はじめてバイトをするなら、簡単で覚えることが少ないバイトがしたいですよね。
たくさん覚えるのは疲れる…
覚えることが多いと失敗しやすいし、大変だという気持ちわかります。
できることなら、覚えることが少ないバイトをして気軽に働きたいですよね。
実は、何日も練習しなくてもすぐに覚えられるバイトがあります。
覚えるのが楽なバイトをすることで、初心者でも安心して働くことができるでしょう。
そこで今回は「覚えるのが楽なバイト」をご紹介します。
仕事を覚えるのが苦手な人は、自分に合ったバイトを選んで楽しく働きましょう。
覚えるのが楽なバイト10選
本来、バイトでは覚えることがたくさんあります。
飲食店なら料理メニューや接客マナーを覚えなければいけないし、小売店なら商品の知識やレジの操作を覚えなければいけません。
はじめてのバイトだと、すべて一から覚えていかなければいけないため、大変です。
しかし、バイトの中には覚えることが少ない・楽なバイトもあります。
どんなバイトなら覚えるのに苦労しないのか見ていきましょう。
交通量調査
交通量調査のバイトは道路脇の指定位置に座り、車やバイクなどをカウントする仕事です。
数取器と呼ばれる機械を使い、対象物が通った時にカウントしていくだけの仕事であるため、難しいことはありません。
座ったまま仕事をすることができて、実働時間が短いため、楽に働けるでしょう。
試験監督
試験会場にて受験者をサポートする仕事です。
会場まで案内したり、問題用紙を配ったり回収したりと、試験の流れに沿って作業します。
受験生から質問されたら答えなくてはいけませんが、わからないことは運営に任せればいいので、責任を負う必要はありません。
過去になんらかの試験を受けた人であれば、問題なく仕事に取り組めるでしょう。
看板持ち
駅や商店街の入口付近で、広告用の看板を持って立つ仕事です。
ただ看板を持って指定時間まで立てばいいので、難しい作業をすることはありません。
目立たない程度に音楽を聞いたり、本を読んだりすることもできます。
誰ともコミュニケーションを取る必要がないため、気軽に働けるでしょう。
ポスティング
各家庭のポストにチラシや資料を投函していく仕事です。
新聞配達やデリバリーと比べて場所を覚える必要がないため、方向音痴な人でも楽に作業することができます。
ある程度のノルマはありますが、真面目に配っていれば達成できるため、難しいことはありません。
マイペースに働きながら、運動不足の解消にもなるため、楽しみながら働くことができるでしょう。
ピッキング
倉庫から指定された商品を集めて、検品担当者や梱包係まで持っていく仕事です。
取り扱う商品によってサイズや重さが異なるため、コツを掴むまで時間がかかりますが、慣れればスムーズに行えるでしょう。
どこにどんな商品があるのか場所を把握しておく必要はありますが、仕事をしている内に覚えられるようになります。
ミスなく商品を集められる正確性と根気が求められるため、真面目な人に向いていると言えるでしょう。
スーパーの品出し
スーパーのバックヤードから商品を持ってきて、売り場に並べる仕事です。
適切なタイミングで補充したり、きれいに並べたりする必要はありますが、レジに比べて覚えることが少ないです。
商品を並べたり、賞味期限切れの商品を引き下げたりしながら売り場を把握していけば良いため、すぐに仕事を覚えられます。
接客する機会も少ないため、コミュニケーションが苦手な人でも楽に働けるでしょう。
セルフのガソリンスタンド
お客さん自身が給油を行い、機械で精算するため、作業することが少ないです。
トラブルがないか監視したりサポートするのが主な仕事になるため、フルサービスと比べて楽に働けるでしょう。
危険物を扱う時は店長や資格保持者に任せればいいので、危険な作業をすることも少ないです。
車の知識を覚える必要もないため、免許証がない人でも働けます。
施設警備
商業施設やビルなどで常駐し、点検や見回りをする仕事です。
入館手続きや受付業務をする必要はありますが、複雑な作業を覚える必要はありません。
夜勤は施設内を巡回したり、点検するだけであり、待機時間が多いです。
何も起こらなければ対応を急がされることもないため、気楽に働くことができるでしょう。
ビル清掃員
オフィスビルや商業施設などで、掃除をする仕事です。
掃除のやり方を覚える必要はありますが、ホテル並みのクオリティを求められるわけではありません。
家庭や学校で掃除をしたことがある人であれば、問題なく仕事ができます。
掃除好きな人はもちろん、黙々と作業することが好きな人に向いています。
データ入力
与えられた資料を元に、ExcelやWordなどのソフトを使って、データ入力していく仕事です。
パソコンを使いますが、ネットショッピングをしたことがある程度のスキルがあれば、誰でも作業することができます。
室内での仕事であるため、季節に左右されず、快適に仕事をすることができるでしょう。
スピードと正確性が求められるため、コツコツ作業できる人に向いています。
覚えるのが楽なバイトの特徴
上記でご紹介したバイト以外にも、あまり覚えなくても良い・楽なバイトはあります。
覚えるのが少なく、楽なバイトはどんな特徴があるのか見ていきましょう。
単純作業
