学生がバイトをする上で気になるのが、学業とバイトの両立です。
期末テストの時期になると、バイトで勉強する時間がなくなりますよね。
バイトを休みたい…
テスト勉強をするために、バイトを休みたいという気持ちわかります。
できることなら、バイト先に迷惑をかけずにテスト期間は休みたいですよね。
実は、前もってシフト調整をするだけで、バイトを休むことができます。
テスト期間に休むことができれば、勉強に集中できるでしょう。
そこで今回は「バイトのシフト調整術」として、どのようにシフトを管理すればバイトを休めるようになるか・休みやすいかについてご紹介します。
テスト期間中にバイトを休めるか不安な方は、計画的にシフト調整をして休む日を確保してください。
どれくらい休みたいか決める
まずはじめに、どのくらいの期間休みたいかを決めまてください。
休む期間(日数)を決めておかないと、シフト調整しづらくなるからです。
2週間なのか、3週間なのかでも休める難易度は変わってきます。
仮に、「テスト前日だけ休めれば良い」ならかんたんです。
シフト調節をお願いするまでもなく、休ませてくれるでしょう。
反対に、「集中して勉強したいから長く休みたい」のなら、最低でも1~2週間は休むことになります。
しかし、休む日数が長くなればなるほどシフト調整が難しくなります。
店長に相談しても、かんたんには了承してくれません。
勉強したい日数とバイト先が休ませてくれそうな日数を天秤にかけて、できるだけ無理がないようにするのが大切です。
1週間でも2週間でも良いので、まずは自分の中で「最低何日は休みたい」と基準を決めてください。
その基準を元にシフトを調整すれば、休める日が見つけやすくなるでしょう。
1ヶ月以上前から伝える
バイトのシフトは、2週間~1ヶ月前に決められることが多いです。
あらかじめ希望する日を提出する場合もあれば、出勤する曜日や時間帯が決まって場合もあります。
テストの日程がわかったら、できるだけ早く店長や上司に伝えてください。
テスト期間だけ休ませてほしいと伝え、早めにお願いすることが大切です。
シフトが決まった後に申し出ても、かんたんには変更してくれません。
1ヶ月以上前に相談すれば、シフト調整してくれるでしょう。
土日のみ働くのもあり
テスト期間中、ずっと休むのが難しいのであれば、土日のみ働くようにしてください。
「土日は働くから平日は休ませてほしい」と伝えれば、認めてもらえる場合があります。
接客業なら土日は忙しくなるし、休みたいと思っている人は多いです。
テスト期間という理由があるとはいえ、あなたに休まれると人手不足になるため、安易に認められません。
しかし、土日働けるなら都合はつけやすいです。
平日なら人数調整がしやすいため、負担は少なくなるからです。
バイト先とは労働契約を結んでいるため、自分勝手に考えてはいけません。
バイト先の都合を考えたシフトを提出すれば、休みが増えても受け入れてもらえるでしょう。
バイト仲間と相談する
あなたがバイトを休むことで、バイト仲間に負担がかかります。
バイト仲間の理解がないと休みづらくなるので、事前に相談するようにしてください。
バイト仲間とシフトを変わってもらうときは、年上の人に相談するのが無難です。
高校生なら大学生に頼み、大学生なら社員さんや店長に頼むと良いでしょう。
また、学生バイトが多い職場なら、みんなで相談し合うのもありです。
学校によってテスト期間が異なる場合もあるため、みんなでシフト調節してください。
みんなで協力し合うことで、お互いの絆が深まります。
なお、自分の代わりに働いてもらったら、必ずお礼を言うようにしてください。
平気な顔で過ごしていると、みんなから嫌われてしまいます。
感謝の気持ちをしっかり伝え、次はあなたがシフトを変わるようにしましょう。
普段から真面目に働くことが大切
希望通りのシフト調整をするためには、普段から真面目に働いていることが不可欠です。
遅刻が多かったり、仕事をサボりがちな人は、休みたくても誰も協力してくれません。
みんなから信頼を得るためにも、真面目に働くようにしてください。
適度にコミュニケーションを取り、バイト仲間と良好な関係を築くことが大切です。
店長や上司も頑張っているあなたの姿を見て「テスト期間中ぐらいは休ませてあげよう」と思ってくれます。
日頃の行い次第で、休めるか休めないか決まると言っても過言ではありません。
普段から真面目に働いていれば、テスト期間中に休ませてくれるでしょう。
テスト期間中に休みやすいバイト先の特徴
どんなバイトでもテスト期間中に休めるとは限りません。
バイト先によって、休める・休めないは変わっていきます。
そこで、テスト期間中に休みやすいバイト先の特徴をご紹介します。
人数が多い
働いている人数が多いと、テスト期間中に休みやすいです。
