、働き方や店選びが重要になるでしょう。
そこで今回は「カラオケバイトが危ないと言われる理由と向いてる人の特徴」をご紹介します。
「カラオケでバイトしたいけど不安…」という人は、ぜひ参考にしてください。
カラオケバイトの仕事内容
カラオケバイトの仕事内容は、主にフロントとキッチン、清掃の3つに分かれます。
フロントの仕事ははお客さんに利用時間や料金の説明を行い、部屋まで案内します。
機器の使い方を説明したり、ドリンクや料理の注文を受け付けますが、難しい作業ではありません。
キッチンはドリンクや食事を作り、お客さんに提供します。
食事と言っても本格的な料理をするわけではなく、レンチンで終わりなものがほとんどです。
料理をしたことはない人でも、問題なく対応できるしょう。
清掃の仕事も特別なことをするわけではありません。
カラオケルームやトイレを綺麗にし、次のお客さんが気持ちよく利用できるようにします。
一般的にカラオケ店は昼の利用者が少なく、夕方から夜にかけてお客さんが増えます。
そのため、夜はお酒を飲んでいる人の対応も必要になるでしょう。
カラオケバイトのメリット
「危ない」「きつい」と言われがちなカラオケバイトですが、良い部分ももちろんあります。
カラオケバイトをすると、どんなメリットが得られるのかご紹介します。
時給が高め
カラオケバイトの給料は、一般的にカフェやコンビニに比べて時給が高めです。
専門的な知識はいりませんが、受付や飲食物の準備などやるべき仕事が多いからです。
夕方から夜にかけて稼ぎ時になり、週末や土日・深夜帯はバイト料が割り増しになる店もあります。
少ない時間でも稼ぎやすいため、お金が欲しい人には嬉しいバイトになるでしょう。
シフトが選べる
カラオケバイトは空き時間に働けるお店が多いです。
学生や主婦が中心であるため、自由シフトの店が多いからです。
シフトが自由に組めれば、学校や家庭の用事があっても柔軟に休むことができます。
高校生や大学生でも学業と両立しやすく、空いてる時間に稼げるでしょう。
高校生でも働ける
高校生はバイトできる場所が限られてきますが、カラオケ店は高校生でも採用してくれます。
責任のある仕事をすることは少なく、未経験でも働けるからです。
夏休みだけ働くといった、短期だけ受け入れているケースもあります。
若いスタッフが多く元気な高校生も歓迎しているので、楽しく働けるでしょう。
髪型自由が多い
カラオケバイトは、髪型が自由なお店が多いです。
規則がゆるく、多少髪を染めていても問題視されないからです。
茶髪や長髪の人も多く、仕事の邪魔にならなければとやかく言われません。
清潔感を意識する必要はありますが、個性を尊重してもらえるでしょう。
社割がある
多くのカラオケ店では、バイトでも社員割引があります。
社割を使えば、通常料金よりも安くカラオケを楽しむことができます。
利用料金以外にも、ドリンクや食事代まで安くなる場合もありますす。
プライベートで利用しやすくなるし、友達にも喜ばれるでしょう。
カラオケバイトのデメリット
楽しいイメージのあるカラオケバイトですが、良い面だけではありません。
カラオケバイトをすると、どんなデメリットがあるのか見ていきましょう。
覚えることが多い
仕事内容は比較的かんたんですが、覚えることは多いです。
スタッフの数が少ないため、一人で多くの仕事をこなす必要があります。
機器の操作方法を把握したり、受付や飲食物の用意をするなど、業務内容は多岐に分かれます。
そのため、覚えることが苦手な人は苦労するでしょう。
酔っ払いが来る
「カラオケバイトが危ないと言われる理由」でも説明しましたが、カラオケ店には酔っ払いが来ます。
飲み会や二次会などで利用されるケースが多く、酔っ払いが集まりやすいからです。
お酒の勢いで文句を言われたり、しつこく絡まれたりするかもしれません。
ただ絡まれるだけでなく、汚物を掃除する場合もあるため、綺麗好きな人には辛いでしょう。
週末は休めない
カラオケ店は週末が稼ぎ時になります。
金曜の夜にかけてお客さんが多くなり、休むことができません。
週末に入ることを前提としたシフトが組まれ、拒否すると立場が危うくなります。
多少融通は利くものの、週末は休めなくなるでしょう。
カラオケバイトに向いてる人の特徴
カラオケの仕事は比較的誰にでもできますが、向き・不向きはあります。
向いてない人がカラオケで働くと、ストレスが溜まってしまうでしょう。
せっかくバイトを始めたのに、すぐ辞めるのは損ですよね。
そこで、カラオケバイトに向いてる人の特徴をご紹介します。
協調性がある
カラオケバイトはチームワークを重視しているため、協調性のある人が向いています。
複数のスタッフと協力して、さまざまな業務を進めていくからです。
協調性がなければ仕事がちぐはくになり、お客さんに迷惑をかけかねません。
チームの一員として協力することができれば、問題なく働くことできるでしょう。
性格が明るい
カラオケ店は常に音楽が流れており、楽しくにぎやかな環境です。
社交的で性格が明るい、陽キャな人に向いています。
コミュニケーションを苦にしない人だと、酔っ払いが来ても柔軟な対応ができます。
明るく丁寧な態度で接客していれば、みんなから好かれるでしょう。
体力がある
カラオケは立ち仕事であり、体力が必要になります。
ピーク時はお客さんが多くなり、店内を走り回ることになるからです。
何度も食を運んだり、素早く掃除をしなければいけません。
お店によっては階段を使うため、体力のない人は苦痛に感じるでしょう。
臨機応変に動ける
受付から飲食物の提供まで幅広いため、臨機応変に動ける人でなければいけません。
お客さんからのリクエストや状況に応じて、動きを変える必要があります。
臨機応変に動けると、予期せぬ状況に直面しても、適切な行動をとることができます。
急な予定変更にも対応することで、充実した時間を過ごすことができるでしょう。
騒音を苦にしない
カラオケ店は常に音楽が流れており、騒がしい場所です。
客の歌声も耳に響くため、騒音を苦にしない人が求められます。
音が耳障りでも仕事に集中し、慣れなければいけません。
うるさいとは思わず、騒音を苦にしない図太さが求められるでしょう。
カラオケバイトが危ないと言われる理由
親にカラオケでバイトしたいと言うと、「危ない!」と反対される場合があります。
特に男性よりも女性の方が言われる傾向が強く、反対してくる親も多いです。
どうしてカラオケバイトは危ないと言われるのでしょうか?
