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バイト禁止の高校でも働ける?バレる原因と対処法

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バイト禁止の高校でも働ける?バレる原因と対処法のイメージ

高校生になるとバイトをしたくなりますが、バイト禁止の高校だと悩みますよね。

 
ウサくん

隠れてバイトするとバレるかな?

バイト禁止の高校でも黙ってバイトすることはできますが、もしバレた時のことを考えると、なかなか決断できませんよね。

できることなら、学校にバレないように働きたいという気持ちわかります。

実は、バイト禁止の高校でも隠れてバイトしている高校生は多いです。

校則が厳しくても慎重に行動すれば、バレるリスクは少なくなるでしょう。

そこで今回は「バイト禁止の高校でバレる原因と対処法」をご紹介します。

高校生でどうしてもバイトがしたいのであれば、バレるリスクを考えた上で行動してください。

バイト禁止の高校は多い

教室でバツサインをする教師

大学と比べてバイト禁止の高校は多いです。

校則で「アルバイト禁止」と明記し、基本的には高校生が働くことを認めていません。

そのため、バイトしていることが学校にバレると、なんらかの処分が下されることがあります。

なぜバイト禁止の高校が多いのかと言うと、「学生の本分は学業である」という考え方からです。

法律的には15歳の4月1日以降から働くことはできますが、高校生はあくまで学業を優先するべきだと考える高校が多いため、バイトすることを禁止しているのです。

ただし、一概にバイト禁止と言っても学校の校風や先生の考え方によっても異なります。

校則では禁止されていても、バイトは社会人になるための訓練だとして、認めてくれる先生もいます。

あくまで学校によって考え方は違うため、あなたの学校がどこまでバイトに対して厳しいかで、バレたときのリスクも異なります。

学校から許可をもらえば働ける

OKサインをする女子高生

校則でバイトをすることが禁止されている学校でも、絶対にバイトができないわけではありません。

例えば、
「家計を助けるために働きたい」
「お金がないので授業料を払えない」
「部活で必要な道具を買いたい」

など、労働するにあたって正当な理由があれば、バイトを認めてもらえます。

隠れてバイトをするよりも、まずは許可をもらえるように担任の先生に相談してみましょう。

なお、バイトを許可してもらうためには親の同意が必要になるため、親に黙ってバイトをするということはできません。

親から担任に連絡してもらったり、申請書のようなものを提出して認めてもらう必要があります。

親からの嘆願が認められれば高校生でもバイトをすることはできますが、実際に認めてもらえるかは学校の判断次第です。

厳しい学校だと生徒を平等に扱うために、例外を認めないこともあります。

もし、先輩やOBと話す機会があれば、バイトをした経験がないか聞いてみましょう。どのくらい厳しいか教えてくれます。

学校に無断でバイトをしている人も多い

居酒屋でバイトをする女性

家計を助けるためではなく、オシャレをしたり遊ぶお金が欲しくてバイトがしたい人もいるでしょう。

しかし、娯楽が理由で学校から許可をもらうことは難しいです。

学生は勉強をするべきだと考える学校が多いため、バイトの許可申請をしても通りません。

そのため、学校に無断でバイトをする人が多くいます。

学校に無断でバイトをしても見つからなければ良いと思うかもしれませんが、それにはバイト先の協力が不可欠です。

