「バイトはしたいけど人と接するのは苦手…」という方はいませんか?
知らない人と仕事するのは緊張するし、上手くできるか不安ですよね。
極度の人見知りだからバイトをする勇気が出ない…
人見知りが原因で失敗したり、怒られたりしないか考えると、バイトをする勇気が出ません。
できることなら、人見知りでも問題なく働けるバイトがしたいですよね。
実は、人見知りでコミュニケーションが苦手な人でも働けるバイトはたくさん存在します。
特別な技術や知識を必要とせず、人見知り向けのバイトというのがあります。
できるだけ人と会わずにバイトがしたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
1)データ入力
企業の売上データや顧客情報などをパソコンで入力していく仕事です。
正確なデータの入力が重視される一方、コミュニケーション力はそれほど求められません。
挨拶や業務の報告ができれば問題ないでしょう。
来客時の対応をすることはありますが、約束の確認や案内をする程度なので、人見知りでも大丈夫です。
夜勤や短時間で働ける人を募集している会社も多いため、シフトの自由が効きやすいです。
夜勤なら人も少なく来客もないため、仕事に集中することができるでしょう。
また、基本的には会社に出勤して行いますが、在宅作業を許可している場合もあります。
在宅だと誰とも会うことがないので、人見知りでも安心して働くことができるでしょう。
2)新聞配達
各家庭に新聞を配達する仕事は誰とも会うことはありません。
特に早朝であれば街を行き来している人も少ないため、他人の目線を気にせずに作業することができます。
勤務時間は朝刊なら午前2時半~5時半頃、夕刊なら14時半~17時半などです。
短い時間帯になるため、働くのに慣れていない方にもオススメです。
また、配達員同士の交流も少ないです。
配達店に行って新聞を受け取り、配るだけなので、特別コミュニケーションを取る必要もないでしょう。
若者から中高年まで幅広い年代の方が働いているため、年齢を気にせずバイトできるのも特徴です。
3)ポスティング
新聞配達と同じく、チラシや封筒をポストに投函する仕事です。
徒歩や自転車などで一軒家やマンションを回るため、基本的には一人で仕事をすることになります。
ノルマがあるため数多くこなす必要はありますが、店長や上司の監視がないため、自分のペースで作業することができるでしょう。
また、一人で配送ルートを回るため、他人と関わる事はありません。
ポスティング中に他人と遭遇するケースはありますが、さっと配ってさっと出ていけば問題ありません。
出来高制であることも多く、自分の頑張り次第で稼げるバイトです。
「短時間でどれだけ配れるか?」といったゲーム感覚でいると、楽しく作業できるでしょう。
4)交通量調査
交差点や施設を行き交う人や車をカウントする仕事です。
一人または数人で行うことが多く、他人とほとんど関わらないため、黙々と作業することができます。
日中、同じ場所に居て作業することが多く、椅子に座って作業する場合もあります。
体力を使わないので、比較的楽な仕事だと言えるでしょう。
単純作業で同じことの繰り返しになりますが、人間観察が得意な方は楽しく作業できると思います。
仕事をしながら、面白い発見が見つかるかもしれません。
求人の大半は短期バイトであり、新しい施設ができたり、年末に募集されることが多いです。
長期のバイトを始める前に、お試し感覚で応募するのも良いでしょう。
5)倉庫内の軽作業
倉庫での検品、仕分け、確認などを行います。
特別なスキルを必要としないため、誰でもできる軽作業です。
最初は仕事を教えてもらうために先輩とのコミュニケーションが必要となります。
しかし、仕事を教えてもらった後は、一人で集中しながら作業をこなすことができます。
倉庫内の人たちと顔を合わす必要はあるものの、接客するわけではありません。
人見知りの人でも、他人の目を気にせず気軽に働けるでしょう。
ただし、軽作業と言っても立ちっぱなしであったり、重い荷物を持つ可能性はあります。
体力に自信がない方や、単純作業が苦手な方はご注意ください。
6)工場のライン
工場でベルトコンベアから流れてくる食品を盛り付けたり、機械の部品を組み立てたりする仕事です。
ほとんど流れ作業であるため、仕事を覚える時間がかかりません。
工場内には多くの人が働いていますが、特別コミュニケーションを取る必要もないです。
挨拶程度でよく、「おはようございます」「お疲れ様でした」が言えれば問題ありません。
