進路が決まった高校3年生は時間があるため、バイトしたいですよね。
高3って雇ってくれるの？
高校3年生だと進学・就職で環境が変わるため、雇ってもらえるか不安になります。
だからといって4月まで何もしないのは暇だし、バイトして稼ぎたいですよね。
通常、高校3年生は採用されづらいですが、進路が決まっている場合は別です。
「進路が決まった高校3年生なら可」とするバイト募集もあります。
そこで今回は「進路が決まった高校3年生のバイト探し」についてご紹介します。
進学・就職前にバイトがしたい人は、ぜひ参考にしてください。
進路が決まった高3ならバイトしやすい
進学や就職が決まった高校3年生は、バイトしたいと思う人が多くなります。
もう受験勉強や就職活動をしなくてもいいし、学校に行く機会が少なくなるからです。
バイトをすればお小遣いに困らなくなるし、欲しい物が買えます。
就職前の予行演習にもなるため、社会人になった後に困りません。
「進路が決まった高校3年生なら可」としている求人も多いため、自分の条件に合ったバイト先を探すようにしてください。
進路が決まった後なら親の許可も得られる
高校生だとバイトに反対する親もいますが、進路が決まった後なら別です。
もう進路が決まっているため、学業に影響を及ぼさないからです。
バイトをしても成績は低下しないし、先生に見つかって内申が悪くなりません。
部活も引退しているし、何もしないと時間を持て余します。
卒業までバイトがしたいと言っても、認めてくれるでしょう。
進路が決まった高3は短期バイトがおすすめ
進路が決まった高校3年生は、短期バイトがおすすめです。
短期バイトなら期間限定で働けるため、バイト先に迷惑がかかりません。
1週間～1ヶ月単位で働けるバイト先が多く、冬休みに集中して働くこともできます。
卒業までのスケジュールを計算して、バイトをする計画を立てられるでしょう。
なお、長期バイトでも条件が整えば働ける場合もあります。
進学後もバイトを続けるつもりであれば、高3でも雇ってくれるでしょう。
進路が決まった高3におすすめのバイト7選
進路が決まった高校3年生なら、働けるバイト先の種類も増えます。
新しい環境を迎える前にバイトをすれば、お金も増えるし自信にもなるでしょう。
そこで、「このバイトなら働きやすい」とおすすめのバイトをご紹介します。
イベントスタッフ
単発バイトで募集しているイベントスタッフは、卒業まで働きたい高校生に向いています。
半日で終わるイベントや、1～2週間程度の仕事など募集内容はさまざまです。
イベントスタッフの主な仕事は、ライブやスポーツイベントなどの会場の設営や案内を行います。
グッズ販売やチケットのもぎり、機材の搬入や搬出の手伝いなど、さまざまな体験ができます。
年代が近い高校生・大学生も多いため、同年代のスタッフと楽しく働けるでしょう。
デリバリー
18歳以上で原付免許や普通免許を取得した人は、デリバリーバイトがおすすめです。
ピザや寿司、ファミレスなどの飲食のメニューを、注文先に原付バイクや自転車などで運ぶ仕事です。
デリバリーバイトは時給が高く、人手不足で困っています。
高3でも雇ってくれるし、コミュニケーション能力は求められません。
注文がないときは清掃や洗い物をする場合もありますが、人見知りでも働きやすいでしょう。
引っ越し
2～3月に忙しくなる引っ越しバイトは、進路が決まった高3でも歓迎してくれます。
他のバイトに比べて時給が高く、休日を利用して短期間で稼ぐことができます。
主な仕事は荷物の梱包から搬入・搬出、トラックへの積み込みなどです。
肉体労働できついですが、社員さんがサポートしてくれるので心配ありません。
引っ越しのバイトをこなしておけば、肉体的にも精神的にも鍛えられるでしょう。
アンケートモニター
高校生でも登録できるアンケートモニターなら、家にいながら稼げます。
学校に許可を取る必要はない（※就業規則によります）ため、校則でバイトが禁止されている高校生におすすめです。
かんたんなアンケートに答えるだけで、ポイントがもらえて現金に交換することができます。
単価は低いですが、スキマ時間にコツコツやれば問題ありません。
マクロミルやドコモなど、有名な会社が運営しているサイトであれば、騙されることもないでしょう。
倉庫の軽作業
物流系が多い倉庫の軽作業は、進路が決まった高3でも働けます。
倉庫のバイトは主に単発・短期で募集しているため、スキマ時間を活用しやすいからです。
主な仕事は、荷物運びや商品の管理・出荷に関する業務になります。
単純作業で覚えることが少ないため、初めてバイトする人でも問題ありません。
