仕事内容
始めのうちはオーダーをとるなどの接客に加え、洗い物をしました。
一ヶ月ほどした後に簡単なチャーハンや餃子の作り方を習い、それにも慣れてくるとラーメンを少しずつ任せてもらえるようになりました。
一年近く働くとお店の閉店作業までやるようになり、働く時間帯も深夜へと移っていきました。
接客から厨房まで一通りの仕事を覚えることができましたし、信頼されてあれこれ任せてもらえたのはとても良い経験になりました。
応募したきっかけ
飲食店で働いてみたいという思いは元々あったのですが、応募した一番のきっかけは大学が近いからという理由です。
当時仲の良かった友達も一緒に働きたいということで、2人で面接に行くことができたのも気持ち的に楽でした。
楽しかったこと
いろいろなお客さんと話ができるのはとても楽しかったです。
社員の方の入れ替わりが割と多く、いろいろな方の話を聞きながら仕事をすることができたので、とても良い経験になりました。
接客ばかりではなく、キッチンにも入ることができたし、料理の腕を上げることもできました。
簡単な物なら中華鍋を使って作れるようになったのは大きな経験です。
反対に大変だったのは働く時間帯です。
深夜にシフトが入るようになってからは、かなりきつかったですね。
思い出に残っていること
大学が近くにあったということで学生のお客さんが多く来店しました。
その中でも先輩が来た時は優しく声をかけていただき、嬉しかったことを覚えています。
また、夜には仕事終わりの方が多く来店し、かなり忙しい時間が続きます。
そんな中、常連の中でキレイにお皿を整えて帰ってくださる方がいました。
毎回こちらが運びやすいように整えて、テーブルも紙ナプキンで拭いてくださるのです。
必要以上に会話をしたわけではありませんが、好印象を抱いたのを覚えています。
そのお客さまがある日、店のアンケート用紙に記入して紙を置いていきました。
その日はたまたま私がラーメンを作る担当だったのですが、「美味しかった」「いつもありがとう」というメッセージが書かれていたのです。
とても嬉しくてバイトを頑張ろうと思うきっかけになりました。
バイトをした感想
大変なことも多かったですが、ラーメン屋のバイトをしてとても良かったです。
お客さまとの関りを通して社会勉強をさせていただいたと感じています。
料理をする機会もそれまで多くなかった自分が、中華鍋を振れるようになるなど、技能が身に着いたのも大きな経験でした。
編集者のコメント:
バイトで料理を作らせてもらえるようになれば、仕事のモチベーションが上がりますよね。体験者さんが頑張っているからこそ、いろんな仕事を任せてくれたのでしょう。常連さんが評価してくれたのも、きっと頑張っている姿を見ていたからだと思います。努力が身になり、スキルアップできたバイトでしたね。