大量募集していることが多いため、面接で不採用になるケースも少ないです。
単純作業が故に時間が経つのが遅く感じる場合もありますが、「自分があの商品を作っているんだ」と思えれば、達成感もあるでしょう。
7)清掃
オフィスビルや商業施設、公共機関などさまざまな場所で清掃作業を行う仕事です。
ゴミを拾ったり汚れを落としたりしますが、掃除が苦でない人なら難なくこなせます。
数人で作業する場合もありますが、駅や商業施設の清掃は一人でする場合が多いです。
必要以上にチームワークを求められず、同僚とコミュニケーションを取ることもないでしょう。
清掃場所によっては人の往来があったり、お客さんがいて話しかけられる可能性はあります。
しかし、道を尋ねられる程度であるため、過度なコミュニケーションは必要ありません。
また、夜の清掃作業であればお客さんはいないため、集中して作業をすることができます。
中高年な年配のスタッフも多いため、年齢を気にせず働けるのも魅力です。
8)喫茶店
個人が経営している小さな喫茶店は、人見知りさんにとってオススメです。
ネットカフェやスターバックスのようなチェーン店だと忙しいですが、個人店は客層が異なります。
ゆったりとした雰囲気で居心地の良さを提供している店だと、作業を急がされることはないでしょう。
喫茶店なので接客をする必要はありますが、挨拶と丁寧な給仕ができれば問題ありません。
品数もそう多くないので、覚えることも少ないです。
個人店ならマスターとその家族で経営している場合も多く、アットホームな職場になります。
あなたの性格を知った上で働かせてくれるため、人間関係で負担に感じることも少ないでしょう。
9)コンビニ
コンビニは接客がありますが、人見知りでもできるバイトです。
レジ打ち以外の仕事もあるし、常時接客するわけではないからです。
マニュアルを覚えれば誰でもできる仕事であり、外国人の方も多く働いています。
必要最低限の人数で勤務するため、過度な協調性は求められません。
同僚には挨拶と業務上の報告・連絡などができれば問題ないでしょう。
早朝・深夜のシフトはお客さんの来店が少なく、作業も多くありません。
人見知りでもマイペースで働くことができるでしょう。
10)宝くじ売り場の販売員
宝くじを買いに来たお客さんに販売する仕事です。
接客をする必要はありますが、宝くじを売るのが主であり、会話力は必要ありません。
個室に一人で座って仕事をする場合が多く、他人との人間関係を気にする必要もありません。
販売している宝くじも金額が決まっているため、覚えることも少ないです。
売り場の整理や掃除などする必要はありますが、体力を使う必要もないでしょう。
ただし、お金を扱うので神経は使います。
一人で売り場を切り盛りするので、責任感は欠かせません。
それでも過度な人間関係を気にする必要はないので、精神的に余裕を持って働けるでしょう。
人見知りがバイト探しをするときのコツ
人見知りな人がバイト探しをするときは、計画的に進めることが大切です。
単に求人サイトを見てバイト探しをするだけでは、自分に合ったバイトが見つかりません。
そこで、人見知りがバイト探しをするときのコツをご紹介します。
目的を明確にする
人見知りがバイト探しを成功させるためには、目的を明確にする必要があります。
目的が定まっていないと、どんなバイトをすれば良いかわからなくなるからです。
たとえば、お金が欲しいのであれば、時給が高くて人と関わらない仕事になります。
データ入力や夜間の警備員など、接客がない仕事が考えられます。
具体的な目標を設定することで、自分に合った職場を見つけやすくなるでしょう。
自己分析を行う
特定のバイトに応募する前に、自己分析をしてください。
自分の得意なことや好みを把握することで、応募先の条件が絞られてくるからです。
たとえば、「モノ作りが好き」なら、工場のラインやピッキングの仕事ができます。
モノ作りの一端を担えるため、コツコツ作業が苦になりません。
自分の強みを活かせれば、自信を持って応募することができるでしょう。
自己PRを作成する
面接では自分をアピールすることが不可欠です。
人見知りだと自己PRが苦手なため、事前に用意してください。
簡潔かつ魅力的に自分を伝えることで、採用担当者に良い印象を与えることができます。
納得できる自己PRができれば、自信を持って面接に挑めるでしょう。
自分のペースで進める
初めてバイト探しをするときは、自分のペースで進めてください。