バイト先が承諾してくれれば学校に無断で働くこともできますが、承諾してくれないと採用してもらえません。

バイト先としてはトラブルを避けたいので、バイトが禁止だと言えば採用してくれない可能性が高いです。

たとえバイト先に嘘をついて採用してもらったとしても、バレれば解雇されたり採用が取り消しになる場合もあります。

学校に無断でバイトをするのであれば、少なくともバイト先には嘘をつかないようにしてください。

学校にバイトがバレる原因

注意のボードを掲げる教師

普段から気をつけていても、些細なことでバイトをしていることがバレます。

どんなことが原因で学校にバレるのか見ていきましょう。

先生がバイト先に来る

学校の先生がバイト先に来てバレることがあります。

飲食店やコンビニなど接客が必要なバイトでは、お客さんと直接やり取りをするため、バレるリスクが高まります。

直接接客をしなくても、働いている姿を見られたり、ビルの中に入っていく様子を見られてバレることもあります。

大目に見てくれる先生もいますが、生活指導の厳しい先生なら見逃すことはありません。

学校の近くでバイトをするときは、先生に見られる可能性を考えておきましょう。

バイト先から学校に連絡される

バイト先によっては、高校生の応募があると確認のために学校に連絡することがあります。

18歳未満を働かせることは法律的な制限があり、高校生だと親の管理下でもあるため、慎重に扱わなければいけないからです。

学校がバイトを禁止しているのに働かせたとなれば、バイト先が非難の対象になります。

そのため、信憑性に乏しいときは学校に連絡して状況を確認します

学校に連絡されないようにするためには、事前に「学校に黙ってバイトがしたい」ことを伝えてください。

黙って働くことを認めてくれるのであれば、学校に連絡されることはないでしょう。

学校でバイトの話をする

学校での何気ない雑談からバイトをしていることがバレることもあります。

休み時間に友達と話しているところを先生に聞かれたり、誰かに告げ口されると一瞬でバイトがバレてしまうでしょう。

また、部活の参加を拒否したり、放課後の掃除をサボったりするのも怪しまれる原因になります。

勘の良い先生なら「あいつバイトでもしているのではないか?」と疑われ、親に連絡されたり、問い詰められます。

学校ではあくまで自然に振る舞い、仲の良い友達の前でもバイトの話はしないようにしてください。

持ち物でバレる

学校に持っていった私物から、バイトをしていることがバレることもあります。

オシャレ好きな人はバイト代で服やアクセサリーを買いますが、学校に持って行くとバレる原因になります。

高校生のお小遣いでは買えないようなブランド物を持っていると、収入源を疑われてしまうでしょう。

その他、スマートフォンやゲーム機、ライブチケットなども高価だと受け取られるため、怪しまれやすいです。

バイト代で買った物を自慢したい気持ちはわかりますが、できるだけ学校には持って行かないようにしてください。

成績が落ちた

バイトをすると勉強時間がなくなり、学校の成績が落ちやすいです。

成績が落ちると先生から「バイトでもしているのではないか?」と疑われ、原因を探られます。

優秀な生徒ほど疑われる可能性が高く、厳しく追求されるでしょう。

保護者に連絡されたり、放課後に家庭訪問されるおそれもあります。

バイトが原因で留年しては元も子もないため、勉強時間を確保するようにしてください。

学校にバイトがバレたらどうなる?

落ち込む女子高生

もし、バイトをしていることが学校にバレたらどうなるのでしょうか?

