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デリバリーバイトは楽ってホント?メリット・デメリットを紹介

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新型コロナウィルスの影響で、需要が増えているデリバリー(宅配)の仕事。

外出を控える動きもあることから、従来のピザや寿司だけでなく様々な種類のお店が宅配サービスを始めています。

 
ウサくん

デリバリーバイトって楽?きつい?

デリバリーだと商品を配達するだけなので、人と会う機会は少ないです。そのため、なんとなく楽そうに感じますよね。

しかし、雨の日や台風の日でも配達に行かなくてはいけないため、きつくて大変な面もあります。

配達だけだから楽そうに感じても、実際のところどうなのか不安ですよね。

そこで今回は「デリバリーバイトのメリット・デメリット」についてご紹介します。

デリバリーバイトに興味がある人は、良い面・悪い面を知った上でバイト探しをしましょう。

デリバリーバイトの特徴

デリバリーバイトの主な仕事の流れは次のようになります。

1)注文が入ったら商品を積み込んでお客さんの家に向かう
2)商品を渡して代金を受け取る
3)店に戻って代金を渡す

このように基本的には商品を配達すれば終わりです。

商品を渡す時に挨拶をしたり軽く接客のような対応をすることもありますが、接客業ほどお客さんと関わる必要はないため、人見知りでも働きやすいです。

そのため、誰でもできる簡単な仕事だと言えるでしょう。

実際に、デリバリーバイトの募集では「高校生可」「未経験OK」であることが多いです。これまでバイトをしたことがない、経験の浅い人でも問題なく働けます。

ただし、簡単だからといって配達だけすれば良いわけではありません。

配達がない時間帯は注文の電話を受けたり、ポスティング(チラシ配り)に行くこともあります。

店内を掃除したり、キッチンスタッフの手伝いをすることもあるでしょう。

しかし、基本的には配達がメインなため、他の業務をする時間は短いです。

忙しい日は配達に行って帰ってくることが中心になるため、店内に居ることも少ないでしょう。

デリバリーバイトの配達方法

デリバリーバイトはバイク(または車)を使用して配達します。蕎麦屋やラーメン屋など、自転車で出前に行く店もあります。

バイクで配達する店では、原付免許(または普通自動車免許)が必要です。小型二輪免許が必要なところは少ないです。

配達に使うバイクや自転車は会社側が用意してくれるので、自前のものを使う必要はありません。

お客さん宅まで行くときは地図を見たり、カーナビやスマートフォンで住所を調べていきます。

ピザ店など早く配達しなければいけないイメージもありますが、今は安全運転が優先されています。

そのため、必要以上に急ぐ必要はなく、ドライビングテクニックなどが求められることもありません。

原付免許を取ったばかりの人でも採用されることがあるぐらいです。

運転に自信がなくても安全運転を心がけていれば、安心して働くことができるでしょう。

デリバリーバイトの働き方

一口にデリバリーバイトといっても働き方の違いがあります。

大きく分けてアルバイトとして雇用される場合と、個人事業主として働く場合があります。

アルバイトであれば給料は時給制になります。バイクや自転車は会社が用意してくれるし、何かトラブルがあった時のフォローもしっかりしてもらえます。

一方、個人事業主だとアルバイトより高報酬が狙えるものの、自転車やバイクは自分で用意する必要があるほか、フォローは薄めです。

今流行りのウーバーイーツは個人事業主として働く形です。

どちらも良し悪しがありますが、これまで働いたことがない人であれば、アルバイトとして勤務することをおすすめします。

なぜなら、社会の仕組みやビジネスマナーなど、働く上で必要な知識を学ぶことができるからです。

バイトで少しずつ経験を積んだ後に、個人事業主として働く方法を考えましょう。

デリバリーバイトのメリット

具体的にデリバリーバイトをすることで、どんなメリットが得られるのか見ていきましょう、

仕事内容が簡単

デリバリーバイトは基本的に配達がメインの仕事になります。

飲食店やコンビニのバイトだとメニューやレジ、伝票の書き方など覚えることがたくさんありますが、デリバリーバイトは仕事内容が簡単で覚えることは少ないです。

スマホや地図でルートを確認できるし、届けるエリアも決まっているため、道を覚えるのも難しくありません。

そのため、他の仕事と比べて比較的楽ができるバイトだと言えます。

時給が高い

飲食店のホールやキッチン、コンビニといった一般的なバイトと比べて、デリバリーバイトは時給が高めに設定されています。

長い時間働くことが多いため、お金を稼ぎやすいです。深夜手当を出しているお店も多いです。

なお、自転車で配達するよりバイク(または自動車)で配達するバイトの方が、時給が高い傾向にあります。

人との関わりが少ない

運転している時間が大部分を占めるため、人と関わりを持つことが少ないです。

お客さんと接するのは商品の受け渡し時だけですし、店にずっといるわけではないので、他のスタッフと一緒に過ごす時間も短いです。

人見知りで接客が苦手な人や、バイト先で人間関係を構築するのが辛いという人は、気持ち的に楽に働くことができます。

自由な働き方ができる

週1~2日や、土日のみ、深夜のみなど自由に働くことができるバイト先が多いです。

通常のアルバイトとして長期で働くことはもちろん、単発バイト専門のサイトやアプリでもデリバリースタッフの募集があります。

夏休みなどの休み期間や、イベント前でお金が必要な時だけ働くことも可能です。

ストレス発散になる

