バイト中なのにお客さんが全然来なくて暇すぎるということはありませんか?
暇でやることがないから辛い…
忙しすぎるバイトより楽だとはいえ、あまりにも暇すぎると困りますよね。
時間が経つのが遅く感じるし、終りが見えなくなります。
暇だからといって遊んだり、帰るわけにもいきません。
接客業ならいつお客さんが来るかわからないので、待機しておく必要があります。
できることなら、迷惑にかからない程度に暇つぶしがしたいですよね。
そこで今回は「バイトが暇すぎて辛い時の対処法」をご紹介します。
バイトが暇でやることがないときは、ぜひお試しください。
店内・店外を掃除をする
もっとも手軽にできる暇つぶしが掃除です。
普段の業務にも含まれますが、いつもより時間をかけて丁寧に掃除してください。
店内なら壁や床はもちろん、お店の隅や棚の裏など見えない部分も掃除しましょう。
意外とゴミが溜まっており、汚れているかもしれません。
もし、外に出ても良いのであれば、店の前を掃き掃除したり、吸い殻を拾ったりしてください。
外で掃除していると人目につくため、清潔感をアピールすることができます。
たまたま暇な時間ができたという時は、雑巾で拭き掃除するのが無難です。
お客さんが来た時にすぐ業務に戻れるため、接客がおろそかになりません。
掃除をすれば店が綺麗になるし、やりだしたら夢中になるため、意外と時間も使います。
体を動かすので、ちょっとした筋トレ代わりにもなるでしょう。
倉庫の整理をする
お店の倉庫に無差別に商品が置かれていたり、ごちゃごちゃして分かりづらいということはありませんか?
商品が入荷されたら店頭に出す以外の商品はバックヤードに保管しますが、段ボール箱をそのまま置いているだけで、分別されていない場合があります。
これでは商品の補充が必要になった時、探すのに時間がかかります。
分かりやすく種類別にまとめ、すぐ取り出せるように整理しましょう。
何も入っていないダンボール箱を、そのままにしているとスペースを取って邪魔になります。
片付けてビニール紐で結び、ゴミ置き場に出してください。
また、倉庫はお客さんに見えない部分になるため、ゴミや埃が溜まりやすい場所でもあります。
そのため、倉庫の整理をしつつ、掃除をすると綺麗になります。
費用な物は捨て、綺麗に整理・整頓すれば、品出しがしやすくなるでしょう。
新しい仕事に挑戦する
自分の仕事が終わり、暇すぎてやることがない時は、店長や上司に相談してください。
「他にやることはありませんか?」と尋ねれば、新しい仕事を与えてもらえます。
たとえば、あなたが飲食店のキッチンスタッフであれば、料理について教えてもらえます。
普段担当していない料理を学び、スキルアップするチャンスです。
逆にホールスタッフなら、料理の仕込みを見たり聞いたりして覚えることもできます。
担当外の仕事でも、お客さんに料理の説明をする時に役立つでしょう。
小売店なら商品の発注をさせてもらったり、商品のディスプレイを任せてもらえるかもしれません。
普段任されている仕事以外をすることで、スキルアップに繋がります。
スキルが上がれば頼れる存在となり、暇な時間も減るでしょう。
今の仕事で手持ち無沙汰になるときは、積極的に新しい仕事に挑戦してください。
後輩を指導する
あなたが暇な時はきっと後輩も暇です。
お互い暇なのであれば、後輩を指導する時間にあててください。
たとえば、仕事の復習として、後輩が仕事をちゃんとできるかやらせてみます。
上手くできなければ再指導し、そうでなければ繰り返しやらせてみましょう。
接客業であれば、あなたがお客さん役になって、後輩がどういった接客をするかシミュレーションすることもできます。
実際の場面を想定しながら行うことで、どうすれば良くなるのかが見えてきます。
人は覚えたつもりになっていても、いざ実践するとできないという場合があります。
部活や習い事と同じで、繰り返し練習しなければ覚えられません。
普段から失敗が多い後輩であれば、直接教えることで勉強になるはずです。
後輩がスキルアップすれば、あなたの評価も上がるでしょう。
お客さんと会話をする
接客バイトで暇なときは、お客さんと会話するようにしてください。
バイト仲間と会話をするよりも、お客さんと会話をする方が店の利益になります。
喫茶店、ファミレス、家電量販店、雑貨屋など、お客さんが長居しやすいお店なら、店員が話しかけても問題ありません。
