仕事内容
ホテルのフロントでチェックインとチェックアウトの手続きをする仕事をしていました。
私がシフトに入っていた時間帯がちょうどチェックインのお客さまが多い夕方以降だったので、主にはチェックインの担当をしていました。
お客さまにお名前や連絡先などを書類に記入してもらい、管内を簡単にご案内します。お客さまからの質問にも答え、最後にカギを渡して終わりです。
また、暇な時間帯は客室からの内線の電話対応をする事もありました。
応募のきっかけ
ビジネスホテルではなく、少し高級なホテルに応募したのですが、ホテルのフロントは言葉遣いや態度がしっかりと身に着くのではないかと思ったのがきっかけです。
将来は接客業をしたいと思っていたので、丁寧な顧客対応を身につけたいと思っていました。
楽しかったこと
長く働いている他のバイトの方や、正社員の方は本当に言葉遣いが丁寧で、接客もスマートでした。
最初は、「自分もこんな接客が出来るようになるのかなぁ」と、若干の不安はありました。
しかし、バイトに入る前には接客研修があり、バイト中も先輩が丁寧に指導してくれたおかげで、接客態度が悪いなどのクレームを受けることはありませんでした。
スマートな接客方法を教えてもらい、それをちゃんと自然に実践できるようになれたので、とても楽しくてやりがいがありました。
思い出に残っていること
やはりお客さまに褒められた時が一番思い出に残っています。
「近くの美味しいお店を教えてほしい」とフロントに来られたお客さまの対応を、たまたま手の空いていた私が担当した時のことです。
普段、チェックイン以外は先輩が担当するようにしていたので、初めて自分一人での対応に少し緊張していました。
しかし、お客さまの希望を聞いて、自分なりにその場で調べ、希望に合いそうなお店を3店舗ご紹介しました。
すると、その中にある1つのお店に、実際に行ってくださったようです。
ホテルに帰ってきてからわざわざフロントまで「とても美味しくて雰囲気のいいお店を紹介してくれてありがとう」と言いに来てくれました。
これが本当に嬉しかったです。今でもホテルフロントのバイトで一番の思い出になっています。
バイトを体験して
ホテルのフロントは接客業をする上でとても大切なことをたくさん学ばせてもらうことができました。
同僚にも恵まれ、就職後にも役に立つ接客方法を身に着けることができたので、このバイトをしてよかったととても思っています。
編集者のコメント:
ホテルのフロント業務は宿泊するためのチェックイン・チェックアウトを対応するだけでなく、様々な相談をされるんですね。「美味しいお店を教えてほしい」という一見無茶振りに感じられる相談にも、適切に対処できた時は、とても達成感があったと思います。その臨機応変さが就職後も活かされたことでしょう。