仕事内容
牛丼チェーン店の吉野家で、接客業務中心の仕事をしていました。
主な仕事は来店したお客さんの注文を取り、食品の提供を行います。
裏方業務として皿洗いや食器並べなどの作業も行いました。
ある程度仕事に慣れてくると、会計のレジ打ちをすることもありました。
受験中にバイトした理由
当時は受験生で、勉強漬けの日々でストレスが溜まっていました。
そのストレスを発散するために、買い物に行ったり街中に出かけたりしていたのですが、お金が足りなくなったのでバイトをしました。
勉強もある程度は頑張らないといけないため、睡眠時間を削ってバイトと勉強の両立をしていました。
何度かバイトを辞めようかと思いましたが、自由に使えるお金が手元にあることが嬉しくて、思いとどまりました。
若くて体力があり、少しは無理が効く体だったので出来たことだと思います。
思い出に残っていること
大柄な女性と小柄な女性が来店し、小盛と大盛のランチセットを注文しました。
どちらがどちらの注文をしたか分からなかったので、勝手な想像で大柄な女性の前に大盛のランチ、小柄な女性の前に小盛のランチを置きました。
すると大柄な女性から「逆なんですけど…」と言われ、小柄な女性からは気まずそうに苦笑いされました。
大きなクレームにはならなかったのですが、これ以降注文を取った際には必ず「こちらの商品を注文された方~」と、お客さんに確認するようにしています。
吉野家のバイトが初めてで、接客にも慣れていなかったため、本当に申し訳なかったと思います。
今となっては笑い話になりますが、当時は本当に肝が冷えた一件となりました。
バイトをした感想
学生の頃のバイトは本当に大事な経験だと思います。
初めての社会経験の1つとして学ぶべきことがたくさんあり、当時はバイトから人間関係の築き方や接し方などを学びました。
ビジネスマナーなど学校では習わないことも学べるため、時間に余裕があるのであれば、学生のうちにバイトを経験した方が良いと思います。
ただし、バイトをすると勉強をする時間がなくなります。
睡眠時間を削ってまでバイトをすると日中の授業にも影響が出るため、それはお勧めしません。
編集者のコメント:
受験生ながらもバイトを継続していたという体験者さん。バイトと勉強の両立は大変だったと思いますが、バイトをすることで気分転換にもなっていたと思います。思い出エピソードは「思い込みで決めつけてはいけない」という教訓になり、学業でも活かされたのではないでしょうか。