たとえば、個人の喫茶店だと、本を読んだり新聞を見たりして、くつろいでいるお客さんがいます。
お水を注ぎに行ったついでに、邪魔にならない範囲で声をかけてください。
「お味はいかがでしたか?」「今日はいい天気ですね」「最近寒くなりましたね」など、とりとめのない会話でも問題ありません。
若い人だと話しづらい場合もありますが、お年寄りだと会話になりやすいです。
お客さんが長居しないお店でも、接客時にひと言ふた事会話をするだけで、少しずつ時間は削れていきます。
お客さんとの会話は接客の一環になるため、サボっているようには見えません。
時間も潰せるし、コミュニケーション力も鍛えられるでしょう。
イメージトレーニングをする
仕事で体を動かすことがなくても、頭を動かすことはできます。
仕事の場面を想定し、イメージトレーニングしてください。
たとえば、アパレル店員をしている場合、脳内で架空のお客さんを想像することができます。
「18歳ぐらいの女子高生で、卒業旅行に着ていく春物の服を探している。背は156cmで髪は短く、グレーのハーフコートと、ベージュのスカートを履いている…」
と言った感じで人物設定します。
そして架空のお客さんに対して、どんなコーディネートを提案するべきか?お店の商品を元にメモしてください。
ただ考えるよりもメモに残すことで、仕事の記録になります。
店長に何をしているのか聞かれても、「お客さまのコーディネートを考えていました」と言いやすいです。
脳内なら誰にも邪魔されないし、あっという間に時間もすぎるでしょう。
アイディアを考える
イメージトレーニングとは別に、脳内でアイディアを考えたり、趣味に活かすこともできます。
たとえば、将来起業したいのであれば、起業アイディアを考えてください。
どんなビジネスが良いか想像するだけでも、気分は高揚します。
考えたアイディアを頭の中で膨らませ、それをメモしたり、スマホに音声録音すると記録にも残せます。
同様のやりかたで作曲をしたり、詩を考えたり、ブログやSNSのネタを考えたりすることもできるでしょう。
ただし、ただボーッとしながらアイディアを考えるのはいけません。
じっとしていても良いアイディアは浮かばないし、店長から怒られます。
掃除や品出しなど、なにか作業をしながら考えるようにするのがコツです。
たとえ仕事のフリであっても、適度に動いていることで、サボってるようには見えません。
動きながら考えることで、良いアイディアが浮かんでくるでしょう。
情報収集をする
店内にある商品や備品を調べて、何があるか情報収集してください。
積極的に情報収集することで、バイトに関する知識が増えます。
たとえば、コンビニバイトで品出しをしながら、お店にある商品を調べることができます。
商品名や価格はもちろん、どんなパッケージかどんな説明文が書かれているのかなど、見ているだけでも暇つぶしになります。
もしかしたら、これまで気づかなかった意外な商品が見つかるかもしれません。
掘り出し物を見つけたような感覚になり、嬉しくなるでしょう。
売り物でなくても、店に置いてある備品(調理器具や家具など)を見てメーカーを確認したり、使い方を想像するのもありです。
急にお客さんから質問されても、答えられるようになるでしょう。
ネットサーフィンをする
オフィスワークをしているのであれば、ネットサーフィンをするのもありです。
データ入力や事務のバイトであれば、ネットを見てもおかしくありません。
情報収集になるし、今どんな事が起きているか知ることができます。
適当なページを見ているだけでも、暇な時間を潰せるでしょう。
ただし、趣味のサイトやYoutubeのような動画サイトをを見るのは止めましょう。もし、上司にその場面を見られでもしたら、遊んでいると怒られてしまいます。
自社サイトや取引先のサイト、競合他社のサイトなど、できるだけ仕事に関係あるサイトを見るようにしてください。
そうすれば仕事で必要な情報収集だと説明することができるので、大目に見てもらえるでしょう。
仕事以外の事をして良いか聞く
暇なときに立ちっぱなしでボーッとしても、つらいだけです。
本当に何もやることが無くなった場合、店長に仕事以外の事をして良いか聞いてください。
あなたが学生であれば「勉強しても良いか」と聞くのもありです。
英単語帳を見て覚える程度の勉強であれば、許可してもらえるかもしれません。
また、コンビニだと暇な時間に店内の雑誌を読める場合もあります。