危ないと言われやすい、よくある理由を見ていきましょう。
酔っ払いに絡まれる
カラオケ店は深夜まで営業している店が多いため、酔っ払いに絡まれる可能性があります。
お酒の勢いで歯止めが効かなくなり、店員に横柄な態度を取る客がいるからです。
きちんと接客しているのに文句を言われたり、理不尽な対応を要求されます。
中には喧嘩っ早くなる人もいるため、危ない目に遭いやすくなるでしょう。
災害のリスクがある
カラオケ店は狭い空間に多くの人が集まるため、火災や事故のリスクがあります。
火災が発生するとたちまち店内に充満し、煙や熱に巻き込まれます。
地下のカラオケ店だと地上に出るまで時間がかかり、命取りになりかねません。
地震の被害も受けやすいことから、立地が重要になるでしょう。
犯罪に巻き込まれやすい
カラオケ店は現金を扱うことが多いため、犯罪に巻き込まれる可能性があります。
店内は閉鎖的な空間であることから、人目につきにくいからです。
強盗事件が発生したり、傷害事件が発生してニュースになった例もあります。
女性だとストーカーの被害を受ける可能性もあるため、周囲に気を配る必要があるでしょう。
カラオケバイトで危ない目に遭わない方法
カラオケバイトは危ないと言われやすいですが、絶対に危険な目に遭うわけではありません。
バイト先の選び方や働き方を工夫することで、危ない目に遭う確率を下げらることができます。
そこで、どのようにすれば危ない目に遭わなくなるのかご紹介します。
午前中や昼に働く
バイト中のリスクを回避するためには、どの時間帯に入るかが重要になります。
リスクを避けたい人は、酔っ払いが少ない午前中や昼に働くようにしてください。
夜は酔っ払いの来店が多くなりますが、昼だとグッと減ります。
昼は人目につきやすいため、強盗や犯罪者に狙われる可能性も低いです。
明るい時間帯に働くようにすれば、安心して仕事ができるでしょう。
繁華街の店は避ける
カラオケ店を選ぶときは、繁華街の店を避けるようにしてください。
繁華街は人が集まりやすく、犯罪に巻き込まれる可能性があるからです。
一方、郊外なら交通量も少なく、悪い人が集まりづらくなります。
事前に治安を確認し、安全な場所か確認してから応募すると良いでしょう。
店長や先輩に任せる
カラオケ店にはさまざまな性格の人や、世代のお客さんが来店します。
酔っ払いに暴言を吐かれたり、ナンパ目的で声をかけられるかもしれません。
もし、トラブルに巻き込まれそうになったら、すぐ店長や先輩に任せてください。
自分一人で対処するのではなく、バイト仲間と協力することが大切です。
経験豊富な店長や先輩に任せておけば、直接被害を受ける可能性は減るでしょう。
まとめ
カラオケバイトに危ないイメージを持つ人は少なくないですが、決してカラオケだから危ないというわけではありません。
ネガティブな評判だけを鵜呑みにせず、慎重に判断するようにしてください。
事前に調査してから応募しよう
カラオケバイトが危ないと言われるのは、夕方から夜にかけてピークを迎えるからです。
夜は陽気な客や酔っ払いが増えるため、危ない目に遭う可能性は高まります。
しかし、カラオケだから危ないわけではないし、ファミレスでもコンビニでも深夜労働はリスクが高いです。
危ない目に遭いそうになったらバイト仲間を頼ったり、昼のシフトに変えることもできます。
バイト先の環境次第でどうにでもなるため、あまり深刻に捉えすぎないようにしてください。
安全性は気になるものの、時給が高めであったり、シフトの自由がききやすいのがメリットです。
カラオケバイトならではの楽しさも多いため、興味があるなら始めて見てはいかがでしょうか?
「音楽好きな人と友達になれた」「空いてる時間は楽」など、意外と楽しく働けるでしょう。