バイトがしたくても、田舎だとなかなか見つかりませんよね。
田舎すぎてバイトがない…
田舎はバイト募集が少ないし、あっても自宅から遠く離れた場所だと通勤が大変です。
なかなか思い通りのバイトが見つからず、バイト探しを諦めたくなりますよね。
しかし、田舎でもバイトをすることは可能です。選択肢は少ないものの、田舎だから働けないわけではありません。
そこで今回は「田舎住みでバイトがないときの対処法」をご紹介します。
田舎だからバイトがないと諦める前に、バイト探しを工夫してみましょう。
田舎はバイト募集が少ない
田舎は都会に比べて住んでいる人が少ないため、お店や会社が少ないです。
必然的にお客さんの数も少ないため、人手不足になることはめったにありません。
人が辞めにくいので求人する機会が少なく、バイト先が見つかりにくいです。
たとえバイト先が見つかっても自宅から離れている場所にあると、通勤するのが大変です。
徒歩圏内で通えるならまだしも、車で移動しなければ行けない場合もあります。
しかも、田舎は時給が低く、がんばって通勤してもそれに見った給料が得られにくいです。
「田舎に住んでいる」という理由でバイトが見つかりにくく、探すときに苦労するでしょう。
田舎はバイト先が限られる
田舎でもバイト募集はありますが、都会と比べてバイト先が限られます。
コンビニ、スーパー、居酒屋などはありますが、カフェやファストフード、カラオケやネットカフェなど若者に人気のバイト先は少ないです。
勤務時間にも限りがあり、早朝・深夜に働けるバイト先はあまりありません。
全く無いわけではないものの、都会と比べて募集人数が少ないため、採用されづらいです。
また、同じ業種のバイト先を比較することもできず、当たり外れが大きくなります。
時給や勤務条件が合わないと、「バイト先がない!」と感じやすくなるでしょう。
田舎ならではのメリットがある
田舎のバイト探しは大変である一方、バイトさえ見つかれば長く続けられます。
田舎は住人の数が少ないため、お客さんが殺到することは珍しく、暇な時間も多いです。
過度な能力・スキルを要求されないため、バイトを始めたばかりの人でも楽に働けるでしょう。
また、お客さんは顔見知りが多いため、完璧な接客ができなくてもクレームになることはありません。
チェーン店でもルールがゆるい場合もあり、髪型・髪色・メイクなどが自由なこともあります。
田舎は地域密着企業が多いことから、ブラック企業に当たる可能性が少ないのも魅力です。
良いバイト先が見つければ末永く働くことができるでしょう。
田舎でバイトがないときの対処法
田舎に住んでいるからといって、バイトがないわけではありません。
田舎でも探し方を工夫することで、バイトとして働かせてくれる職場は見つかります。
そこで、田舎住みでバイトが見つからないときは、どのようにして探せば良いのかご紹介します。
歩いてバイト先を探す
田舎は店自体が少ないとはいえ、すべてのお店・会社を把握しているわけではないはずです。
近所を散策することで、今まで知らなかったお店が見つかることもあるでしょう。
個人経営店は求人にお金をかけることが少ないため、張り紙を出してバイト募集する傾向にあります。
いつもは通らない裏道や路地裏を歩いて見ることで、意外とバイト募集を目にすることでしょう。
インターネットで探す
田舎のお店・会社でもホームページ(またはSNSアカウント)を持っている場合があります。
田舎はお客さんの数が少ないため、ホームページを作って通販をしているお店もあります。
スマホで「(地域名)(職種)」で検索し、お店のホームページが見つかればチャンスです。
サイト内に「アルバイト募集」のページがないか探してみてください。
たとえページがなくても、お問い合わせフォームが用意されていれば、メールで聞いてみるのもありです。
友達に紹介してもらう
バイトをしている友達や先輩に相談して、バイト先を紹介してもらいましょう。
友達から紹介されたバイトなら勝手がわかるし、受かりやすいです。
もし、バイトをしている友達がいないのであれば、親や親戚、近所の人に相談してください。