特に深夜だとお客さんが少ないため、裏で雑誌を読んでる店員も多いです。
暇な時間であれば、多少の緩みは認められているでしょう。
ただし、ゲームや電話のように夢中になるものをやるのは駄目です。
急にお客さんが来た時に対応できなくなり、お店に迷惑をかけてしまいます。
あくまでバイト中だと理解し、仕事に支障がない範囲での暇つぶしをしてください。
何度も時計を確認しない
早くバイトが終わってほしいからといって、何度も時計を確認してはいけません。
時計を気にしすぎることで、少しの暇が苦痛に感じられるからです。
カップ麺を作っている時、たった3分でも時計を気にしながら待っていると、とてつもなく長く感じますよね。
逆に勉強したり、スマホをいじったりしていると、あっという間に3分過ぎるでしょう。
何かに集中していると時間の経過を早く感じるし、そうでなければ遅く感じます。
暇で集中することがない状態だと、時間の流れが遅く感じても当然なのです。
暇だとつい時計を見てしまいがちですが、なるべく見ないようにしてください。
時計を見ずに他にすることがないか探しましょう。
時間を意識しすぎなければ、暇がストレスにならないでしょう。
暇だからとバイトを辞めるのは時期尚早
たまに暇ぐらいなら良いのですが、いつも暇だとつらいです。
暇つぶしをするにも限界があり、バイトをするモチベーションが落ちます。
あまりにもバイトが暇すぎると、辞めたいと思ってしまうでしょう。
しかし、辞めるのは時期尚早です。
暇以外に嫌なことがなければ、解決策を探してください。
たとえば、駅から遠いバイト先だと平日は暇になりやすいです。
忙しくなる時間帯は限られており、暇な時間が続くことも珍しくありません。
しかし、シフト調節をして忙しい時間帯に出勤すれば、暇な時間は減らせます。
接客業なら平日より土日を多めにすれば、忙しく働けるでしょう。
あるいは勤務日数を減らして、他のバイトとかけもちする方法もあります。
暇だと体力を使わないため、かけもちしても消耗は少ないです。
このように、暇なバイトを辞めなくてもできることはあります。
暇でもきちんと時給が出て給料が貰えるのであれば、辞めずに様子を見るようにしましょう。
暇になる原因を考えるのも大切
バイトをしているのに、なぜ暇になるのかを考えるのも大切です。
原因があなたにあるのか、バイト先にあるのかでも対策方法は変わってきます。
バイト先に原因がある場合、次の理由が考えられます。
・与えられる仕事が少ない
・バイト先が閑散期
・バイト先の業績が悪い
与えられる仕事が少なければすぐ終わってしまうし、バイト先が閑散期だとお客さんが来ません。
業績が悪い=お客さんが来ないので、暇になってもおかしくないでしょう。
逆にバイト先が原因ではなく、あなたが原因で暇になる場合もあります。
スキル不足で仕事を任せてもらえなかったり、逆に仕事の作業が早くて暇になる場合もあるからです。
このように、暇といってもさまざまな事情があるため、一概には決められません。
暇になる原因を考え、あなたにできる対処法を実行してください。
自分だけ暇なときの対処法
自分の仕事は暇なのに、周りは忙しくしている場合があります。
自分だけ暇なのは辛いし、本当に何もしなくて良いのか心配ですよね。
もし、あなただけやることがないのであれば、バイト仲間の仕事を手伝うようにしてください。
「私にやれることはありませんか?」「手伝いましょうか?」と提案することが大切です。
他人の仕事を手伝えば暇は解消されるし、感謝されます。
仮に、手伝いを拒否されたとしても、諦めてはいけません。
別の人にも同じように「私に出来ることはありませんか?」と訪ねてください。
バイト仲間に歩み寄る姿勢を見せることで、あなたの評価は一変します。
いずれ周囲から頼られるようになり、信頼を勝ち取ることが出来るでしょう。
まとめ
バイトが暇だと楽ですが、時間の流れが遅く感じます。
暇すぎても辛いため、やれることを見つけるようにしてください。
掃除でもして気分転換します
バイトが暇に感じるのは、仕事に慣れてきた証拠でもあります。
最初の頃と比べて素早く業務を行うことができるようになったため、時間が余って暇になるのです。
今の成長したあなたであれば、暇な時間を使って更にスキルアップできるはずです。
ただボーッと過ごすのではなく、やれることを見つけてください。
暇をポジティブに捉えることができれば、暇な時間を有効活用し、楽しめるようになるでしょう。