仕事内容
スーパーの店頭にて、正月用のしめ飾りやみかんなどを販売する仕事をしました。
みかんはお客さんに味見をしてもらい、味を確かめてもらってから買っていただきます。
声出しと話すことが得意だったため、年配のおじちゃんやおばちゃんたちに可愛がられ、楽しかったです。
翌年も同じ時期にバイトをしたので、この仕事は天職かもしれないと思いました。
応募したきっかけ
父親の友人がスーパーの店長をしており、声をかけられたのがきっかけです。
当時、高校生で欲しいものが一杯あったため、冬休みの時期だけできるバイトを探していました。
苦労したこと
基本的には楽しかったので、苦労らしい苦労はありません。
強いてあげるなら、真冬に店頭販売していたので、とにかく寒かったです。
お客さんのいない時間は、ストーブの前で暖を取りながらしのいでいました。
ただし、呼び込みで声を出しているときは、あまり寒さを感じなかったです。
仕事自体は商品を販売してお金をもらうという作業でしたし、販売職が向いていたと思うので、特に苦労は感じませんでした。
思い出に残っていること
バイトをしているスーパーには入り口が左右に二つあり、私がバイトをしている入り口の反対側には花屋さんがありました。
その花屋さんにバイトとしてきている女の子と仲良くなり、付き合うことになったのです。
バイトが終わってから寒い中一緒に帰ったり、公園でくだらない話で笑いあったりとにかく楽しかったです。
高校を卒業して就職が決まり上京したのですが、遠距離で1年ほど付き合い、その後同棲しました。
7年間付き合って別れ、今は別の人と結婚していますが、青春のほとんどを一緒に過ごしたので、とても良い思い出です。
バイトをした感想
初めてのバイトであり、初めての販売職だったのですが、販売の仕事は本当に天職だと思いました。
お客さんは年配の方が多かったのですが、地元のおじちゃんおばちゃんたちに可愛がってもらえた経験から、年配の方と長話するのも苦にならなかったです。
人それぞれ自分に合った仕事があると思いますが、本当に楽しいと思える仕事に出会ったときは、お金も時間も気にならなくなると思いました。
編集者のコメント:
「販売の仕事が楽しくて自分に向いていた」と語ってくれた体験者さん。初めてのバイトで、天職とも思える仕事に出会えたのはラッキーでしたね。楽しそうに働いている姿を見て、当時の彼女さんも惹かれたのだと思います。今でも正月になると当時のことを思い出し、温かい気持ちになることでしょう。