田舎は横のつながりがあるため、人手不足のバイト先を紹介してくれるかもしれません。
馴染みの店で働かせてもらう
普段から利用している飲食店やスーパーなどに行って、バイト募集していないか聞いてください。
店内にバイト募集の張り紙をしていなくても、人手に困っている場合があります。
馴染みの店なら仕事内容や人間関係がわかるため、働きやすいです。
バイト先もあなたのことを認識しているため、よほど悪く思われていない限りは、採用してくれるでしょう。
ハローワークに行く
近隣のハローワーク(職業安定所)に行き、バイト募集がないか探してください。
ハローワークなら無料で求人を掲載できるため、求人サイトよりも好んで使う地元企業は多いです。
ハローワークなら税務署や市民会館など公共施設の求人もあるため、待遇にも期待できます。
どんな仕事が良いか職員に相談すれば、あなたに合ったバイト先を見つけてくれるでしょう。
都会に行って働く
田舎だからバイトがないというのであれば、都会に行って働くことを検討してください。
都会ならたくさん求人があるし、やりたい職業が見つかりやすいです。
都会の学校に通っているなら、学校の帰りにバイトをするのもありです。
わざわざ家に帰って通勤する必要がないため、都会のバイト先でも働きやすいでしょう。
長期の休みだけ働く
夏休みや年末年始など、長期休暇でまとまった休みが取れるときにバイトをしてください。
特に住み込みで働けるリゾートバイトなら、通勤の心配をする必要はありません。
リゾートバイトは地方からさまざまな人が集まるため、新たな出会いにも期待できます。
長期休暇にガッツリ働いてお金を貯めれば、しばらくの蓄えになるでしょう。
在宅バイトなら地域は関係ない
家に居ながらできる在宅バイト(在宅ワーク)であれば、どこに住んでいようと関係ありません。
在宅なら都会でも田舎でも海外にいても、どこでも仕事することができます。
在宅バイトには文字起こしやアンケートモニターなどの誰でもできる仕事から、データ入力や記事作成など、スキルが身につく仕事もあります。
在宅でできるコールセンター(テレフォンペレーター)のバイトは時給も高いため、家にいながらまとまったお金を稼ぐことができるでしょう。
クラウドワークスやココナラのように、業務委託で仕事を行うクラウドソーシングをする方法もあります。
「近所で働けるところがないし、通勤に時間がかかるのは嫌だ」という人は、在宅バイトをしましょう。
田舎住まいでもバイトを選んで良い
田舎に住んでて「バイトがない」と言えば、周りから「贅沢言わずになんでもやってみろ!」と怒られることがあります。
しかし、田舎住まいであってもバイトを選ぶ権利はあります。
職業選択の自由はみんなに与えられた権利であり、住んでる場所で妥協する必要はありません。
仮に好きでもないバイトを選んだところで、長続きせずに辞めてしまうでしょう。
田舎は都会に比べてバイト探しが難しいのは事実ですが、田舎だから良いバイト先がないわけではありません。
むしろ、田舎だからこそ地元民に愛される、優良バイトも多いです。
田舎だからと諦めずに、あなたがやりたいと思うバイトをするようにしてください。
まとめ
田舎はバイト募集が少ないですが、全くないわけではありません。
田舎のバイト探しは行動力が鍵になるため、いいバイトを見つけるためにがんばりましょう。
まずは自分の足で探してみよう
探しても見つからない時は、バイトをしている友達や先輩、近所の人などに相談して、バイト先を紹介してもらいましょう。
定食屋や喫茶店など、常連となっている馴染みの店があれば、店主に雇ってくれないか聞くのもありです。
近隣でバイト先が見つからないときは、都会までバイトをしに行ったり、短期でリゾートバイトをしてください。
在宅バイトだと家にいながら仕事ができるため、地元に働き口がないときは最適です。
たとえ田舎に住んでいても、バイト選びを妥協する必要はありません。
あなたが心からやりたいと思うバイト先が見つかれば、お金を稼ぐ以上の価値が得られるでしょう。