職種・仕事内容

本当はどう?キッチンバイトがきついと言われる5つの理由とメリット

記事内にプロモーションが含まれています
本当はどう?キッチンバイトがきついと言われる5つの理由とメリットのイメージ

飲食店でキッチンの仕事をやってみたいけど、「きつい」「しんどい」というイメージがあって迷っている人はいませんか?

 
ウサくん

キッチンは大変そう

キッチンは忙しい時間帯が多いため、体力的にきついと思う気持ちわかります。

いくら料理が作れるようになりたくても、きつい職場は敬遠してしまいますよね。

実は、キッチンバイトにはきつい部分がある反面、良い部分もたくさんあります。

きついと言われやすいからといって、一概に駄目だとは言えません。

そこで今回は「キッチンバイトがきついと言われる理由」を解説するとともに、キッチンバイトのメリットについてもご紹介します。

キッチンバイトに興味があるけど自分にできるか心配だという人は、ぜひ参考にしてください。

キッチンバイトの主な仕事内容

料理をする人

キッチンバイトといっても、飲食店によって仕事内容は異なります。

主に任せられるのは調理や盛り付けをメインに、皿洗い、食材の管理や仕込み、キッチンの清掃です。

新人だと皿洗いをしたり、厨房の掃除をするなど、雑用が多くなります。

食材の管理は、消費期限のチェックや冷蔵庫・保管場所への出し入れなどを行います。

先輩から指示されたら食材を取りに行くだけなので、経験がなくても問題ありません。

調理や盛り付けは慣れないと大変ですが、大手の飲食店ならマニュアルが用意されているので安心です。

わからないことがあっても先輩がイチから教えてくれるため、料理初心者でも働くことができるでしょう。

キッチンバイトがきついと言われる理由

困っている料理人

キッチンバイトはよく「きつい」「大変」などと言われ、批判されることが多いです。

どんなバイトでもきつい部分はありますが、キッチンバイトはよく批判されているため、良い印象を持っていない人もいるでしょう。

なぜキッチンバイトはきついと思われるのでしょうか?よくある理由をご紹介します。

覚えることが多い

キッチンの仕事はとにかく覚えることが多いです。

料理全般はもちろん、お皿の洗い方一つとっても、店ごとにやり方が異なります。

料理の種類が多いほど作り方を覚えなくてはいけないので大変です。

毎月新メニューを出したり、季節限定メニューを出すお店もあります。

お客さんのニーズによって料理内容が変わっていくため、それに対応していかなくてはいけません。

覚えることが苦手な人にとって、辛く感じるでしょう。

忙しい

繁盛店やチェーン店のキッチンは常に忙しいです。

ランチタイムやディナータイムにはお客さんが殺到します。

なるべくお客さんを待たせないようにするためには、迅速に行動しなくてはいけません。

しかし、キッチンスタッフの数はギリギリの人数であることが多く、一人あたりの負担は大きいです。

ピーク時は息つく暇もないほど忙しくなり、疲れが溜まりやすくなるでしょう。

体力を使う

キッチンバイトは体力が必要になります。

基本的にずっと立ちっぱなしになり、キッチン内を動きまったり、重たいものを持つからです。

また、調理に火を使うため、汗をかきます。

夏は特に体力が消耗しやすくなり、脱水症状などにも気をつけなければいけません。

想像以上に体力が必要になるため、体力に自信がない人にはきつい職場です。

汚れやすい

キッチンバイトでは食品を扱うため、服が汚れやすいです。

食材を切ったり、水を使ったりすることで、汚れが衣類に付着します。

皿洗いでは食べ終わった後の食器を触るし、調理中に油がハネて汚れるのも珍しくありません。

また、汚れだけでなく匂いも影響します。

肉や魚を焼くと匂いが体についてしまうため、気になる人もいるでしょう。

怒られやすい

キッチンバイトは何かと怒られやすい環境です。

キッチンは時間との勝負でもあるため、常に迅速性を求められます。

いち早くお客さんに料理を提供しなければいけないため、手際よく動かなければいけません。

忙しいと空気がピリピリしはじめ、みんなイライラします。

体育会系のシェフや上司も多いため、怒鳴られるケースも少なくありません。

ミスしたり段取り通り動けないと、怒られてしまうでしょう。

キッチンバイトで得られる5つのメリット

キッチンで笑顔の男性

キッチンバイトはきつい部分がある反面、良い部分もたくさんあります。

覚えることが多くて忙しい反面、やりがいも感じられるからです。

そこで、キッチンバイトをすればどんなメリットがあるのか見ていきましょう。