ゆるい学校なら何も言われずに済みますが、厳しい学校だとなんらかの処分が下されることになります。

特にバイトが原因で学校の成績が下がったと判断される人は、厳しく指導されるでしょう。

バイト禁止なのにバレたときは、どんな処分が下されやすいのか見ていきましょう。

注意される

校則で禁止されていても、暗黙の了解でバイトを認めている学校も多いです。

バイトをしていることがバレたからといって、大きな処分を受けることはありません。

担任の先生から軽く注意されるか、形式的に反省文を書かされて終わりです。

バイトも辞めずに済むため、これまで通り働くことができるでしょう。

しかし、軽い注意になるか否かは普段の行い(と成績)が影響します。

学校の授業を真面目に受けないような問題児であれば、厳しい処分が待っているでしょう。

場合によっては親を呼び出されて指導されるため、甘く考えないようにしてください。

停学・退学

校則が厳しい学校であれば、バイトがバレると数日間の停学(謹慎)処分を受けます。

停学中は学校に行くことができず、自宅待機を強いられます。

もちろん、バイトに行くことも許されません。

また、保護責任を問うために親が呼び出されるため、親にも迷惑がかかります。

停学になった後もバイトをして、再びバレた後はもっと重い処分が下されるでしょう。

最悪の場合、退学処分になることもあるため、くれぐれも注意してください。

バイトを辞めさせられる

寛大な学校であれば、「バイトを辞めれば処分しない」というケースもあります。

停学や退学になるよりマシですが、やりがいを持ってバイトをしていた人には十分重い処分になるでしょう。

しかし、バイトを辞めるように指導されたのであれば、素直に従ってください。

先生に「辞めます」と言ったのに、嘘をついて働いてはいけません。

再び見つかれば重い処分が下されることになるし、バイト先にも迷惑がかかります。

これ以上迷惑をかけないためにも、バイトを辞めるようにしてください。

学校にバイトがバレた時の対処法

学校で面談を受ける親子

いくら気をつけても、ふとした瞬間に学校にバレることがあります。

バイトがバレそうな時はどうすれば良いのでしょうか?対処法をご紹介します。

先生に相談する

まずは担任の先生に相談してください。

担任に相談しづらいときは、部活の先生(監督、コーチなど)でも構いません。

先生になぜバイトをしようと思ったのか?いつ学校にバレたのか?今後はどうしたいと思っているのか?などを正直に話してください。

親身になって相談に乗ってくれる先生なら、重い処分にならないように掛け合ってくれます。

すでにあなたのことが職員会議の議題にあがっているかもしれませんが、悪くならないように対応してくれるでしょう。

親に相談する

先生に協力してもらえないのであれば、親に相談して事態の収束を図ってください。

校則違反を犯すと親に連絡されるため、親の協力なしに事態を収束させるのは難しいです。

親に口裏を合わせてもらい、家計のためにバイトをしたと伝えれば、大目に見てもらえるかもしれません。

ただし、親にも無断でバイトをしていた場合は別です。

親の協力は見込めないため、厳しい立場に立たされるでしょう。

バイトを辞める

バイトをしているのがバレたからといって、すぐに停学や退学になるとは限りません。

バイト先で先生と鉢合わせしてバレたのであれば、すぐにバイトを辞めてください。

いきなり辞めるとバイト先に迷惑がかかりますが、重い処分を下されるよりマシです。

店長に事情を説明し、誠意を持って謝罪すれば受け入れてもらえるでしょう。

なんらかの処分が下るまでにバイトを辞めていれば、注意だけで済む場合があります。

学校にバレにくいバイトの選び方

作業着を着てガッツポーズをする女性

バイトの中には学校にバレやすいバイト・バレにくいバイトというものがあります。

そこで、どんなバイトをすればバレにくいのか見ていきましょう。

接客業以外のバイトをする

飲食店や小売店など、お客さんの前に出て接客を行う仕事は学校にバレやすいです。

先生がバイト先に来たり、働いている姿を見られる可能性があるからです。

しかし、工場のライン作業や倉庫内の軽作業など、接客を伴わないバイトなら学校関係者に見られません。

人に見られたら困るのであれば、接客業以外のバイトを選んでください。

高校生が多いバイトを選ぶ

どうしても人前に出る仕事がしたいのであれば、高校生が多いバイト先を選んでください。

高校生が多い職場だと、高校生に対する配慮が取られています。

学校の行事があるときは休ませてくれるし、学校の関係者が来たら見つからないように隠してくれるます。

何かと協力してくれることが多いため、バイト禁止の高校生でも働きやすくなるでしょう。

親の仕事を手伝う

親(または親戚)が自営業をしているのであれば、そこでバイトをさせてもらいましょう。