適切なバイトを見つけるためには時間をかけ、慎重に進めることが大切です。
周りから早くバイトをするように言われても、焦って行動に移してはいけません。
初めは求人サイトを見るだけでも、気持ちが前向きになります。
自分に合ったスケジュールで進め、無理をせずに成功へと導きましょう。
他人に相談する
バイトすることに対して不安があるときは、他人に相談してください。
信頼できる友達や家族に相談することで、心の支えになります。
他人に相談すれば客観的な意見がもらえるし、自分の欠点から目を背くことはできません。
バイトの経験が豊富な人であれば、より良いアドバイスをしてくれるでしょう。
あまりオススメできない人見知り向けバイト
他のサイトでは人見知り向けのバイトとして紹介されている中で、あまりオススメできないバイトもあります。
実際には人(お客さん)と接する機会が多いのに、あたかも接客しなくても良いと紹介されているバイトです。
人見知りの人がそのようなバイトをしてしまうと、騙されたような気分になり、バイトをするのが怖くなります。
なにごとも最初が肝心です。最初に悪いイメージを持つと後に響くため、不意な接客要素があるバイトは避けた方が無難です。
そんな隠れ接客バイトをいくつご紹介したいと思います。
スーパーの品出し
スーパーの裏にある保管庫から商品の出し入れをするだけなので、一見接客は必要なさそうに見えます。
レジ担当と比べて裏方の存在であり、直接お客さんとは関わりません。
しかし、品出しバイトでも接客をする必要があります。
コンビニに比べてスーパーは来店数が多く、店内にはお客さんがたくさんいます。
店員に質問してきたり、クレームを言ってくる人もいるため、接客しないわけにはいきません。
お客さんの質問に対して、どう対応するかコミュニケーション力が求められます。
スーパーの制服を着ている以上、「私は担当者ではありません」といって逃げられないのです。
スーパーは売り場が広いため、いつどこで声をかけられるかわかりません。
人見知りで他人と接するのが苦手な人だと、プレッシャーに感じるでしょう。
キッチンスタッフ
飲食店のバイトには「ホール」と「キッチン」があります。
ホールは注文を聞いたり、料理を出したりしますが、キッチンは調理場で料理や洗い物をするので、接客は必要ありません。
しかし、お客さんとコミュニケーションを取る必要がなくても、スタッフ同士で取る必要があります。
混雑する時間帯は忙しくなり、迅速なチームワークが求められるからです。
早くできないと焦らされるし、上手く連携が取れないと非難されます。
失敗しようものなら周りから冷たい視線が注がれ、いたたまれなくなるでしょう。
体育会系で身内に厳しい店長・リーダーも多いため、何かと協調性が求められます。
人見知りだといきなり上手くはできないため、辛い思いをするでしょう。
デリバリー
ピザやお寿司の出前、バイク便などを行うデリバリーのバイト。
新聞配達をオススメしているのになぜ?と思われた方もいるのではないでしょうか。
新聞配達は基本的に早朝・夕方など人が少ない時間帯に働きます。
しかし、デリバリーはランチやディナーなど、人が多い時間帯に仕事が集中します。
人と接する回数も増えるし、急がされる場合が多いです。
特にデリバリーはお客さんの中で「時間通りに来て当然」といった認識があります。
事情があっても遅れるのは認められず、万が一遅れるとクレームになりかねません。
お客さんに怒られるのは直接接するデリバリースタッフです。
そのため、人見知りで怒られるのが苦手な人だと、苦痛に感じるでしょう。
デリバリーバイトをするには、不意なトラブルが起きても耐えられるメンタルが必要になります。
人見知りだとメンタルに不安をかかえるため、ストレスで押しつぶされそうになるでしょう。
まとめ
人見知りでもできる注目バイトはたくさんあります。
ぜひあなたに合ったバイト先を見つけて、楽しく働いてください。
データ入力だと一人でできるね
誰でも知らない人と接したり、仕事をするのは緊張します。
人見知りだと始める前からあれこれ想像してしまい、怖くて行動に起こせません。
しかし、大切なのは「誰かのために役に立ちたい」という気持ちです。
その気持ちを持って働いていれば、人見知りでコミュニケーションが苦手であっても問題ありません。
最初は苦労することもありますが、バイトをしていく内に慣れてきます。
日々の繰り返しがあなたを成長させ、次第に人見知りは改善していきます。
何事も人生経験です。勇気をもって最初の一歩を踏み出しましょう。