立ちっぱなしできつい部分もありますが、短期間で稼ぎやすいでしょう。
年賀状の仕分け
年末年始限定で募集する年賀状の仕分けは、高校生に人気があります。
特別なスキルは必要なく、冬休みを利用して働くことができるからです。
主な仕事は郵便番号を自動で読み取り、区分機を使ってハガキを区別します。
中には手作業で区分けしたり、消印が必要なものを分けなければいけません。
同年代が多いので気兼ねなく働けるし、コツコツ作業が好きな人に向いてるでしょう。
巫女
あなたが女子高生なら、巫女さんのバイトもおすすめです。
年末年始に募集が多く、進路が決まっている高3でも採用してくれます。
主な仕事はお守りの授与や境内の清掃であり、特別な資格は必要ありません。
一般的には11月あたりから募集している神社が多いです。
巫女として初詣に来るお客さんをサポートすれば、高校時代の良い思い出になるでしょう。
進路が決まってる高3の面接ポイント
進路が決まっている高校3年生がバイト探しをする際は、面接が重要になります。
「進路が決まっているから迷惑をかけない」と説明する必要があるからです。
そこで、どのようにして面接官にアピールすれば良いのかご紹介します。
期間を明確にする
いつからいつまで働けるのか、期間を明確にしてください。
正しいスケジュールを伝えることで、面接官に安心してもらえます。
「4月に就職するので、3月いっぱいまで働けます」
「大学に進学するので、4月以降も働けます」
「4月から専門学校に通うので、土日だけ働かせてほしい」
など、具体的な期間と希望を伝えるのが大切です。
労働期間を明確にすることで、あなたを採用しても良いのか検討してくれるでしょう。
進学先を履歴書に書く
進学する人は、進学先の情報を履歴書に書いてください。
どこの学校にいつから通うのか書いておけば、進路の証明になるからです。
「◯年◯月◯◯学校◯◯科 入学予定」などと明記しても問題ありません。
塾講師や家庭教師など、学歴を重視するバイトもあるため、履歴書に書いたほうが良いでしょう。
具体的な志望動機
進路が決まっている高校3年生は、他の高校生と比べて特殊な状態です。
単に「お金がほしい」「好きだから」という理由を述べるのではなく、具体的な志望動機を伝えてください。
たとえば、「お金がほしい」にプラスして次のように回答できます。
例文）
「同級生と卒業旅行に行きたいので、アルバイトをしてお金を貯めたいと思いました。」
また、次のように人生経験を理由にすると、面接官のウケが良いです。
例文）
「今までアルバイトをしたことがなかったので、就職後困らないように社会勉強したいと思います。」
志望動機を共感してもらえれば、短期間でも採用してくれるでしょう。
進路が決まってても受かるとは限らない
進路が決まっている高校3年生でも、バイトに受かりにくい場合があります。
高3になると卒業後に環境が変わるため、不安要素があるからです。
大学に進学する人は長く働けそうなイメージがありますが、どの程度シフトに入れるかわかりません。
授業の時間割が決まるまでシフトの予測ができないし、バイトと両立できるかも心配になります。
また、就職する人は4月になったら辞めるため、長く雇うことはできません。
たとえ進路が決まってても積極的に雇いたくないバイト先もあるため、慎重にバイト選びをしてください。
バイト禁止の高校なら無理はしない
学校の校則でバイトが禁止されているのであれば、無理はしないでください。
バイト禁止なのに隠れて働くことで、卒業に影響が出る可能性があります。
停学や退学になる可能性は低いものの、絶対にないとは言い切れません。
バイト先から学校の許可証を要求される場合もあるため、隠れて働くことは難しいです。
バレる・バレないで考えると、バイト先にも迷惑がかかります。
将来に悪影響を与えないためにも、きちんと卒業してからバイトするようにしましょう。
まとめ
進路が決まった高校3年生でも、バイトをすることはできます。
高3を歓迎するバイト募集も多いため、あなたに合ったバイ先を探してください。
卒業までバイトしよう
進路が決まった高校3年生は、時間的に余裕が生まれます。
受験勉強や就職活動をしなくてもいいし、学校に行く機会も少ないです。
「進路が決まった高3は大歓迎」としている募集も多く、イベントスタッフから巫女の仕事まで色んな職種を経験できます。
短期のバイトなら労働期間が短いため、3月で辞めても迷惑がかかりません。
短い期間でもバイトをしてガッツリ稼ぐことができれば、自信を持って4月からの新生活を迎えられるでしょう。
