飲食バイトの面接を受ける際に、ホールとキッチンどちらにするか迷いますよね。
どちらでも良いは駄目?
希望がないから「どちらでも良い」と答えたくなる気持ちわかります。
できることなら、採用されやす方が良いですよね。
実は、どちらでも良いという伝え方は危険です。
やる気がないと思われ、不採用になる可能性があるからです。
そこで今回は「ホールとキッチンどちらでも良い場合の伝え方」をご紹介します。
希望の伝え方を工夫して、印象が悪くならないようにしましょう。
飲食店の面接はホールかキッチンか聞かれる
飲食店のバイトに応募すると、ホール(接客)かキッチン(調理)のどちらがしたいか聞かれます。
どちらにするか聞く理由は、希望を聞いて採用の判断にしたいからです。
ホールが足りなければホール希望の人を採用するし、キッチンが足りなければキッチン希望の人を採用します。
絶対にその通りになるわけではないものの、違った職種で採用されるケースは少ないです。
そのため、面接を受ける前にホールかキッチンのどちらを希望するか決めた方が良いでしょう。
面接で「どちらでも良い」は印象が悪い
あらかじめホールかキッチンか決まっていれば別ですが、どちらか決まらない場合もあります。
初めてのバイトだとどちらが良いとは言えないため、「どちらでも良い」と言いたくなってしまいますよね。
しかし、面接で「どちらでも良い」と伝えるのは印象が悪いです。
「どちらでも良い」という人は主体性がなく、やる気がないように感じるからです。
面接官は希望を聞きたくて質問しているのに、「どちらでも良い」と言われれば肩透かしを食らった気持ちになります。
厳しい人なら、「どちらでも良いと言う人は雇いたくない!」となりかねません。
「どちらでも良い」は印象が悪いため、なるべく言わないようにしましょう。
どちらでも良いだと不採用になる?
面接でホールとキッチンのどちらが良いか聞かれた際に、「どちらでも良い」と答えるのは印象が悪いです。
しかし、「どちらでも良い」と答えたからといって、即不採用になるわけではありません。
優柔不断で、自分の意思がないと思われる可能性はありますが、それだけで落とす理由にはならないからです。
「どちらでも良いならこっち(店側)で決めよう」「キッチンの人手が少ないから、キッチンにしよう」など、柔軟に考えてくれます。
とはいえ、印象が悪くなることはあっても良くなることは決してありません。
特別な理由がない限り、「どちらでも良い」とは答えないようにしましょう。
印象が良くなる「どちらでも良い」の伝え方
どちらでも良いという後ろ向きな発言でも、伝え方一つで印象は変わります。
ポジティブな意味で「どちらでも良い」が伝われば、悪い印象は持たれません。
そこで、印象が良くなる「どちらでも良い」の伝え方をご紹介します。
たくさん働きたい
シフトに多く入れる人は、「たくさん働きたい」と伝えてください。
「たくさん働きたいので、どちらでも良いです」という言い方だと、悪い気はしません。
「たくさん働きたいので、人数が少ない方でお願いします」という言い方もありです。
やる気が感じられるため、どちらか選ばなくてもマイナスにならないでしょう。
どちらも興味がある
「ホールとキッチンどちらも興味があるから選べない」という伝え方も良いです。
「人と接するのが好きなのでホールに興味ありますが、料理も上手くなりたいです」と言えば、迷っているのが伝わります。
どちらも興味があると言えば、やる気がないとは思われません。
両方の仕事に利点を感じていることから、どちらか選べなくても評価してくれるでしょう。
都合に合わせたい
バイト先の都合に合わせたいという意味で、どちらでも良いを使うのもありです。
「お店の都合に合わせたいので、どちらでも良いです」と伝えることで、「店のことを考えてくれている」と思ってくれます。
特にオープニングスタッフなら、店の都合に合わせてくれる人の方が採用しやすいです。
「それならホール(キッチン)をしてください」と、勧めてくれるでしょう。
受かりやすい方を第一希望にする
職種の希望がないのであれば、受かりやすい方を第一希望にしてください。
男性ならキッチン、女性ならホールが受かりやすくなります。
仮にあなたが女性だとして、ホールとキッチンどちらでも良いとします。
その場合、「ホール希望ですが、お店の状況次第ではキッチンでも構いません」と伝えてください。
自分の希望は伝えつつ、バイト先も配慮しているため、好印象を与えられます。
このように、バイト先のことを思った上での「どちらでも良い」は印象が悪くなりません。
受かりやすい方を第一希望にしつつ、「どちらでも良い」と伝えれば問題ないでしょう。
決められないときは相談する
どうしてもホールかキッチンか決められないときは、正直に「決められない」と伝えてください。
「初めて働くので、どちらにするか迷っています」と伝えれば、相談に乗ってくれます。
正直な気持ちを伝えることで真剣に考えてると思ってくれるし、不快にさせることはありません。
むしろ、「正直に相談してくれた」と、好印象を与える場合もあります。
それぞれの仕事内容を紹介した上で、どちらが向いてるか教えてくれるでしょう。
可能なら両方やらせてもらうのもあり
ホールとキッチンどちらかになるのが一般的ですが、両方やらせてもらうのもありです。
両方経験することで、どちらが自分に向いてるか判断できるようになるからです。
「飲食店の仕事に興味があるので、ホールもキッチンもどちらもやりたい」と言えばやる気があると思われます。
両方やらせてもらえるかはわかりませんが、少なくとも「どちらでも良い」という人より評価されるのは間違いありません。
バイト先にとって頼もしく見えるため、採用される可能性が高まるでしょう。
まとめ
飲食バイトの面接で「ホールとキッチンどちらを希望しますか?」と聞かれたときに、「どちらでも良い」と答えると印象が悪くなります。
やる気がないように思われるため、注意してください。
ポジティブな言い方をしないとね
ホールとキッチンどちらでも良い場合は、前向きな伝え方をするのがポイントです。
「たくさん働きたい(からどちらでも良い)」「どちらも興味がある」という伝え方をすると、印象が良くなります。
「お店の都合に合わせたい(からどちらでも良い)」という伝え方も、思いやりを感じてくれるでしょう。
ただし、「どちらでも良い」はネガティブな印象を受ける場合が多いです。
なるべく「どちらでも良い」とは言わずに、どちらか選択した上で希望を伝えるようにしてください。