料理が作れる

キッチンバイトで真っ先に挙げられるメリットと言えば「料理が作れるようになる」ことです。

料理をしたことがない未経験者でも、キッチンバイトをすることで作れるようになります。

ただ料理が作れるだけではなく、バイト先の「店の味」を学ぶことができます。

どうしたら美味しい料理になるのか、どんな盛り付けをしたら綺麗に見えるのかなど、料理センスを磨くことができるでしょう。

料理教室に通うとお金が必要になりますが、バイトなら月謝は必要ありません。

お金をもらいながら学ぶことができ、料理が作れるようになるでしょう。

人脈が広がる

飲食店には様々な人が働いています。

学生の場合、年上や社会人と出会えるため、学校以外の人脈が広がります。

普段お客さんとして利用していると、板前や料理人と接する機会は少ないです。

しかし、バイトをすることで、プロの職人技を間近で見ることができます。

人脈が広がることで、困った時の相談相手になってもらえるかもしれません。

同年代以外の人と接することで、自分の将来を見つめ直すきっかけにもなるでしょう。

チームワークが身につく

キッチンバイトは何人かのチームで仕事をするため、スタッフ同士の協力が不可欠です。

みんなと切磋琢磨して苦難を乗り越えることで、戦友のような感情を抱く場合があります。

また、報告・連絡・相談を頻繁に行うことで、ビジネスマナーやチームワークに不可欠なスキルを身につけることができます。

チームワークが身についていれば、就職してからも困りません。

人付き合いが苦手だったり、チームで協力することが得意でなかったとしても、それを克服する良い機会となるでしょう。

まかないが食べられる

キッチンバイトでは、まかないが食べられる店が多いです。

お客さんに出しているような料理から、まかない飯と呼ばれる専用の料理まで、美味しい料理を堪能することができます。

まかないを食べながらみんなと楽しくコミュニケーションを取ることで、チームワークも深まります。

バイト先によってはまかないを無料で食べることもできるため、食費面でもお得です。

まかないが食べられることで、時給以上のメリットを感じることができるでしょう。

精神が鍛えられる

仕事がきついというのは、精神が鍛えられるきっかけにもなります。

何事にかけても弱音を吐き、諦めてしまう性格だった人でも、キッチンバイトを通してメンタルを強くすることができるからです。

最初の頃は先輩や上司にきつく言われ場合もありますが、何度も挑戦するとできるようになります。

今まで出来なかったことができるようになると、周りの見る目が変わり、達成感も生まれます。

きつい仕事をこなせば自信にもなり、前向きで明るい性格になれるでしょう。

きついの最初だけ!慣れたら大丈夫

ガッツポーズしている女性の調理人

未経験者にとってキッチンバイトはきつく感じますが、きついのは最初だけです。

慣れてきたらきつさを感じにくくなり、誰でもこなせるようになるからです。

多くの飲食店にはマニュアルが存在し、初心者でも対応できるように教育してくれます。

先輩に教えてもらったことをメモしたり、予習・復習をしていれば問題ありません。

運動した経験がない日にはつらく感じますが、バイトで体を動かしているうちに働ける体力が付きます。

キッチンは慣れるまでの辛抱だと割り切り、怖がりすぎないようにしましょう。

まとめ

キッチンバイトはきついと言われがちですが、大変なことばかりではありません。

良い部分もたくさんあるため、冷静に判断するようにしてください。

 
ウサくん

まかないが食べられるのは嬉しいよね

キッチンバイトは覚えることが多いし、忙しくて体力も使います。

調理中に服が汚れたり、掃除で肌が荒れる場合もあります。

しかし、キッチンで働くと料理の知識が増え、チームワークが身につきます。

バイトでコミュ力が上がれば、今後の人付き合いも苦になりません。

きつい部分があることは確かですが、それを上回るやりがいがあるのも事実です。

もし、キッチンバイトに興味があるのであれば、思い切って挑戦してみてはいかがでしょうか?

勇気を出して挑戦すれば、きっと将来の糧になるでしょう。

今回のポイント

きついと言われがちなキッチンバイトですが、お店の場所やジャンルも大きく影響します。個人店で駅から遠く、マイナー料理であれば、忙しすぎるということはありません。その分、時給は低くなりがちですが、キッチンの仕事に慣れるためにも忙しくないお店を選ぶのも良いです。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

関連記事