ぼくのわたしのバイト体験談    

日本料理店のバイト体験談!空気を読む力が身につきました

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日本料理店のバイトイメージ

仕事内容

日本料理を提供する飲食店でサービス全般を担当していました。

接客だけでなく、館内清掃や電話対応、ドリンク作りや予約管理なども兼ねていました。

一番多かったのは接待でのご利用でしたが、他にも卒業・入学記念日といったお祝いでのご利用やお食い初め、結婚式披露宴や法事といったご家族でのご利用も多かったです。

ちなみに、客単価はお一人様あたり2万円を超えるお店でした。

シフトは週5日以上フルタイムで働く人もいれば短時間で入る人もいて、柔軟に対応してくれる職場でした。

応募したきっかけ

カジュアルなお店から高級路線のお店といった、価格帯が異なる複数のお店で接客販売を経験しました。

その中で一人(一組)のお客さまにじっくりと向き合える、高価格帯のお店のほうが自分の目指す接客スタイルに近いと感じたので、応募しました。

楽しかったこと

空気を読んで、お客様ごとに接客スタイルを変えることが楽しかったです。

接客業でよく言われる「空気を読む」という言葉は、とても曖昧でふわっとした印象があります。

しかし、この言葉を自分なりに解釈すると

(1)お客さまの来店目的を知る
(2)お客さま同士の会話の雰囲気を見聞きして接客の距離感(しゃべる回数やトーン、語彙など)を変える
(3)質問できるタイミングがあればお客さまの懐に一歩踏み込んで、得た情報を生かす(誕生日が近いならこっそりとプレートを提案するなど)

ということかなと思いながら実践していました。

これらを意識すると場に合った接客がしやすくなり、結果としてお客さまにも喜んでいただけると気づいたので、とても楽しかったです。

思い出に残っていること

「相手を覚えていることは相手にとっても嬉しいこと」というのをお客さまに教えていただきました。

元々、たくさん接客するうちの一組のお客さまのように感じてしまい、記憶が薄れてしまうことがありました。

しかし、お客さまにとっては大事な場を担当した1人の人間として、私のことを記憶してくれていたようです。

まさか私という個人の、しかも細かいところまで覚えていてくださるとは思わなかったので、とても嬉しく感じました。

それと同時に「自分はお客さまを一人の人間としてここまで覚えていただろうか?」と、反省するきっかけにもなりました。

この出来事からお客さまとサービス係という立場の違いはあれど、自分の大事な友人に接するのと同じような接客をしようと心がけました。

大事な友人だったら、相手のどんなことでも知りたい&覚えていたいと思いますから。

バイトをしてお客さまと交流したり、熟考することは大切だなと強く思うようになりました。

バイトをした感想

「どうすればお客さまの記憶に残る時間を作れるんだろう?」と考え、即実践すると反応がすぐに返ってくるので、接客業はとてもエキサイティングだと思います。

職業柄、人との心地よい距離感を調節することを常に考えているので、プライベートでもその癖がつき、良い人間関係を構築できるのがメリットだと思いました。

編集者のコメント:

お店によって接客のやり方が変わるので面白いですよね。客単価が高いお店ほど雰囲気作りを大切にしているため、サービスにこだわりがあると思います。バイトしながら空気を読む力が向上すれば、、仕事だけでなくプライベートでも役に立つのではないでしょうか。

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