ぼくのわたしのバイト体験談    

添乗員のバイト体験談!色んな観光地に行けました

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添乗員のバイトイメージ

仕事内容

旅行代理店の正社員の方とペアを組み、一緒に国公立私立の中学校、高校の修学旅行の添乗員業務を行いました。(学校は主に東京もしくは東京近郊の学校)主な仕事は正社員の添乗員のサポート業務です。

具体的には現地で各交通機関(電車や観光バス会社の運転手さんやガイドさん)や宿泊施設との交渉調整、各集合時に人数を数えたり、観光地で切符を買いに行ったりなどの仕事が多かったです。

旅行代理店から毎月、各学校の修学旅行に関するスケジュール表が渡されるので、それを見て自分の都合などを考慮し、自分で行きたい学校(場所)を決めていました。ただし、希望者が多いときは旅行代理店内部での調整があるので、自分の希望が必ず通るとは限りません。

旅行へは必ず正社員の添乗員の方と一緒に行きます。ほとんどが1対1です。人数が多いと正社員2人・アルバイト2人ということもありました。

変に思われないために、学校の先生方にはアルバイトだと気付かれないように注意する必要がありました。あくまで旅行代理店の正社員だと思われるように対応していました。

応募したきっかけ

添乗員のアルバイトをしようと思った理由は、単純に旅行が好きだったのがあります。添乗員のバイトをすれば、将来就活の時に、その旅行代理店に就職するのにも有利かな?とも思いました。

楽しかったこと

タダでいろいろな観光地へ行けて、そのうえアルバイト料(日当)がもらえます。日当は当時のアルバイト料から比較すると安かったかもしれません。(ただし、修学旅行期間中の各宿泊料や食事代はタダでした)

修学旅行なので、当時はやはり、奈良や京都が多かったです。その他、東北一周、山陽山陰、飛騨高山、北陸などへも行きました。わずかな時間ですが、いろいろな観光地を見ることができました。

宿泊した旅館やホテルから添乗員さんにといって、特別にその土地のお土産(陶器の塗り物など)を頂いたこともありました。

思い出に残っていること

滞在先の旅館で自分の財布をなくしてしまい、その財布の中には、会社から預かっていた現金が入っていました。しかし、そのときに一緒に行った正社員の方がとても良い方で救われました。

女子高の添乗は我々アルバイト仲間にも人気でした。自分は女子高に行く機会はなかったのですが、実際に女子高の添乗に行った仲間から話を聞いて、その内情に当時まだ純情だった私は愕然としたこともあります。

いろいろな経験をしましたが、人が相手な仕事でしたので、とてもよい勉強になりました。

バイトを経験して

実際に添乗員の仕事をしてみると、体力やそれなりに神経も使います。また、正社員の方の話を聞く中で、もし正社員になったら仕事で家を空けることも多くなります。家庭を持った時に大変になる、と思いました。

いろいろ考えた末、学校を卒業して別の業界の道へ進みました。それから社会に出て別の道でがんばり、今は海外で暮らすようになりました。

ただ、今になって「あの時に好きだった旅行業界への道を純粋に尊重して、もう少し深く考えておけばよかったかな」と思うことも時々あります。しかし、当時はそれなりに自分の考えで決めたことなので、結果的にこれでよかったのだと納得しています。

もちろん、これから先また旅行業界や現在の海外経験が生かせる道があれば、あの時よりはもっと柔軟に考えることができると思います。

編集者のコメント:

旅行が好きで添乗員のバイトをしたという体験者さん。いろんな観光に行けるのが魅力的だったようです。就職を見通してバイトを始めたとのことですが、後日談でも語られているように、旅行業界には就職しなかったとのこと。それでも現在海外にお住まいとのことで、当時の経験が生きているようです。

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体験談の監修

ぼくのわたしのバイト体験談

ぼくのわたしのバイト体験談・編集部

採用支援経験が15年以上あるディレクターが、バイト経験者一人ひとりに取材したうえでレビューを掲載。誤字・脱字の修正などは実施しているものの、経験者の主張や思い出を歪曲することなく、体験談を紹介しています。

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