工場の軽作業や倉庫のピッキングのように、単純作業の仕事は覚えるのが楽です。
仕事内容がパターン化されており、最初に教えられたことを繰り返していくだけで、作業することができます。
特別なスキルを要求されることもないため、誰でも受かりやすいです。
接客がない
ファミレスやコンビニのように、接客がある仕事だと覚えることがたくさんあります。
人間相手になるため、あらゆることに意識を向けなければいけないからです。
しかし、清掃員や警備員など接客が不要なバイトであれば、覚えることは少ないです。
人と接しないことで対人関係に気を使う必要はなく、気軽に働けるでしょう。
単発・短期
長期に比べて、単発・短期のバイトは覚えることが少ないです。
短期の仕事はいかに早く仕事をするかが求められるため、能力やスキルを必要とされないからです。
短い期間で仕事が終わるため、コミュニケーションを取るのが苦手な人でも気軽に働けます。
夜勤
接客業のバイトでも、日勤と夜勤では仕事内容が異なります。
日勤は接客が主になりますが、夜勤は掃除、整理、補充などが多くなります。
そのため、必要最低限の仕事内容を覚えていれば困ることはありません。
お客さんも少なくなるため、時間に追われることがなく、マイペースに働けるでしょう。
規模が小さい
商業スペースが小さい店舗の場合、覚えることが少ないです。
多くのサービスを提供しても対応できないため、必要最小限の作業になるからです。
規模が小さい飲食店だと、いかに効率よくお客さんを回転させるかになるため、メニューが少ない傾向にあります。
メニューを覚える労力が少ない分、忙しくても対応できるようになるでしょう。
覚えるのが楽なバイトを探すコツ
覚えるのが楽なバイトを探すときは、あなたが楽だと感じるポイントを明確にすることが大切です。
「仕事内容が少ないから楽=覚えやすい」のか、「人間関係が楽=自分のペースで覚えられる」なのかでも違ってきます。
「自分の得意分野で興味関心を活かせる仕事だから楽」という考え方もあるでしょう。
また、実際に働いている人や経験者に聞くことで、職場の雰囲気やメリット・デメリットを判断しやすくなります。
体験談を見たり聞いたりしてから、バイト探しをしても遅くはありません。
覚えることが楽なバイトは気軽に始められますが、その分給料やキャリアアップの可能性は低くなります。
そのため、楽だと思える基準を決めてから、どんなバイトをするか選ぶようにしましょう。
覚えるのが楽なバイトの注意点
覚えるのが楽だからといって、良いことばかりではありません。
楽すぎるがゆえにしんどい思いをする場合もあります。
覚えるのが楽なバイトをする時は、次のことに注意してください。
時給が低い
覚えるのが楽なバイトは時給が低い傾向にあります。
誰でもできる仕事だと特別なスキルが必要ないため、時給が低くても人が集まるからです。
いくら楽でも時給が低すぎると、バイトをする意味を感じられないかもしれません。
お金が欲しい人は「頭は使わないけど体力を使う」というように、労働力の対価が時給に反映されるようなバイトを選びましょう。
シフトが空くと忘れる
どんなに簡単な仕事でも、シフトが空くと忘れやすくなります。
たまにしか働かないことで記憶に定着しないため、覚え直す必要があるからです。
毎回バイトに行くたびに覚えようとしていたら、ミスが多くなります。
同じミスを繰り返さないためにも、シフトは定期的に入れたほうが良いでしょう。
油断すると失敗する
いくら覚えるのが楽だと言っても、適当に仕事をして良いわけではありません。
簡単にできるからといって油断していると、失敗して怒られることになります。
たとえ楽な仕事でも緊張感を持ち、真剣に取り組むようにしてください。
モチベーションが下がりやすい
覚えるのが楽なバイトは精神的に楽ですが、モチベーションを維持するのが大変です。
単純作業で同じことを繰り返していると、仕事に飽きてマンネリ化してしまうからです。
モチベーションが下がることでやる気が無くなり、いずれ辞めたくなってしまうでしょう。
長く続けるためには、仕事以外の楽しみを見つける必要があります。
就活で評価されづらい
覚えることが楽なバイトは、就活で評価されづらいです。
仕事内容から誰にでもできる仕事だと思われるため、スキルだと見なしてくれないからです。
仕事を覚える苦労をしたことがないと、成長した経験としてアピールすることができません。
後の就活を見越してバイトをするのであれば、楽なバイトばかりするのは控えた方が良いでしょう。
まとめ
覚えることが多いと失敗しやすく、慣れるまで時間がかかります。
物覚えが悪く、働くことに自信がない人は、覚えるのが楽なバイトを選択してください。
単純作業だと楽に覚えられそう
交通量調査やポスティング、看板持ちの仕事は単純作業であるため、すぐ仕事に取り掛かることができます。
スーパーの品出しやビル清掃員だと接客がないため、コミュニケーションが苦手な人も楽に作業することができるでしょう。
単発・短期だと覚えるのが少ない・楽なバイトが多いので、はじめてバイトをする人におすすめです。
ただし、仕事を覚えるのは楽でも、体力的にきつかったり、精神的に辛い思いをすることはあります。
そのため、楽することにこだわりすぎずに、自分に合ったバイト先を見つけるようにしてください。