高校生で子供が好きだと、子供と接するバイトがしたくなりますよね。
高校生でもできるの?
子供と接する仕事は責任が伴うため、高校生はできないと思う気持ちわかります。
保育士の仕事なら資格がいるし、ベビーシッターも時間的に難しそうです。
ボランティアなら子供と接する機会も増えますが、できればお金がもらえるバイトがしたいですよね。
実は、子供と接するバイトの中には、高校生でもできる仕事があります。
仕事内容が限られているため、専門的な資格や経験は必要ありません。
そこで今回は、「高校生でもできる・子供と接するバイト」をご紹介します。
高校生で子供好きな人は、ぜひ参考にしてください。
1)学童保育
まず初めにご紹介したいのが、学童保育のバイトです。
主な仕事内容は、園内・園外で子供と遊んだり勉強を教えたり、絵本の読み聞かせなどを行います。
長時間子供と接することになるため、子供好きであることが大前提のバイトです。
元気いっぱいの子供達と一日中遊ぶため、体力に自信のある方に向いています。
ただし、中学の時にスポーツ系の部活をしていた人なら問題ありません。
学童保育のバイトを続けていくうちに、その姿勢が評価されれば正社員として雇用してくれる可能性もあります。
将来、保育士やインストラクターになりたい人には、理想的なバイト先になるでしょう。
2)塾の補助
塾講師のバイトは主に大学生以上がしていますが、塾によっては高校生でもできる場合があります。
指導する相手は主に小・中学生になり、塾講師の補助的な業務があるからです。
子供相手に勉強を教えたり、テストの採点をしたり、雑用を任されることが多いです。
時には受験を控えた生徒の相談に乗る場合もあります。
普段から弟・妹の面倒を見ている人なら、長く続けられるのではないでしょうか。
子供と深く関わるようなバイトではありませんが、子供の成長を陰ながら見守ることができます。
時給も高く、人の役に立てることから、やりがいも感じられる仕事です。
また、大学生になったら塾講師にスキルチェンジすることもできるでしょう。
3)プールの監視員
プールで泳いでいる人を監視する仕事です。
仕事は監視や見回りが中心ですが、水質管理や点検、掃除をする場合もあります。
夏休みで子供の利用が増えるため、子供と接する機会が多いです。
子供たちが危険な目に合わないよう、常に目を光らせなければいけません。
危険な行為をする子供には注意し、水の事故を未然に防ぐ必要があります。
バイトでも責任重大であり、命に対する責任感が伴います。
その分、やりがいも感じられるため、働く意識が変わってくるでしょう。
4)遊園地スタッフ
遊園地・テーマパーク・レジャー施設で働く仕事です。
入場整理や受付、乗り物の案内や点検、売店の接客など、係によって仕事内容は異なります。
遊園地は家族連れの利用が多く、小さな子供と触れ合う機会がたくさんあります。
子供たちの良きお兄さん・お姉さんとしてサポートすれば、良い思い出になること間違いありません。
遊園地を楽しんでいる子供たちと一緒に、楽しく働けるでしょう。
5)着ぐるみショー
アミューズメント施設やイベント会場で着ぐるみを着てショーをする仕事です。
子供たちが大好きなヒーローやご当地キャラになりきり、踊ったり、演技をしたりします。
人前に出る仕事ですが、着ぐるみを被っているため、恥ずかしさはありません。
素の自分を忘れて、子供たちと触れ合うことができるでしょう。
夏場は暑さとの戦いになりますが、子供たちから大歓声を受ければ病みつきになること間違いなしです。
子供好きに加えて、少し変わったバイトをしてみたい方や、自分に自信をつけたい方におすすめです。
6)フォトスタジオ
フォトスタジオ(写真館)にて受付や商品の販促、衣装のコーディネートなどを行う仕事です。
フォトスタジオは七五三や入学・卒業で利用する家族が多く、子供と触れ合う機会が多いです。
その子にあった衣装を選んだり、どんなシチュエーションで写真を撮るかなどを提案しながら、楽しく働けます。
子供たちの笑顔を引き出し、素敵な思い出を作るアシストができれば、大きな達成感を感じられます。
立ちっぱなしの仕事ですが、力仕事は少ないので、体力がなくても問題ありません。
子供たちとの出会いに感動できる、素敵なバイトになるでしょう。
7)ペットショップ
犬や猫、鳥や小動物の世話をしたり、接客・販売をする仕事です。
休日になると動物を見に来る子供がたくさん来店するため、子供と関わります。
動物の扱いに慣れていない子供もいるため、ケージに手を入れたり、水槽を叩いたりする場合もあります。
そういう子供には注意をしながら、動物の扱い方や命の大切さを教えていくことになるでしょう。
動物を通してコミュニケーションを取ることで、子供たちは善悪を学び、人間的に成長していきます。