親の仕事を手伝うのは家事手伝いの範疇だと見なされるため、学校から処分されることはありません。

ただし、学業に影響を与えるような働き方をしていると、親が注意されます。

親と相談して週末や忙しい時期だけ働くなど、勤務時間には気をつけてください。

短期・単発のバイトをする

郵便局の仕分けやイベントスタッフ、野球場の売り子や旅館の仲居など、短期・単発のバイトはバレにくいです。

働いている期間が短いため、誰かに見られるリスクは低くなります。

万が一バレたとしても、短期だと辞めやすし、単発だともう終わっています。

なお、住み込みが必要なリゾートバイトは避けてください。

学校に出席する日があっても行けないため、バレやすいです。

在宅でできるバイトをする

データ入力やアンケートモニターなど、在宅でできるバイトなら誰とも会わずに働けます。

プロフィールに学校名を入力しなくても良い場合があり、バイト先からバレる心配がありません。

出勤するバイトと比べて稼げる額は少なくなりますが、高校生でもやれる仕事はあります。

勤務時間は自由であるため、勉強の合間に稼ぐことができるでしょう。

学校にバイトがバレたときの言い訳

先生の面談を受ける女子高生

バイト禁止の高校なのに、バイトしているのがバレると大変です。

どうしてバイトをしていたのか?と聞かれ、理由を説明しなければいけません。

正直に説明するのが一番ですが、本当のことを言えない場合もあるでしょう。

そこで、学校にバイトがバレたときに使える言い訳をご紹介します。

どれも完璧ではありませんが、万が一の備えとして参考にしてください。

手伝いをしていた

バイトではなく、手伝いをしていたと言ってください。

親や知り合いが自営業をしているのであれば、手伝うこともあるからです。

人手が足りなくなったので、一時的に手伝っていただけと言えばおかしくありません。

店長に口裏を合わせてもらうことで、信憑性も増すでしょう。

勉強していた

バイト先が接客業以外であれば、勉強していたと言い訳するのもありです。

勉強なら労働にはあたらないため、スキルアップだと言い張れるからです。

たとえば、工場や製造業であれば、専門技術を学ぶことができます。

手に職を身につけるために、放課後に教えてもらっていてもおかしくありません。

将来その道に進もうとしているのであれば、一定の理解を示してくれるでしょう。

ボランティアをしていた

バイト先の職種によって、ボランティアをしていたと言い訳できる場合があります。

ボランティアだと労働にはあたらないため、他人と一緒にいてもおかしくないからです。

たとえば、介護施設なら「お年寄りのお世話をしていた」と言えるし、保育園なら「保育士さんの手伝いをしていた」と言えます。

ボランティアがお礼として、交通費やお小遣いをもらえっても不思議ではありません。

社会貢献のためにボランティアをしていたと言えば、褒められるでしょう。

親に頼まれた

自分のためではなく、親(家族)のためにバイトをしていたと言ってください。

親に頼まれたら断れないし、経済的に貧しい家庭だと理解できるからです。

特にシングルマザーの家庭であれば、経済的に厳しくなりがちです。

家庭のために仕方なく働いていたのであれば、大目に見てくれるでしょう。

親がお金を出してくれない

親がお金を出してくれないからバイトをしていた、と言うのもありです。

高校は授業料の他に何かとお金が必要になるため、理解してくれる可能性があります。

たとえば、修学旅行に行くのには大金が必要になりますが、貧困家庭には厳しいです。

一人だけ修学旅行に行けないのは悲しいため、同情してくれるかもしれません。

ただし、親に恥をかかせることになるので、事前に口裏を合わせるようにしましょう。

まとめ

バイト禁止の高校は多いものの、学校に黙ってバイトをしている高校生はたくさんいます。

学校によってバレたときのリスクが異なるため、慎重に行動してください。

 
ウサくん

接客業はバレやすいから避けたほうがいいね

バイト禁止の高校でも働けますが、バイト選びには注意が必要です。

なるべく接客業は避け、短期・単発のバイトをするようにしてください。

学校でうっかりバイトの話をしたり、高級品を持っていくとバレやすいです。

学校ではバイトの話はせず、先生に気づかれないようにしましょう。

本当は学校から許可をもらってバイトをするのが一番ですが、必ず許可が下りるとは限りません。

停学や退学になるリスクもあるため、覚悟をもってバイトするようにしてください。

今回のポイント

学校にバレないように働くためには、バイト先の協力が不可欠です。普段から遅刻やミスが多いと、肝心な時に助けてもらえません。仕事中は真面目に働き、バイト先から信頼してもらえるようにがんばりましょう。

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