誰かが休んでも、他の誰かが代わりに働いてくれるからです。
テスト期間中は休みのシフトを出しても、受け入れてくれるでしょう。
反対に、人数が少ないバイトだと休みづらくなります。
一人休むだけでも店が回らなくなり、損害が出る可能性があるからです。
特に早朝・深夜の時間帯だと代わりがいないため、休みたくても休めません。
テスト期間中に休みたいのであれば、人数が多いバイトを選ぶようにしてください。
学生が多い
学生が多い職場だと、欠勤に対する理解があります。
期末テストや修学旅行などで、休む人がいるからです。
テスト期間だから1~2週間休みたいと言っても、おおむね認めてもらえるでしょう。
ただし、学生バイトだけのお店は注意が必要です。
他のバイト仲間も休む可能性があるため、お店が回らなくなるからです。
あなただけ1週間も2週間も休むことはできないし、良くて数日しか休めません。
テスト期間中にまとまった休みがほしいのであれば、主婦や社会人もいるバイト先を選びましょう。
勤務日数が少ない
勤務日数が週1、2回と少ないのであれば、比較的休みやすくなります。
勤務日数が少ないため、代わりに働く人の負担が少なくなるからです。
たとえば、ファミレスは多くの人数をかかえていますが、その中には勤務日数が多い人も少ない人もいます。
みんな同じシフトではないため、誰かが休んでもカバーできます。
また、コンビニのように少人数のバイト先も調節しやすいです。
週1、2回の勤務であれば、その週だけ店長や他の誰かが変わりに働いてくれるかもしれません。
一方、塾講師やイベントスタッフなど、「その日じゃなければ駄目」なバイトは休みにくいです。
特に塾講師は多くの生徒を受け持つため、自分の都合でかんたんには休めません。
勤務日数が少なくても、計画的に休むようにしましょう。
単発・短期のバイト
飲食店や小売店など、長期のバイトは休みにくいです。
人手不足にならないようにシフト管理しているため、一人が休むと全体に影響が出るからです。
その点、単発・短期のバイトは休みやすいです。
自分の都合で仕事を入れることができるので、シフトを気にする必要はありません。
勤務日数も短いため、テスト期間前に休む(契約終了)ことができるでしょう。
単発・短期のバイトだと稼ぎづらくなりますが、複数かけもちすることで、長期と同等の収入を得ることができます。
学業優先で成績を落としたくないという人は、長期ではなく短期のバイトをするようにしてください。
テスト終了後にお礼を伝える
テスト期間が終わったからといって、何事もない顔でバイトに復帰するのは駄目です。
「学生だから休んで当然だ」という態度でいると、次からは休ませてくれなくなります。
必ず休ませてもらったことに感謝し、お礼を伝えるようにしてください。
直接、店長や代わってくれた人に「休ませていただきありがとうございました。おかげでテスト勉強をがんばれました」と伝えるようにしましょう。
実際のテストの結果はともかくとして、代わりに働いた人が「代わって良かったな」と思えるような言葉をかけることが大切です。
また、他の人が休みたい時や人手が足りなくなった時は、率先して働くようにしてください。
自ら率先して代わりを務めることで、バイト仲間からも信頼を得られるようになります。
みんなから信頼が得られれば、次のテスト期間も休みやすくなるでしょう。
テスト期間に休ませてくれない場合もある
どれだけお願いしても、必ずテスト期間に休ませてくれるとは限りません。
前もってテストがあると伝えても、休ませてくれない場合も多いです。
もし、今後も休ませてくれなさそうであれば、バイトを辞めてください。
従業員の都合を聞いてくれないバイト先で働き続けても、ストレスが貯まるだけです。
バイトのために犠牲になる必要はないし、学業をおろそかにしてはいけません。
バイトを優先して成績が下がり、追試や留年になると大変です。
親に心配をかけるし、将来に大きく影響します。
どちらにしろバイトを辞めざるを得なくなるため、早めに辞めたほうが良いでしょう。
まとめ
テスト期間にバイトを休むためには、シフト調節が欠かせません。
バイト先に迷惑をかけないためにも、計画的に行動しましょう。
早めに休みたいと伝えよう
テスト期間にバイトを休むためには、いつからいつまで休むのか日程を決めてください。
どれだけ休むことになっても、1ヶ月以上前から相談していれば、迷惑にはなりません。
バイトを休ませてもらったらきちんとお礼を伝え、みんなに感謝する気持ちが大切です。
何事も早めに行動することで、テスト期間中でも安心してバイトを休み、勉強に専念することができます。
そして良い成績が上げられれば嬉しいし、バイトにも身が入りますよね。
テスト期間に休むことができれば、学業とバイトを両立しやすくなるでしょう。