子供たちが人生経験を積むお手伝いができる環境であり、やりがいも感じられるでしょう。
8)小児歯科の受付
子供が歯の治療で訪れる小児歯科では、キッズスペースがある病院もあるため、子供と接する機会が多いです。
子供たちが安心して治療を受けられるようにするためにも、受付でのコミュニケーションが重要になります。
病院の受付は大学生になってからできるところが多いのですが、小児歯科であれば高校生から可能な医院も少なくありません。
歯科医院は子供が嫌がる場所であるため、扱いが難しい部分もありますが、それだけにやりがいと責任感を持って働けるでしょう。
9)子供服の販売
アパレル関係のバイトをしたい人には、子供服の販売がおすすめです。
赤ちゃんから小学生まで、子供向けの衣類や雑貨を販売しているお店で、接客や品出し、売り場のレイアウトなどを行います。
「ベビーザらス」のように有名店なら研修制度がしっかりしており、初めてでも安心です。
基本的には親御さんに対する接客になりますが、研修通り働けば問題ありません。
子供向けの可愛いコーディネートを提案したり、赤ちゃんをあやしたりする場合もあります。
小さな子供たちのかわいい笑顔に囲まれながら、楽しく働けるでしょう。
10)マクドナルド
子供がよく利用する飲食店と言えばファストフード店です。
特にマクドナルドは小さなお子さんを連れた家族がよく利用するため、子供と接する機会も多いです。
マクドナルドには「プレイランド」と呼ばれる、お子様向けのオリジナル施設を用意しているお店もあります。
思いっきり遊ぶ子供たちの笑顔に癒やされながら、働くことができるでしょう。
マクドナルドは高校生の定番バイトであるため、採用率も高いです。
お店もたくさんあるため、身近で子供と接するバイトを探している人に、ピッタリの職場になるでしょう。
子供と接するバイトの探し方
子供と接するバイトを探すコツは、子供の利用が多い職種を選ぶことです。
子供の利用が多ければ、必然的に子供と接する機会は増えます。
たとえば、ファミレスやファストフード店は家族連れが多く、子供と接する機会も多くなります。
歯科やエステサロンなど、子供が遊べる場を用意している職場もあります。
子供と会話したり遊んだりする機会もあるため、子供と関われるといっても過言ではありません。
遊園地やレジャー施設は夏休みに大量募集していることが多いため、夏の思い出としてバイトをするのもありです。
子供と接するバイトがしたいのあれば、子供のお客さんが多いバイト先を選ぶようにしましょう。
大人とも接する必要がある
子供と接するバイトは、大人(保護者)への対応も必要になります。
小さい子供だけで行動することはなく、必ず親がついてくるからです。
仕事中は笑顔で元気よく挨拶をし、保護者の信頼を得られる振る舞いをしなければいけません。
時には仕事中に失敗して、嫌味やクレームを言われる場合もあるでしょう。
そんな時でもパニックになるのではなく、冷静に対応してください。
悩みがあれば先輩に相談し、自分だけで解決しようとしないことが大切です。
あなたが真剣に子供たちと向き合い、丁寧な接客を心がけていれば、いつしか保護者の信頼を得られるようになります。
子供だけでなく大人とも接するということを頭に入れて、バイト探しをしてください。
子供と接する上での注意点
子供好きな人にとって、子供と接することができるバイトは魅力的に映ります。
よい求人を見かけると「やってみたい!」という気持ちになり、応募したくなるでしょう。
しかし、ただ「楽しそう」とか「可愛い」だけでは務まらないのも事実です。
子供と関わる以上、責任感が必要になるからです。
子供は好奇心旺盛なため、思いもよらない行動に出るときがあります。
注意深く監視していないと、怪我をしたり事故を起こしかねません。
バイトといっても、一つ間違えれば子供の命に関わります。
常に責任感を持ち、慎重に行動する必要があるでしょう。
ただし、高校生は児童福祉法では逆に保護される立場であるため、保育士やベビーシッターのように密接な関わりを持つことはありません。
子供をフォローするような仕事を任されることが多いため、怪我や事故に気をつけながら、一緒に楽しいひとときを過ごしましょう。
まとめ
高校生でも子供たちに夢や感動を与えられるバイトはたくさんあります。
将来子供と接する仕事がしたい人にとって、経験を積めるチャンスになるでしょう。
子供と接する仕事をすると、やりがいも感じられるね
可愛いとか癒やされるだけでなく、子供たちと触れ合うことで、逆に教えられることもあります。
大人になるにつれて好奇心や探究心は薄れていきますが、新鮮な気持ちを取り戻せるきっかけになります。
バイトでお金を稼ぐことも大切ですが、自分が好きだと思える環境に身をおいて、経験を積むことも重要です。
ぜひ、子供たちからパワーをもらって、将来に役立ててください。