ぼくのわたしのバイト体験談    

花屋のバイト体験談!綺麗な花を咲かすお手伝いができました

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花屋のバイトイメージ

仕事内容

東京近郊の比較的規模の大きな花屋(フラワーショップ)で働いていました。

切り花よりも、むしろ鉢花や苗木といった本格的な園芸植物をメインに取り扱っており、個人だけでなく、法人相手の大口販売も行っていました。

鉢花や苗木に関しては、種類や栽培方法等を詳しく説明しなければいけません。私は花の知識がある程度ありましたが、最初の頃はかなり緊張しました。

一方、切り花は比較的知識が浅くても自信を持っておすすめすることができました。

栽培の方に興味が集中していた事もあり、切り花やフラワーアレンジメント等の知識が乏しく、最初は不慣れな部分もありました。

しかし、それらの作業にもすぐに興味が湧き、上手く慣れる事ができました。

応募のきっかけ

小さい頃から花が好きで、高校時代から洋ラン等、多数の鉢花を栽培して、知識を付けてきました。

その経験をダイレクトに活かせる仕事として、フラワーショップのバイトを選びました。

楽しかったこと

花が好きでも中々栽培が上手くいかず、すぐに枯らしてしまう人や、鉢花や園芸について様々な悩みを持つ人の相談に乗ってあげられた事が、一番嬉しかったです。

自分の知識や経験がダイレクトにお客さまの役に立つという醍醐味は、この仕事によって初めて経験する事ができました。

また、販売している鉢花や観葉植物の管理等も任されました。

いかにして販売に耐えるフレッシュな状態を維持出来るかと、置き場や水やりを始め色々工夫を凝らせたのも面白い経験でした。

思い出に残っていること

お店の近くにお住まいで、頻繁に花を買いに来るお客さまがいたのですが、購入の度に色々とアドバイスしていた事もあって、2ヶ月ほど経った頃からすっかり仲良くなっていました。

家族の快気祝いを始め、様々なお祝い事の度に胡蝶蘭など鉢花を買ってくれました。

私のアドバイス通りに育てた結果、翌年も綺麗な花を咲かせられたという話を聞き、自分も嬉しくなったものです。

これまでいくつかの売り場でバイトをした事がありましたが、お客さまとの付き合いはほぼ一期一会で終わっていました。

同じお客さまと年単位の長い付き合いが出来たというのは、大変貴重でためになりました。

残念ながら4年ほどで辞めてしまいましたが、一番充実したバイトであったのは確かです。

バイトを体験して

フラワーショップの中では、比較的ジャンルがニッチで、得手・不得手が別れる仕事だと思います。

しかし、草花や園芸、切り花やアレンジメントが好きで、ある程度の知識を備えている人には、これ以上楽しい職場はありません。

自分の好きな分野で人の為になっている、という実感を味わいたい花好きの人に、一番おすすめしたいバイトです。

編集者のコメント:

体験談からは、ただ仕事で花を売っているのではなく、花を育てたい・活かしたいという想いが伝わってきますね。そんな花を愛している体験者さんだからこそ、お客さんに熱意が伝わり、栽培にも真剣に取り組まれたのだと思います。綺麗な花が咲いたことを知った時は、お客さんと一緒に喜ばれたことでしょう。

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