店内で仕事をしていると、どうしても人間関係のいざこざに巻き込まれることがあります。人によって合う・合わないがあるため、気を使います。

しかし、デリバリーバイトだと配達で店にいないため、人間関係のトラブルに巻き込まれづらいです。

また、配達中は周りの景色や風景を楽しむこともできます。自分が知らない場所に行くことで新たな発見もあるでしょう。

ドライブ気分で仕事をすることができるため、ストレス発散になります。

割引がある

飲食店のデリバリーバイトであれば、スタッフ割引があります。通常の○%で利用することができるので、大変お得です。

また、ピザやファストフードなどを試食できることもあります。

弁当など期限切れの食品をもらえることもあるため、食事代の節約になるでしょう。

髪型・髪色自由

バイクでの配達ならヘルメットを被っているし、自動車や自転車の配達でも帽子を被っています。

お客さんに髪を見られる機会がないため、髪型・髪色自由なバイト先が多いです。

バンド活動をしている方や個性を活かしたい方でも、怒られることなく働くことができます。

デリバリーバイトのデメリット

メリットが多いデリバリーバイトですが、デメリットがないわけではありません。

どんなことに気をつけなければいけないか見ていきましょう。

事故や違反のリスクがある

乗り物を運転する以上、事故を起こすリスクがあります。

忙しい日は安全確認が疎かになりがちだし、悪天候で路面の状態が悪いとスリップして転けてしまうかもしれません。

軽い怪我で済めば良いですが、交差点で事故を起こした場合、命の危険もあります。

また、スピード違反などの交通違反で捕まる可能性もあります。万が一捕まっても「仕事だから」という言い訳は通用しません。

点数を引かれ、罰金を支払わなくてはいけません。繰り返すことで「免許取り消しになる」リスクもあります。

季節や天候によってきつさが変わる

デリバリーバイトは季節や天候に大きく左右されます。屋外での仕事が中心であるため、夏は暑く冬は寒いです。

雨や雪の日ほどデリバリーを頼む人が増えます。視界が悪く滑りやすい中、配達することになります。

いくら悪天候だからといって、商品を濡らしたり傷つけるわけにはいきません。いつもより神経をすり減らしながら、運転することになるでしょう。

台風や大雪など、物理的に配達できない場合を除き、悪天候でも働かなくてはいけないので、大変です。

人とあまり関われない

人と接する機会が少ないのはメリットであり、デメリットな部分もあります。

一人で仕事をしていると孤独感を感じるし、店に戻った時に疎外感を感じることもあるでしょう。

お客さんとも商品の受け渡しで接する程度です。コミュニケーションを取りたい人にはデメリットになります。

体力が必要

配達は意外と体力を使います。夏の日照りが続く中で配達していると、体力を消耗します。

自転車なら自分の脚でペダルを漕がなくてはいけないため、慣れていないうちは筋肉痛になることもあります。

また、安全に気をつけて配達しなければいけないため、神経を使います。仕事が終わった後はクタクタになることもあるでしょう。

多少の土地勘は必要

いくら地図やナビゲーションがあるからと言っても、多少なりとも土地勘は必要です。

場所がわからない時はお店に電話すれば教えてもらえますが、モタモタしているとお客さんに怒られます。

方向音痴でよく道に迷う人は、土地勘を身につけるまで苦労するでしょう。

デリバリーバイトは女性も採用してくれる

ガッツポーズをする女性配達員

デリバリーバイトは男性のイメージがありますが、女性も採用してくれます。

女性のドライバーは少ないものの、採用されないわけではありません。

女性にも運転が得意な人は多いし、女性の方が好まれる場合もあります。

性差がでる仕事ではないため、問題なく採用してくれるでしょう。

ただし、女性はキッチンに配属されるケースが多いのも事実です。

そのため、配達希望であれば、面接時に伝えるようにしてください。

デリバリーバイトの体験談を参考にしよう

デリバリーバイトには良い面と悪い面があります。

実際のところ働いて見るまでわからないので、一概には楽(またはきつい)と決めることはできません。

そんな時はデリバリーバイトをしたことがある人の体験談を参考にしましょう。

当サイトには多くのデリバリーバイト体験談が掲載されているため、バイト探しの参考になります。

→デリバリーのバイト体験談を見る

デリバリーバイトを体験した人の、楽しかったこと・思い出に残っていることなどが掲載されているので、きっとイメージが湧くはずです。

素敵な体験談を見ることで、あなたも「デリバリーのバイトがしたい!」と思うようになっているでしょう。

まとめ

デリバリーバイトのメリット・デメリットを紹介しました。

仕事なのできつい部分もありますが、配達が中心であるため、バイクや自転車に乗るのが好きな人にはおすすめです。

 
ウサくん

好きな仕事だと楽に働けそうだね

デリバリーバイトは自転車でも可能なところがあるため、原付免許がなくても始められます。

交通事故や違反のリスクはあるものの、その分時給が高い上に覚えることも少ないです。

人とあまり会わなくて済むので、他よりも楽できるバイトと言えるのではないでしょう。

デリバリーバイトに興味がある方は、ぜひこの機会に始めてみましょう。

今回のポイント

デリバリーバイトを始めてみたいという方は、一度客として利用してみるのをおすすめします。どのくらいの時間で持ってくるのか、どんな接客をするのかを直接見ることができます。通販で商品を受け取るときと同様、思ったほど対応する機会は少なく、すぐ配達し終わるのが実感できるでしょう。

この記事の著者

ぼくのわたしのバイト体験談

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